バイト先の三角関係に巻き込まれ女性と２たりで飲みに行く事になった！居酒屋から駅に向かって歩いている所に彼女と遭遇『信じられない…』と俺にビンタをくれて走り去る彼女。

携帯からだがマイペースで投下。

俺がバイト時代の話。
バイト先に面倒見の良いプチ熱血漢タイプのちょいイケメンＢ君がいました。
そのＢ君を好きなＣさんとＤさんがいました。
ＣさんＤさん、共に俺とも仲良くしていた相手でしたが、俺も二人に対して恋愛感情は全くありませんでした。

ライバル同士の二人でしたが、ＣさんがあろうことかＢ君に『Ｄさんと俺が付き合っている』と云う嘘情報をＢ君に言ってしまいます。
ＤさんにＢ君を取られたくない一心だったようですが。

で、俺は気付いてはいなかったのですが、実はＢ君はＤさんが好きだったらしく、その事に薄々気付いていたＣさんが暴走してしまったわけです。

さらに、Ｂ君は俺を嫌っていました。
理由は、俺の方が後輩なんだけど仕事が出来（自慢みたいで気持ち悪いね）、社員からも信頼されてたから…らしい（他のバイト談）
Ｂ君の場合、一所懸命なのは分かるのですが新人さんに対しおいおい解っていけば良いような事まで説明するので、反って新人さんが混乱してしまうような回りくどい教え方でした。

そんな調子だったので、俺と仕事に入った時に改めて新人さんに仕事を教えていたわけですが、俺の教え方の方が簡潔で解りやすかったためにその後も頼ってくるのは俺の方でした。
そんな所も気に入らなかったのでしょう。

そして新たにＡさんという子が新人として入って来たわけですが、元々昔の知り合いだった事もあり急速に接近、付き合う事になりました。

初めは仕事場で彼女を作った事を責められているのかと思い、『ちゃんと仕事とプライベートのケジメはつけている』と反論したのですが、どうにも話が噛み合わない。
で、よくよく聞いてみれば俺とＤさんが付き合ってる事になってた事を初めて知るわけです。
情報源を聞いてみるとＣさん。

あとは三人で話し合い。
俺に対する誤解は一応解けましたが、ＣさんがＢ君がいないシフトの時に俺とＤさんが仲良くしているように見えたとかいろいろ言い続けていたので、なんか微妙な疑惑が残ったままでした。

さすがに頭にきたので、だったらＤさんにも話を聞こうという事になりました。
しかし、休みだったＤさんに連絡をとりましたがその日は時間が取れず、後日四人で話す事になりその日は解散。

で、四人で会って話をしたのですが、俺とＤさんは全く実に覚えのない事ですし、そもそも二人とも巻き込まれたようなもの。
口を揃えて『付き合っていた事実は無い』としか言いようが無いわけで、俺としては後は三人で話し合ってくれという感じでしたが、一人だけ帰るわけにもいかず三人の話をただ聞いていました。

遅くなりました。

ですが、Ｃさんの執拗なまでの詮索にＤさんもムカついたらしく、温厚なＤさんらしからぬ強い口調で『私がＢさんを好きだった事知ってるくせに、どうしてそんな事ばかり言うの!?』と、まくし立てました。

さすがに俺にもピンときました。
まぁ、Ｃさん焦ってたのかな…と。

で、ここに来て怒り心頭のＤさん『私はともかく、全然関係無い〇〇君（俺）まで巻き込んで、あなたのした事のせいでＢさんに殴られてるんだよ!?
この場でちゃんと〇〇君に謝って!!』と。
かなり端折ってますが確かそんな感じで言ってました。

本当に遅くてすみません。
所用があって、その待機中だったもので途中で止まってしまいました。

本当はもう少し短く纏まる筈だったのですが、自分の構成力の無さのせいで今夜中に完結できず本当に申し訳ありません。

明日中には完結しますので…

では、今夜はここで失礼致します。

お待たせしました。

で、Ｂ君はというと、Ｃさんに煽られ俺に対して疑惑を残しているような態度だったのが一変。
Ｄさんと両想いだったのがよほど嬉しかったらしく『勘違いしてはやとちりしてた、ごめんね！』と、なんか嬉しそうに謝ってきてました。
たいして罪悪感もなさそうな感じで頭にきていましたが、これ以上プライベートで関わりたくない俺は許すとかは言わずに『帰って良いかな？』とだけ聞いてました。

ところが、ふと見るとＤさんマジ泣きです。
こんな形で告白なんてしたく無かったと言って泣き続けています。泣いているＤさんを見ていたら、それはそうだろうな…と切なくなってしまったので『みんな一度頭冷やした方が良いよ、とりあえず出よう？』と、敢えてＤさんに声をかけました。
この状況でＣさんを俺から連れ出すのはおっかなくて無理っぽいし、舞い上がってるＢ君を連れ出すのも無理そうだったので。
俺がＤさんの立場だったら、このままＢ君といるのも気まずいだろうとも思いましたので。
それに、この状況で俺に中途半端な謝罪を続けるだけでＣさんにもＤさんにも声をかけないＢ君も、俺がＤさんを連れ出そうとすれば『いや、俺が』と動き出すんじゃないかとの読みもありました。
非常にお節介な判断ですが、とにかくその場はＣさんとＤさんを引き離し、尚且つ俺も帰れる方法をとりたかったわけです。
今から思えば余計な事して恥ずかしい奴です。

すみません、次は昼頃になります。

予告した手前、タイミングも悪いですが叩かれ覚悟で投下します。

案の定Ｂ君が『じゃあ、オレがＤさん連れてくよ』と言い出しました。
Ｃさんはというと俯いたまま無言です。
このまま居ても無意味なので、少しゆっくりコーヒーを飲んで時間をずらし俺も『一応俺の誤解も解けたし、もう気にしてないから俺たちも帰ろう？』とＣさんに声をかけました。
するとＣさんも泣きながら俺に謝罪してくれました。
で、その時Ｃさんが何故このような行動に出たかというと、うすうすＢ君もＤさんが好きらしい事に気付き、このままでは両想いになってしまうと焦って…と、いう事でした。

まぁ、なんとも身勝手な言い分ではありましたが、先程までの執拗に食い下がっていた時の不気味さは無く、本当に落ち込んでる様が見て取れたので、『もういいから』とだけ声をかけ店を出ました。

が、中々帰ろうとしないＣさん。
こんな状態のＣさんを一人残して帰るわけにもいかず、思案の末パーッと飲んで騒いで帰ろうか、と提案した所Ｃさんも『ありがとう』と乗ってきたので近場の居酒屋へ移動しました。
その道すがら、今日あった事とこれからＣさんと飲む事、それからバイトが終わったら合流したいから連絡欲しい旨をメールで彼女に送信しました。

すみません。
急な仕事で昼休み半分しかとれず、無茶苦茶中途半端になってます。
重ね重ねお詫び申し上げます。
夕方～今夜には必ず完結させますのでよろしくお願いします。

実は、我々二人が飲んでいた居酒屋の直ぐ先にはホテル街があり、彼女のバイト中にＣさんと浮気していたと誤解されてしまったのです。
その誤解はその日の深夜には解かれるんですが、俺には全て伝えた上でのビンタでしたので何がなんだかわからず気が気じゃありませんでした。

すると、さすがにＣさんもただならぬ様子に少し酔いが覚めたようで、『今のＡちゃん…？もしかして…』と、かなり慌てた様子で、『私はもう大丈夫だから追い掛けて！』と俺を押してきます。
俺ももとよりそのつもりでしたので、速攻ダッシュで追い掛けましたが追いつけませんでした。

続きます。

すみません。
メモ帳に纏めたかったのですが、メモリが子供の動画と画像でいっぱいで、『保存領域が足りません』のメッセージが出るばかりの情けない状況です。
新しいＳＤカードが欲しい…
因みに、フリーズしまくりのv902shです。

俺としては何も悪い事をしていたわけでもなく、単にゴタゴタに巻き込まれただけで今頃は彼女とも合流して適当にスパークして終わらせたかっただけなのに～！という感じでいたので、まさかの展開に今度は俺の方が悪酔いしてしまいました。
走ったし。
で、吐き気で死にそうになりながらなんとか彼女の最寄り駅に着くと、知らない番号から着信がありました。
気持ち悪いので（吐き気と正体不明の電話の両方）暫く放置してたのですが、三回目くらいの着信の時に留守電にメッセージが入り、慌てて聞いてみると彼女の友人からでした。

しかし、友人には『とりあえず今夜はそっとしておいてあげて！ 今はまだＡも貴方も冷静じゃないと思うから。Ａが落ち着いたら後日ちゃんと話しましょう』と怒りながらも理性的に説得されました。
本当はもっとキツイ事も言われましたが、本気で彼女を傷つけるようなマネをしてしまったと思い込んでいたためにその晩は素直に帰る事にしました。
で、俺の家に帰るための電車の中から彼女宛てに謝罪メールを送ってみたりしましたが、当然返信なんてありません。
彼女手元に携帯持ってなかったんですから。

でも、その時の俺にとっては本当に悲しくて、最寄り駅に着いてからトイレの汚い個室で吐きながら泣いてしまいました。

で、家に着いたわけですが、とりあえずシャワーを浴びて寝る支度をするも彼女の事で頭がいっぱいで全く眠れません。
いてもたってもいられず、例え返事が貰えなくても良いからきちんと謝罪したい事と、本当に彼女の事が大切に思ってる事だけは伝えようとメールを打ってました。

そこからさらに２時間くらいたった頃、失恋するかもしれない喪失感とアルコールでグダグダになりながらも一睡も出来ないでいると、携帯に着信がありました。
彼女からでした。
出てみると、泣きながら彼女の誤解だった事を詫びてきました。
俺への誤解が解けてなんか凄く嬉しいはずなんだけど、いやに落ち着かず心臓ばかりがドキドキしてた事を今でも覚えています。
で、なんで今になって誤解が解けたのか理由を尋ねると、実はその日彼女は携帯を持っていなかった事を話してくれました。

物凄い脱力感でした。
あんなに急激に緊張感から開放された経験は後にも先にもこれっきりです。
それから、帰りの電車と家から送ったメールを読んだら、俺が彼女に対して真剣だという事が伝わってきて嬉しくて涙が止まらなくなったとか嬉しい報告があって、安心からか俺も電話口で泣いてました。

この一件を機に、彼女との仲もさらに良好になり結果的には良かったのですが、あんな風に事態が転がるなんて思いもしませんでした。
ここまでが俺の体験した修羅場です。
ダラダラと引っ張り過ぎな上にオチも無いですが、忘れられない経験でした。

後日談としては、Ｂ君とＤさんはめでたく付き合いはじめましたが半年経たず別れてしまいました。
Ｄさんいわく、Ｂ君の押し付けがましい優しさと、バイトの時には見えなかった自分に甘いところについていけなくなったとの事でした。
Ｄさんは、Ｂ君と付き合う事が決まってからすぐに、Ｃさんはそれから三ヵ月後くらいにそれぞれバイトを辞めてます。
Ｂ君は俺と彼女が辞めた後もずっといました。

蛇足ですが、この時の彼女とは六年付き合い一昨年結婚、昨年には待望の第一子も生まれて仲良くやっております。

では、ダラダラとしたペースに不快に思われた方もいらっしゃるかと思いますが、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

では。

訂正。

四年付き合って…でした。
六年は付き合い出してからのトータルでした。

あんまり意味は無いですけど、なんか気持ち悪かったので…

ありがとうございました。