初めての嫁が出て行き間男と再婚、次に言い寄ってきた女は間男の
差し金で3人で笑いながら過ごしてたって。
でも地道に仕事して来て良かったよ。苦しい時も辛い時も一生懸命で
死のうと思った事もあったけど、今は生きてて良かったんだって
今になって思う。×2になってやっと1年。あいつの余命も1年。
助けてと異常な着信と会社凸があるけど、指差して笑ってる。
死のうと電車のホームの端に立ってたあの時が最大の修羅場だった。
金目当てだったんかな
助けてって具体的に何をしろってんだろ
医者に言えとしか…
おっブラウザ閉じようとしたらレスが、ありがと。
嫁と初めて出会ったのは高校の時。お互い初めてで好きで大学卒業して結婚。
幸せだったし、こいつ守ろうと必死だった。ちょうど父親の鐵工所が人手が足りず
手伝ううちに面白くなって本格的に学ぶ事になる。その際よく会社に顔出してた
商社の営業が間男。会社を手伝う嫁を簡単に寝取っていった。
300万で手を打て!と強引な方法だった記憶がある。
それでも当時は別れたくなくてごねたんだけど、倍々ゲームで900万で諦めた。
友人からは「嫁を売ったクズ野郎」と言われ失意の中。俺には仕事しかなかった。
離婚してすぐに再婚して図々しくも会社に営業に来ては元嫁の痴態を笑いながら
話してたっけなぁ。一度「でも処女は頂きましたけどねw」なんて反抗してた
自分がいまでは恥ずかしいよ。
嫁を売ったクズ男と言われ友達も無くし一人で居酒屋で飲む日々。
ある日、綺麗なお姉さんが入店してきた。3ヶ月もする頃には仲良くなり
メール交換する仲に。後で知るけど、この内容は全て間男、元嫁、こいつで
回し読みしてpgrしてた。その後トントン拍子に交際、性行、婚約と来た。
親父は喜んでたんだけどなぁ。結婚して1年間、金を間男へ横流し、自分も着服
家庭内暴力や貧乏な事をねつ造されていきなり離婚届を出される。
この時ほんときょとーんだった。
間男からの慰謝料の半分450万は持ってかれた。その金の350万は間男へ、のこりは
こいつの手数料?として無くなった。この時「騙されたんだ」と怒りが湧いたが
失望は計り知れなかった。親父の死もこの頃に重なり死のうと思った。
常磐線のホームで端っこに立つ。何本も通過していく。終電だった…
さぁさよならだ。と飛び込もうとした。でも…怖くてダメだったんだよね。
ここまで来てダメなら、どうせ死んだ身、思いっきりやってみよう!と
ポジティブに展開した。
そしたら、仕事がガンガンと舞い込んだ。まぁ景気のお蔭でもあるんだけどね。
税理士の先生からも健全経営のお墨付きをもらい、従業員も増えた。
親子2人でやってた鉄工所が瞬く間にうん十人になった。
自家用車は社用車になり、オンボロ軽から国産大型車になった。
それでも現場で同僚と汗を流した。時には喧嘩もしたけど親父の教えを守った。
軌道に乗り、元嫁の事、間男の事、あいつの事は忘れると言う訳じゃないけれど
どっかでひっそり死んでくれ位にしか考えない様になった。
そして×2になって一年後。
ひょっこり会社に元嫁が現れた。最初は誰かと思う程やつれ髪はボサボサで
目の下に隈が出来ていた。
「助けてください」といきなり土下座した。