中学の先輩が夏に家中の窓を全開にして下着姿で歩き回っていたら、それを知らずに家の前を通った私の父が下着姿をみてしまった！私がいじめられるようになった！

中学1年の頃、3年のT先輩(女)に絡まれるようになった。
学校帰りに私を見つけるたび、遠くから走ってきて詰め寄り
挨拶が！髪型が！と因縁をつけて罵声を浴びせてくるのが、何度も続いた。その日も、遠くにT先輩を見つけ、走ってくるのを確認すると、こちらも走って逃げた。
当然T先輩は追いつけず、大声で何か喚いている。が、その場所が実は、歩道だった。
中学校のグラウンドの真横にある歩道で、フェンス1枚隔てて運動部が練習をしてる。フェンスの向こうで、T先輩が喚いているのを見つめる大勢の運動部員たちと先生方。
それに気付かず、尚も大声で罵り喚いているT先輩。
真横にいる先生に低い声で話しかけられ、離れていてもわかるくらい
サーッと顔が青くなっていくT先輩を見た。それ以来、絡まれる事はなくなった。

3年生の送別会で、クラスの出し物が劇に決まった。
私は余り物の役と脚本係で、セリフはクラスで決めた趣旨に沿えば好きにして良いとの事。当日、全校生徒の前でスポットライトを浴びて、劇をやった。
内容は、3年生の不良が1年生に因縁をつけて絡み、罵声を浴びせ
それをヒーローに扮した先生が華麗に助け、去っていくコメディ。私は、3年生の不良の役だった。
真っ赤な口紅をマクド○ルドのドナルドのように塗りたくり
知恵の輪みたいなアクセサリーをじゃらじゃら付け
背中に「バカ」と書かれた紙を貼って、蟹股で1年生役の所へ走り寄り
挨拶が！髪型が！と、あの時のT先輩と全く同じセリフを並べた。元ネタを知っている一部の生徒たちには、特に大受けで
手を叩きながら大声で笑ってくれた。
劇が終わり、照明を点け、拍手喝采の体育館の中で挨拶していると
ただ一人、青白く鬼のような形相でこちらを睨むT先輩だけが、やたら目立っていた。もちろん、その後も何もなく平和に過ごしました。

絡まれた理由も書いてみますが、グロ注意です。
苦手な人は読まないでください。実はT先輩、家が隣で少し交流がありました。
家が隣だったので「(T先輩が夏に家中の窓を全開にして下着姿で歩き回っていたら
それを知らずに家の前を通った)私の父が下着姿を覗いた」とか
「T先輩が(水を張ったバケツにハムスターを沈めて遊んでいたら親に怒られたので)
私の家にあげた(既に弱りきった)ハムスターをすぐに死なせた」など、逆恨み的なものでした。ハムスターのことは、思い出すと今でも可哀相でした。