663:1 : 2013/03/10(日) 22:59:17.02 ID: ID:5gwv/vq60
今、怖くてたまらないから書き込む
去年の3月で伯母が亡くなり途絶えた田舎の本家を俺の親父(末弟)が
引き継いだので片付け開始し数百年かけて積りに積もった家財道具やら巻物、
古文書を専門業者に引取って貰ったりしてやっと一昨日4番目の最後の倉の
開封に立ち会ったんだがその時、伯母の1周忌で来ていた菩提寺の住職(親類)が
急に血相を変えて俺と親父に詰め寄り、明けてはならん、と言うんだ。
そうは言っても引き継いだ側としては片付けなきゃいけないし良く判らない物も
多かったので(親父は7人兄弟末っ子で本家の事は殆ど知らなかった)それを
確認して自分の先祖についても知りたかった親父と俺が反発するも、他の親戚含め
第4の倉だけはダメだと怒り出した。
664:1 : 2013/03/10(日) 23:07:29.29 ID: ID:5gwv/vq60
すまん、このスレの1ではない
結局親類含め皆が帰宅する夜半まで親父と我慢したんだがどうしても中を
見たいとの思いが強く、昨日の夜10時頃、二人で懐中電灯片手に裏の倉に入ったんだ。
祖父・祖母とも親父が小さい時に死んでおり、長男とは20近くも年が離れているので
親父は自分の一族の事を殆ど知らない。ただ亡くなった兄(伯父・次男)に昔聞いたのでは
俺の一族は昔警備役(今の警察?というよりも罪人を監督する=看守?)だったので
「色んな処理」をする立場だった・とは聞いていたが、それ以外何も知らないのが
凄く寂しかったので、今回本家を継ぐ立場になったのでチャンスと思っていたと聞いた。
665:3 : 2013/03/10(日) 23:17:27.58 ID: ID:5gwv/vq60
第4の倉に入った。昼間遠戚のおっさんが話していたのをチラッと聞いた中で、この倉を
開けるのは60年振り位(祖父・祖母/事故死・以来)とか聞いた。
当然凄くカビ臭くて埃まみれで堪らなかったんだが、それ以上に度肝を抜かれたのが
その倉は土蔵の2階建てなんだが、扉を開けて向かって右側に木造の梯子があり2階に
上がれるんだが、向かって左側の荷物(編んだカゴとか箪笥)の前に、凄く綺麗な内掛けが
あって、たぶん女性の真っ赤な内掛けが掛けてあったんだけど、それが俺たちが倉に入ってから
すぐに倒れてきて、俺の左肩に当たったんだよ。その時に左肩を掴まれた感じがして
悲鳴を上げてしまったんだけど、そのあと2階に上がろうとしてた親父が急に口から泡を吹いて
階段から落ちて白目を向いたんだ。
667:4 : 2013/03/10(日) 23:25:26.61 ID: ID:5gwv/vq60
携帯から119したんだけど山奥なんで到着に4・50分はかかるとの事で、現状を伝え
応急処置として倉から出し、母屋の土間に寝かして近所の遠戚のおっさんたちを呼びに
言ったらえらい剣幕で怒られ、村の人たちにも声を掛けろと言われて隣組の家々に順番に
説明をしてたら救急車が到着し、親父を県立病院に連れてってもらった。
俺もすぐに行こうとしたら遠戚のおっさん達に捕まって、何故・何があった?と
質問攻めにあったので倉の事を正直に話したら皆が血相を変えてうちの倉に集まって、開いた
ままの倉を見て皆悲鳴をあげ、それから昼間の住職を呼びに行ったり何か祭事の手配を
とか大騒ぎになったんだ。
668:5 : 2013/03/10(日) 23:34:48.01 ID: ID:5gwv/vq60
聞かれたから倒れ掛かってきたと正直に話したら更に大騒ぎになり、遠戚のおっさんに
母屋の裏の封じた井戸から水を汲んでその場で素っ裸にされ頭から何回もかけられ、
住職とともに菩提寺に行き、白装束?を着せられ本尊(こくうぞうぼさつ?)の
前に正座させられ親父の容体も判らないまま今朝方まで祈祷?につき合わされた。
そのなかで遠戚のおっさんに聞いたのが、元々うちの先祖は職務とはいえ室町時代から
刑罰を行う役所を任されていたとかで、かなりおかしな事が頻発した。それを封じる為
菩提寺の管理をうちの本家と3軒の分家方が行い、弔ってきたとの事だった。