じゃあ、次の修羅場が来るまで。長いです。
俺(23) 彼女(20) A(23)
彼女から別れを切り出され渋々納得した俺。
理由は好きじゃなくなったから。もう恋人として見られないから。
こんな感じだった。
大学生の分際で同棲していて、
元々が彼女のアパートだったので俺が出ていく事に。
約二週間後に新しい物件がみつかり、
荷物の整理も終わった。
出ていく日、別れ際になって無性に寂しくなってしまい、
最後の言葉は笑顔でと決めていたのに
結局はしゃくりあげながら
「今までありがとう、幸せになりな。」
とやっと言い切った感じになってしまった。
彼女はそんな俺を見て何を思ったのか、
彼女「ごめんなさい。やっぱり出て行かないで…欲しいです…。
許してください。一緒にいてください!」
最後のほうは叫びながら抱き付いてきた。
何がなんだかわからなかったので、
とりあえず部屋に入って話を聞くことに。
だいぶ落ち着いてきた彼女はぽつぽつと話し始めた。
「最近になって同じ講義の人が気になり始めていたんです…。
〇〇くん俺←とはマンネリ気味だったから余計にその人に惹かれたんだと思います。
だから、〇〇くんと別れてその人と付き合おうとしました。
でも…荷物をまとめてる〇〇くんを見て、
本当に出ていっちゃうんだな、もう逢えなくなっちゃうんだなって思ったら
凄く辛くなってきちゃったんです。
私から言い出した事だし、今さら引き止められなくなって
後悔ばかりしてました。
それで…それでさっき、もう最後になるんだなって…グス…行っちゃうんだなって時に
〇〇くんが、『幸せになりな』って言…ってくれて、
もうだめでじだぁ!ごべんだざい(ごめんなさい)!」
こんなような事を言っていた。
一通り話を聞いて、ヨリを戻そうと思っが、
そこには1つ問題があった。
駄文なので、他人優先で行きます。
続き
それは俺のバイト先の女友達Aだ。
彼女に別れを切り出された翌日
バイトにいった俺はかなり沈んでいるよに見えたらしかった。
そんな俺に、控え室でAが話しかけてきた。
A「どうしたの?元気ないねぇ。」
俺「彼女に振られた。」
A「えっ?彼女って、同棲してるあの?なんでまた。」
俺「好きじゃなくなったんだってさ。」
A「そっか、なんつーか、元気だしな?」
俺「無理。」
A「なッ……よし!今日は私の奢りで呑もう!」
俺「そんな気分じゃないよ。」
A「うるさい!いいから呑むの!
バイト終わったら一緒に行くからね!けってー!
じゃ、私は戻るから。また後で♪←こんな感じだった」
俺の返事を聞かずにAは行ってしまった。
バイトが終わり、玄関口に行くとAが待っていた。
それからAは俺を近くの飲み屋(ちょっとお洒落だった)
に連れていって、慰めてくれた。
慰められている間、悲しくなって俺は泣いてしまった。
Aはイイ奴だったから、泣いている俺の頭をずっと撫でてくれた。
帰りの道、Aがいきなり
A「ねぇ、傷ついてるのはわかってる。
辛いのもわかってる。だけど言わせて。
私は〇〇が好き。すごく好き。
今までずっと我慢してた。〇〇の彼女のことが羨ましかった。
だから、もう誰にも渡したくない。
絶対に後悔させないから、私を彼女にしてほしい。」
と言ってきた。
俺がすぐに答えられなかったので、
Aは次にバイトで会う日までに返事をくれ
と言ってその日は帰っていった。
次のバイトまでたしか4日の空きがあった。
俺はバイト後に、Aとは付き合えないと伝えた。
A「なんでさ?」
俺「ごめん。やっぱり無理だ。Aは友達だよ。」
A「わかんない。とりあえず付き合ってみたらいいじゃん。」
以下堂堂巡り数十分間。
結局Aは諦めたようで、その日は何もなく終わった。
それから約一週間後辺りに例の破局未遂事件が起き、
俺は彼女とヨリを戻すことになる。
俺は電話でAにその事を伝えた。
するとAは
A「……なんで?意味わかんない…。」
俺「なんでって、ヨリを戻したんだ。」
A「……プツッ…ツーツー。」
突然電話が切れた。