ぬるい昔話です
今から20年くらい前の話。
当時中学生で、私は部活の部長をつとめていた。
顧問は当時40代後半の、毛髪乏しいメタボ教師A。
ある日いつも通り朝練していたら、
遠くからノシノシ歩いてくる顧問が見えた。
私はいつも通り皆に声をかけて、集合と整列をした。
Aが生徒の前に立ち、いつもの朝の挨拶をした。
今日の練習内容を皆に指示するA、
前のチャックが全開だった。
約20人の思春期真っ只中の女子たちは
ヒソヒソしはじめる。
クスクス笑う声もあった。
私はAのど正面で、どうしたら良いものか必死に考えて、
小さくパニックを起こしていた。
すると、生徒のいつもと違う反応に気が付いたA、
ようやく自分のチャックが原因な事に気が付いてくれた。
私は、『あぁ、これでひと安心。後は先生が何かおちゃらけるのかな』と
緊張が緩んだ。
次の瞬間、私はAの持っていたラケットが二本はいってるケースで
頭を思い切り殴られた。
その瞬間は訳も解らず、ただクラクラしながら立っているのがやっとだった。
そしてAが叫んだ。
『俺とお前の絆は、そんなもんじゃないだろう!!』
そう叫ぶとAは早足で校舎に帰って行った。
要はみんなに笑われていたのは、顧問にその原因を
伝えなかった私が悪い、と八つ当たりしたらしい。
そんな事わからなくて、ただ目の前にパニックしてただけなのに。
それでも自分が悪かったのか?と思い
あわてて職員室に行き、私はAに必死で謝り、朝練に戻ってもらった。
その後部活内で、
『顧問Aと部長はアヤシイ』と噂され、本当に辛かった。
今なら大問題だろうな…と暑くなり始めると
いつも思い出す、
いたいけな中学生だった私の修羅場体験でした。
>>35-36
お、乙でした。Aといい、部員たちといい、クソばっかりですね…。
その後、誤解は解けたんでしょうか?
しえんありがとうございます。
誤解は…とけたんじゃないかな?
自分ではどうしようもなくて、ほっときましたw