784:恋人は名無しさん : 2009/04/05(日) 07:38:48 ID: ID:CirdPc2B0
支援ありがとう、なるべく早く書きます。
数時間前にはあんなに心強いことを言ってくれたBちゃん。
しかし今はさっぱり分からないことで責められている。
どうすべきか考えてみたが、有効な策は思い浮かばない。
とにかく平身低頭謝った。
私「ごめんなさい、私はどうしたらいいか分からない。」
B「解放して。あたしたちを今すぐ解放して。」
私「わ、わかった。」
B「あ、その前にさ、今みんないるんだよね。みんなあんたと話したいって言ってるから代わっていい?」
私「あ、わかりました。」
最初に出たのはDくん。
D「もしもしぃ?」
私「あ、Dくん。悪いんだけど私何がどうなってるのかさっぱり分かんなくて…」
D「ああ!?分かんないだと!?おれたちを殺しかけといて分かんないはねーだろーがよクソビッチが!!」
私は生霊は出したのかもしれないが、ビッチ呼ばわりされることはなかったはずだ。
しかし混乱している私にはそんなことを考える余裕はなかったし、口を挟む隙もなかった。
D「お前のせいで死にかけたんだよ!マジやめてくれよ本当によ!!依存してくんなっつーの!!」
私「は?私が依存したから生霊なの?」
D「そうだよテメーがおれたちに依存してっからこんなことになったんだろうが!!マジふざけんなよクソビッチ!!」
私「えっと…ごめんなさい」
D「謝って済む問題じゃねーんだよ!!」
私「ご…ごめんなさい」
今更だが私は大きな音が苦手。
物音から怒鳴り声まで、耳にすると震えあがってしまう。
Dくんに怒鳴られて萎縮してしまい、ろくに物も言えなくなってしまった。
788:恋人は名無しさん : 2009/04/05(日) 07:54:28 ID: ID:CirdPc2B0
ネタくさいのかもしれないが創作じゃないよ、やり取りは全部本当にあったこと。
というか未だに頭がついていかない。
生霊はそうなのかもしれない。
Bちゃんたちは男女間越えてみんな仲が良かったので、それには憧れていた。
だから憧れが執着に変わって生霊だしたりするのかな、とか罵倒されながらぼんやり考えていた。
だけどビッチはおかしい。
私は彼氏と別れた直後だったし、相談に乗ってくれた人には散々彼氏が忘れられないと言っていた。
私「あの・・・ビッチって…」
D「ビッチだろうがよ!!俺とEくんを手玉に取ろうとしやがって!」
私「えーっと…は?」
聞いてみれば、私が送った
「今日は相談に乗ってくれてありがとう、また遊んでね」
といった内容をDくんとEくんに送ったことが悪かったらしい。
その他にも態度が思わせぶりだったとか上目遣いでどうとか色々言っていたが、そんなつもりは微塵もない。
あまりのことに驚きすぎて正気に戻った。
私「いやいやいや、それは友達でも普通送るよ!?っていうかBちゃんにもほとんど同じ内容のメールしてるよ!」
D「ハートマークなんかつけてきやがってか!」
私は猫の目がハートマークになってる絵文字が好きでよく使っていた、というか猫の絵文字以外はあんまり使えない。
語尾に絵文字をつけることしかないのだが、笑ってるだけのものばかりつけてもくどいかな、と思って最後だけ目がハートになってるやつを使った。
必死に説明して勘違いさせて悪かった、そんなつもりではなかったと釈明しても聞く耳持たず。
するとBちゃんがDは冷静じゃないから、と言って電話を代わった。
Bにもおなじことを説明。
B「ま、いんじゃない?男なんて勝手に勘違いするもんだし。」
791:恋人は名無しさん : 2009/04/05(日) 08:09:40 ID: ID:CirdPc2B0
B「っていうか、あたしもうあんたに興味無い。機雷じゃなくて、興味無い。」
B「言ったよね?好きの反対は無関心。だからあたし、もうあんたには興味無い。」
B「もうあたしたちに関わらないでね?本気ウザいからww」
B「あと彼にも二度と関わらないであげてね、気持ち悪がってるから」書き忘れてたけど、生霊に関しての詳細は
・いきなり倒れる
・倒れた人が彼の名前を延々呼び続ける
・彼に向って「何であたしを捨てたの」と言うなどだったそう。
捨てられたという意識はなかったので私じゃないと思うと言ったけど信じてもらえなかった。それからこの電話の前日電話口にいる全員でお祓いに行ったそうなのだが、そこの寺だか神社の人に「それはその子の生霊ですね」と言われたらしい。
今思うと不可思議なことが多いが、電話しているときは「ただ怒られている」という意識が強かったので何も思わなかった。そこから電話の相手をまたDくんに戻されて罵倒されたり、Eくんには
E「俺彼女いるしさ、好かれてるとか勘違いしないでよ。キモいから。」
と言われたり、見ず知らずの人にまで罵倒された。そんな状態で1時間半通話し、Bちゃんに
B「じゃあ最後にみんなで言いたいことあるから聞いてね」
と言われた。全員「死ね!!」
そこで電話切られておしまい。
電話切ってからはボーっとしてそのまま布団で寝た。
しかし翌日になって段々頭がはっきりしてから、完全にふさぎこんでしまった。
803:恋人は名無しさん : 2009/04/05(日) 08:31:43 ID: ID:CirdPc2B0
「自分はこんな悪いことをしてしまったらしい、どうしたらいいのか分からない」と相談。
私にはこんなに沢山いいところがある、みんながどうかは知らないけど自分は私ちゃんが大好きだと言ってくれた。
その言葉に号泣。そこへまた別の友達から電話がきた。
直感で私に何かあったと思って電話をくれたらしい。
その友達にも細かく内容を話した。しばらくは深刻そうに聞いていた友達だったが、ある話を切り出したところで爆笑しだした。
Bちゃんについてなのだが、その寺だか神社だかの人に
「君は本当は霊感が強い子。今回の件で能力が目覚めたみたいだから、占いと霊媒に関する仕事をすれば細木和子にも負けない占い師になるだろう」と言われたらしい。友達「ブフwwww霊感と占いが関係あるんだwwwやべえじゃ自分もちょっと霊感あるから占いできんじゃねwwwwww」
私「グズグズ…え…?」
友達「私よ、よく考えろ。ていうか気付け。霊感と占いと冷媒体質、全部ごっちゃになった仕事なんかねーよ。」
私「もしかしたらあるかもしれないぞ、知らないだけで…」
友達「だとしたら人生失敗するやつなんかいねーよ、みんな霊感あるやつに金出してたよってりゃいいだけなんだから。」
私「あー…」友達「わかっただろ?あいつらはお前のこと怒鳴り散らしてお前が正常な判断出来なくなったのを見越して適当なこと言ってんだよ。」
友達「それに倒れただの何だの言って、仮に霊の仕業だとしよう。Bちゃんちのすぐ真横に墓と彼のアパートあるじゃん。お前の生霊よりそっちから流れてきたって考えるのが普通じゃね?」
友達「あと本当に生霊だったら、化けて出てる本人にもその場所が見えたりするらしいぞ。」私「そんなもん見えてない」
友達「だろ?大体そこまで因縁つけてくるのに物的証拠もなしに身内だけの証言ってのもおかしい。」
友達「それからBちゃんのことだけど、お前尻軽扱い受けたって…Bちゃんのこと忘れたか?」それまで完全日忘れてたんだけど、Bちゃんは過去浮気に不倫までしてたんだそう。
初対面でカミングアウトされたとき、「でも今はしてないんだからいいんじゃないかな」と言ったことを思い出した。
そこでやっと目が覚めた。