女叩き野郎が冷静に笑顔でフルボッコされた事件

本人からお許しいただいた（というより頼まれた）ので、書かせてもらいます。女叩き野郎が冷静に笑顔でフルボッコされた事件。長文＆ちょっとお下劣な話なので、苦手な人は注意してください。

きつい繁茂期を乗り越えた翌日、上司主催でお疲れさま会を開催。場所は会社近くの居酒屋。
乾杯をして、最初に運ばれてきた大皿料理を皆で分けていると、いきなりある男性社員が、「やっぱりこういう時って、女性が取り分けてくれるもんだよなぁ！」と言いだした。
周囲に座ってた女性社員が、何コイツ？という顔したのに気づかず、グダグダ話しだす男性社員。
なんでも、最近知り合った女性があまり気が利かないというか、女性らしい心遣いができない人らしい。
「まぁ顔いいし、ボンキュッボンだから、連れて歩くだけならいいけどねー！」
あまり話したことなかったんだけど、コイツっていわゆる女叩きがしたい糞野郎なのか？一応何年か先輩なんだけど、できれば関わりたくないなぁと思ってたら、話は更に飛躍した。
「男引っかけ放題やり放題でアソコ、ガバガバユルユルみたいなんだよね！しばらく遊んでポイかな～！」
アンタ何言ってんの？と叫ぼうとした私をさりげなく制して、男性社員の目の前に座ってた先輩女性社員(多分、男性と同期？)が冷静に言った。
「それ、女性側がガバガバというより、貴方のモノが小さ過ぎたんじゃないの！」
その場にいた全員フリーズ。
男性社員の目の前に、空のグラスを置くとお箸を片方だけそれに立てた。
「こういう小さなサイズのグラスでも、お箸１本だけならかなり余裕あるよね。この場合、グラスがその人、お箸が貴方」
そう言って、お箸でグラスの内側をカランカランと鳴らした。

一度切ります。

続きです。

その説明に、先輩女性の隣に座ってた新人ちゃんが、満面の笑みで言った。
「〇〇(男性社員)さん、手ちっちゃいですもんねー！この間も手の大きさ比べっこしたら、私より指短かったし！！」
男「手の大きさは関係無いだろう！」（若干震え声）
新人「え？でもこの前、男の人のモノの大きさは親指の３倍って聞いたし！膨らんでもたいして変わらないんじゃないですか？」
男「・・・」（涙目）

あまりにも楽しそうに話する新人ちゃんの様子に、さっきまでの怒りはどこかにふっ飛んで、必死で笑いをこらえる女性陣。
（後で聞いたところ、決して嫌味ではなく、先輩(女性)の話が分かりやすかったから、補足のつもりだったらしい）
そこで最初の、グラスの説明をした先輩女性が「乾杯しましょう！」と晴れ晴れと言った。
「〇〇さんにお似合いの彼女が見つかるように！」
ほとんど空気と化していた上司達も、気をとり直して皆で乾杯！
その後〇〇さんは上司(男)のそばに席を移動。どうやら慰めてもらったらしい。

グラスで説明してた先輩女性が、「ああいう、女性蔑視発言をする人って本当に居るのねぇ。今度のミーティングの議題にしようかな？いや、それより“こういう馬鹿も居るから気をつけて！”と、全世界の女性に叫びたい気分！」
私「ネットなら、全世界に届きますよ！」
「私ちゃん、そういう伝手あるの？じゃ、ぜひよろしく！」

ＰＣは仕事道具であり、便利な百科事典。と言いきった先輩は、２ちゃんなんて別次元の話なんだろうなぁと思ってしまった(笑)