空気を読まずに投下。
大学3年のとき、4歳からの仲の幼馴染(以下A)がある人(以下M)と付き合い始めた。
付き合い始めてから私と同じ大学ということが判明し、これまた偶然にも学内に共通の
友人がいたので、Mと私は仲のいい友達になった。
最初はすごく楽しかった。幼馴染は違う大学だったから、私がいるってことで彼氏の
女関係でやきもきすることも減ったし(Aはかなりのやきもちやき)、うまくいってた
と思う。
2人が付き合って7ヶ月をこえたころ、この関係は崩れ始めた。
Mから相談があるといわれて、夜中に呼び出された。
普通の男だったら何でだろうっていぶかしがっただろうけど、幼馴染の彼氏
であるMだからこそ、なにかあるとは思いもせずにのこのこ出向いた。
Mが独り暮らしをしてるマンションにつくと、いきなりキスされた。
私のことを好きになったからAとは別れる、だから付き合って欲しいと。
私は当然激怒して、彼女の友達に手だすとかありえないんだけど?あんた
頭おかしいんじゃない?等々罵り倒して帰った。
帰ってる途中に、携帯に電話が入った。Aからだった。
>>327
私・A→女
M→男
電話に出るとAは何を言ってるのかちょっとわからないくらい泣いてた。
今電話でMにふられた、○○(私)のことが好きになったからと言われたといって
電話口で私を口汚くののしった。
私を裏切ったんだ。
ほんとはずっと二人で仲良くしてたんだ。それで私を嗤ってたんだ。
信じてたのに。と。
口ではいいあらわせないくらいショックだった。人生の大半を一緒に過ごした親友から
そんなひどいことをいわれたことももちろん、こんなに号泣して電話をかけてこられ
ること自体初めてだったから。
もう歩けなくて、広場のベンチにちぢこまって座り込んで必死にAに弁解した。
それでも、興奮しているAは聞く耳を持たない。
長くてすまんよ、もうちょっとでおわる。
電池なくなって、それでもココで電話を切ってしまったらAと私の友情は完璧に
終わりだと思って、コンビニで充電器買いながらなおもなだめ続けた。
それでも全くAは落ち着かなくて、だんだん私はAにも腹が立ってきた。
私だって迷惑してるのに、まきこまれたのはむしろ私なのに、なんでこんなこと
いわれなくちゃならないのか?そう思うとどんどん頭に血がのぼった。
私は一番いってはいけないことをいってしまった。
「そんなに嫉妬深いからいつも長続きしないんだよ!」
Aはそこそこもてる子だったけど、やきもち焼きすぎて彼氏に振られることが常の
子だった。実際、Mとの7ヶ月が初めて1人の人と半年続いた記録だった位。
それをAがとても気にしてたのを知ってて、私はそれをいってしまった。
Aは絶句して、何も言わずに電話を切った。
私の修羅場は上のが最高潮なので、後日談ははしょる。
Mは付き合いたてのころから私のことが気になってたらしい。今思えば変なことも
色々あったのに、私は間抜けにもそれを友情として受け取ってた。
それでも、彼女の友達にほいほい手を出すような、そしてそれを自分の彼女に言って
しまうような最低な奴と友達でなんかいられないので着信もメールも拒否して、
共通の友人と疎遠になることでわたしとMは切れた。
人の多いキャンパスで、意識的にMを避けることも簡単だった。
Mと切れたことで、時間はかかったものの私とAは復縁した。それでもあれ以来、Aは
自分の彼氏を直接私に会わせてくれなくなった。
そうめずらしいことでもないのかもしれないけどこれでおしまいです。
長々読んでくれてありがとう。