Ｎ男→私美の後輩
Ｋ子→Ｎ男の事が好き
友人→Ｋ子の先輩
後輩のＮ男が最近なかなか彼女できないようだったので、女の子を紹介してあげた。
その子はＫ子といって、私の友達の職場の後輩だった。
一回お互いに会ってもらったのだが、Ｋ子がＮ男の事を一目みた瞬間から好きになったようで、
メールが激しく毎日くるようだった。
ある日Ｋ子について相談したいとＮ男から夕食のお誘いがあった。
二人でお店に入る前も後も携帯鳴りっぱなし。
全部Ｋ子かららしい。
私「モテモテだねｗ」
Ｎ「いや…もう正直どうしていいかわからないです」
私「付き合っちゃえばいいじゃんｗ」
Ｎ「え、でも…なんか様子変なんですよ」
私「どういう風に？」
本文：
今日の12時3分にメール送ったのにどうして返してくれなかったの～ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
支援
>>195
ﾄﾝ
本文：
メール返してくれないの悲しいよお…私なんていない方がいい？
本文：
そうだよね。ウザイよね。ああもう死にたくなってくる…。
Ｎ男君に会えないぐらいなら死んだ方がいい。
本文：
こんなに悲しい気持ちなのに、なんでＮ男は無視するの？
死ぬって言ってる人を目の前にして、関係ないフリするのは人間としてどうなんですか？
Ｎ男君てそういう奴なんだ。
そういうの人間のクズっていうんだよ。
この世からいなくなってよ。
この時点でもう「この子なんかおかしい？」と思っていた。
思い出せるメールの内容はこんな感じだったが、実際はもっとネガティブな内容がエンドレスで続いていた。
それからメールで
本文：
ゴメン、さっきは言いすぎた…。本当にゴメンね。
私は本当にＮ男君が好き。っていうか愛してる。
Ｋ子の気持ちわかってね。
などの謝罪を入れる。
その無限ループ。
Ｎ男君はかなり参っているようで、以前に「もうメールするのやめよう」と言ったところ
「今すぐ死んでやる！」と叫んで電話を切り、腕に包帯をぐるぐる巻きにした写メなど添付されたらしい。
着拒なども考えたが、職場に来られたら…と思うとできないとのこと。
そんな話をしていると、Ｋ子から着信。
はあー…とため息をついてからＮ男が電話に出た。
状況はよくわからなかったが、Ｎ男が「今、私美さんと食事をしている」と言った途端に電話が切れた。
何か勘違いされたっぽい。
Ｎ男と私で固まったままだった。
すると、私の携帯に非通知で着信。
もう何だか予想はついたので、無言で出たところ
「ヤリ○ン」
と言われて切られた。
声はちょっと低めに取り繕っていたが、Ｋ子だと思った。
うわー…怖いわー…などと二人で言っている間も私の携帯に激しく着信。非通知で。
どうしたらいいもんかわからず、Ｋ子と同じ職場の友人に電話して、どうしたらいいかその場で相談したところ、
新事実が発覚した。
なんと、Ｋ子には実は彼氏がいると…。
彼氏がいるのにそんな事するわけない、と言われたが、証拠はある(メール)と強めに言ったら今から合流しないか
ということになり、友人も来ることになった。
数分後、友人が到着し、状況を説明したところまだ信じてくれていなかったので、
先ほどのメールや着信履歴を見せた。
その間にも非通知で電話が鳴ったり、Ｎ男にメールや電話がいったり。
メールを見て友人は「マジかよ…」とため息をついてうなだれている。
そしておもむろに何処かへ電話をし始める友人。
友「あ、俺なんだけど。今○○にいるから来れる？待ってるから～じゃっ。」
私「誰かくるの？」
友「Ｋ子」
Ｎ「えっ！な、なんっ！」
友「俺なんだよね、付き合ってるの」
え、え━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━！！！！
本当にこんな顔になってたと思う。
友人の話によると、Ｋ子からの告白で最近付き合い始めた。
あまり人には言っていないので知らない人が多いらしい。
私「なんで彼氏いるのにＮ男にこんなしつこくしてくるの？」
友「いや、俺が聞きたいｗ」
私「そ、そうだよねー…」
と気まずい空気が流れていた。
皆無言。
友人は何だかニヤニヤしていた。
どっかのネジがなくなっていたのだと思う。
友人が出て行って、Ｋ子をこちらに誘導して来た。
私達がいたのは個室の小上がりだったので、ドアを開けるその瞬間までのＫ子の笑顔が一瞬見え、
そして一瞬でなくなった。
立ったまま硬直し、私とＮ男の方を目を見開いてみている。
友人が催促して、席へつかせた。
そこからしばし無言。
だいたいの会話↓
私「どおも…」
Ｋ「(・_・)」
友「おい、自己紹介しろよ」
Ｋ「(・_・)」
Ｎ「お、俺Ｎ男です…って知ってますよね…？」
Ｋ「(・_・)」
友「おいｗ無視はやめろよｗ二人とも俺の知り合いなんだからよｗ」
私「友人、あのさ…」
友「は？（＾ω＾）」
私「いやいや…いいんだけど…」
友「お前のメール見たからｗ見せてもらったからｗ」
Ｋ「(・_・)」
友「Ｎ男君お前のメールや電話が怖いって言って私美に相談してたみたいだぞｗメール読んだけど俺でも怖いわｗ」
Ｋ「(・_・)」
友「何か言えやｗ」
Ｋ「(・_・)」
友「おい…聴いてるのか？お前なにやってるかわかってんのか？！」
私「ちょっと落ち着こう！いっきに人が集まったから詳しい状況がイマイチわからないんじゃない？！」
私「ね？Ｋ子ちゃんもビックリしたよね？」
とシカトを続けるＫ子に話かけた瞬間、(・_・)だったＫ子が鬼の形相で私をにらみつけてきました。
Ｋ「アンタ勝手なことしたからだろおがああ！！」
と叫んで、私の目の部分をパーで殴られました。
骨の部分に主に当たったので目は大丈夫だったのですが、涙が止まりません。
ボロボロ涙が出てくるのをティッシュで拭いてくれようとするＮ男でしたが、それがまた逆上の元になり、
私の腰部分を蹴りながら
Ｋ「こんな女のどこがいいんだあ！！！！！」
と叫んできました。
それを制止するように友人がＫ子の腕を掴み、「お前いいかげんにしろ！」と言って平手打ち。
Ｋ子が殴られたのを機に「アンタも浮気しやがって！！許さないからな！」とか叫んで個室で暴れだしました。
暴れだすといっても、主に私に攻撃？してこようとしており、その辺にあったお皿やらカバンやらを
必死で私に向って投げてくる。
私は腰も痛いし涙も止まらないしで訳わからなくなっており、Ｎ男の後ろに隠れるような状態に。
それを見たＫ子がまた怒り狂ったように暴れだし、友人が止めに入る。
しかしいい加減こんな騒がしいので、お店の人が来て警察呼びますか？！と言われたのを聞いて
Ｋ子がハッ！とした顔になり、今度は泣き始めました。
Ｋ「だってだってＮ男君がＫ子のこと好きな素振りするからその気になったら他の女と付き合ってるみたいだし…
悔しくて…」
とか言ってました。
でもほとんど意味不明な事をブツブツ言っており、また(・_・)という顔に戻り無言になってしまいました。
友人が二人で話したいというので、私とＮ男は先に帰りましたが、次の日友人から連絡が入りました。
Ｋ子とは別れることになったそうです。
でも何かやっぱり変だからとりあえず病院に連れて行くと言っておりました。
それ以来Ｎ男にも私にもＫ子から連絡はありませんが、友人も仕事を辞めており、
その後も聞けず、どこに行ったのかわかりません。
噂によるとＫ子と地元に帰ったとか…。
以上ですが、長くなってしまい申しわけないです。
メンヘラか薬中だろK子…素で怖いわ…
死んだ人間より生きてる人間の方が怖いって
なんかの漫画で読んだの思い出した・・・
ありがとうございます。
私は当時Ｋ子のことはそんなに深くは知らなかったのですが、愛想もよくて
なついてくれていたようで会う度に笑顔でお話ししてくれました。
普通の子なんだろうなと思ってましたが…。
私と話してる時はおかしいと感じたことはありませんでしたけど…。