その後彼は再手術。手術は一応成功し、経過も良好と言うことで彼の病状は安定してきたのですが
3人の女性がいれかわりたちかわりなるべく顔を合わせない様にお見舞いに現れる、って日々が続いていました。
怪しいな、って思うことはいくつもあったのだけど「彼は病人だから」で敢えてスルーしていました・・・が、
ある日彼に設定を頼まれたノートPCのデスクトップに『日記』と言うタイトルのWord文書が。
見てしまった私も最低ですが内容も最低でした・・・
「A子といると本当に安らぐ。彼女はカワイイ」「B子とホテルへ行った。彼女は泊まってくれたが、翌日旦那と約束が
あると帰って行った」等々。薄々感じていたことの証拠を目の前に突きつけられちゃいました(´・ω・`)
日記を見てしまったことを謝り、彼に事の詳細を聞くことに。
「病気で心細かったから」「他の女性とはもう1:1で会わないから」と言う彼。
普通なら即終了!なのだけど、なんと言っても彼は病人。とりあえず退院するまでは・・・
と言うことでその場は許すことに。
表面上は何事もなくお見舞いに訪れA子ちゃんと3人で談笑する、なんて日も結構ありました。
彼にしてみれば針のむしろだったのかもね~(今思うとちょっとニヤッ)
彼の退院の日が一週間後に迫ったある日A子ちゃんからメールが・・・「今、電話で話せますか?」
(以下、電話内容)
A:「来週Tさん(彼)退院しますよね~」
私:「そだね」
A:「私、貴女に話しておかないといけないことが」
A:「実は私Tさんと付き合ってるんです」
私:「知ってたよ」
A:「えぇ~~っ!!!」
私:「イヤ、普通気づくし・・・(笑) でもま、Tがあんな状態だから騒ぐのもと思ってさ」
A:「そうなんですか・・・退院前にはっきりさせなきゃと思って」
(。・ω・。)ノぁぃ
・・・修羅場勃発かと思ったです。が、しかし 彼女のその後のセリフは私の想像を凌駕していました。
A:「実は 新しい彼氏が出来てTさんとは退院したら別れようと思うんです。」
え・・・?
A:「で、お願いがあって・・・Tさんが持ってるうちのカギ、取り返していただけませんか?」
(実は一見平穏そうな日々の中、彼の病室でキティちゃんのキーホルダーのついたアパートのカギらしきものを発見していました
)
私:「なんで自分でとりにいかないの?」
A:「もう顔あわせたくないから。新しい彼氏も怒るし」
若い娘はドライと言うか・・・しょうがないな~、と思いつつ了承。
ま、そのあとはお互い出るわ出るわ「○○する、って言ってた日、実は私と」的な話しがわんさか出て(笑)
A:「じゃぁ 私これからTさんにお別れのメールしますね」
で電話は終了。
翌日の彼はかなり面白かったです。
なんか落ち着かない様子で「どうしたの?」ってそ知らぬふりをして聞くと「いや・・・別に・・・」
でもついに耐え切れなくなったらしく「おまえ、A子に何か言ったか?」「なんで?」
「電話が繋がらないし、メールもだめだ」「何も言ってないよ?でも・・・」と
前日A子ちゃんから電話があったこと、新しい彼氏がいるからもう会いたくないって言ってたこと、
カギを取り返してくれるように頼まれたこと、などを話しました。
そして私ももういい加減愛想尽きたし、A子ちゃんに頼まれたことはするけどこれ以上は関わりたくない、と
宣言しました。
すると彼は逆切れ(得意らしい)「お前が余計なことを言ったに決まってる。」と怒り始めました。
どうしてもA子ちゃんと話し合いたいといい続け・・・
仕方ないので私がA子ちゃんに連絡をつけ、A子ちゃんは退院後に彼氏同伴でなら・・・と承諾しました。
当日は絵に描いたような修羅場です。
場所は彼女のアパート。彼、A子ちゃん、A子ちゃんの彼(金髪でかなりDQN入ってて怖かったです)、私。
フタマタや数々の嘘を責める彼女(ホントは三股なんだよ)。終始無言で彼を睨みつけ威嚇するA子ちゃんの彼。
言い訳しまくり私に助けを求める彼。でもって突き放す私。
A子ちゃんの彼の前では復縁も迫れず、せめて友達で・・・と言ったのはA子ちゃんの彼の威嚇にかき消され
なぜか自分の味方だと思いこんでいた私に突き放され・・・
一人ですごすごと帰って行きました。
その後A子ちゃんはその彼(金髪君)と結婚し、幸せにやっています。
私はと言うと1年ほど欝っていましたが最近は割りと元気です。
彼は・・・どうしているか知りません。
情けなさ過ぎて人には言えなかったし~ スッキリした♪
こういうオチはいいな。
やっぱ人間的に俺がヌルイのか、「悪い奴には鉄槌を」って終わり方がいい。
まあがんばって今後は幸せに。
B子とは今でもやってそう。
B子は残ったんじゃないかな?
私のこともA子ちゃんのことも知った上でらしいから。
>>742
ありがと~
ガンバル(`・ω・´)
引用元: ・◇修羅場◇part27