20年近く前の事を30代半ばの今でも根に持つ友人の執念が怖い！

小・中学の同級生A子のことが昔から苦手だった。
私は本を読んだり勉強する方が好きで運動は苦手、
A子は勉強は得意じゃないけど足が速くて運動は何でもできるタイプで行動的。
気が合わないのは感じていて、A子も同じように感じたのか
あまり積極的に話したりすることはしなかった。中２のとき、私は１つ上の先輩を好きになった。初恋だった。
あるときA子もその先輩のことが好きだと知った。負けられないと思って
勉強を必死でがんばり期末試験で学年１位になった。
でも先輩に私は何もいえず、A子も誰からか私が先輩のことを
好きだと聞いていたのか何もせず、何の進展も無いまま先輩は卒業していった。
私は中学を卒業して進学校→地元国立へ（親が実家を出るのを許さなかったから）
地銀に就職し腰掛け2年ほどして親の勧めで見合いをしてエリート公務員と結婚した。
見合いだったから恋愛らしい恋愛もなく事務的にデートしただけだった。
地元の最上級ホテルで披露宴を挙げた。費用だけで700万かかったが親が出してくれた。
職場から近いということもあって実家の近くに家を建てて住んだ。
私が結婚した相手はあまり家庭に興味の無い人だった。
あの初恋の先輩のことを思い出した。あの人と結婚できていれば
もっと、女として幸せになれたかもしれないと思った。
A子さえいなければ私は先輩に告白していたし、きっと先輩も断らなかっただろうに。A子は私より格下の高校から地元の底辺短大へ進み
都市部へ就職したと聞いた。底辺だったから飲み屋で働いているのかと思ったら
いわゆるIT企業だった。
忙しいらしくほとんど地元には姿を見せず、実家は近いのに一度も会ったことが無い。
でも結婚はしていないそうで、私は勝った、と思った。

私は先輩への思いを断ち切れないまま、夫の子供を妊娠、出産した。
産科で自分の赤ちゃんが他の赤ちゃんと違うことに気づいた。重度のダウン症といわれた。
ショックだったのか、夫はその直後に飲酒運転で人身事故を起こした。
公務員ではなくなったどころか、交通刑務所へ入った。
私は乳飲み子を抱えて呆然とするばかりだった。一度だけ面会に行ったが
「君との生活は苦痛でしかなかった」と言われショックを受けた。離婚も考えるようになった。幸い親が面倒を見てくれると言うので働くことにした。
地元の同級生B子の家が商売をしていて、そこで働かせてもらうことになった。
B子の親は私のような経歴の女を時給数百円で雇うなんて！と恐れおののいたが
知らない人ばかりの大手スーパーとかよりはずっと気楽だと思って頼み込んだ。でも、そこは、A子の母親もよく買い物に来る店だった。
A子を老けさせたらそのままの顔になるであろうA子の母を見ていると
あのときA子が…と思い出し怒りと憎しみでいっぱいになってしまう。
私に気づいたA子母に話しかけられたが、思わず無視してしまった。
A子母は「緊張してるのかしらねぇ」と笑って立ち去った。
憎らしくて仕方が無かった。それからもA子母の顔を見るだけで
ムカついて、話しかけられてもB子母が来るまで無視するようになった。
それから２週間ほどして、店を取り仕切るB子母に注意を受けた。
「ちゃんと接客してね。あなたのことがお客さんの間で噂になってるから」と。
してますよ。と答えると、「じゃあどうしてA子ちゃんのお母さんのこと無視するの？」
と言われた。なんと説明していいのかわからなかった。
「このままだとうちで働いてもらえないわ」と、クビを宣告された。
私のA子母への接客態度を見かねた人がB子母にチクったらしい。
中学のときの初恋はA子に邪魔をされ、ここでもA子のせいでクビになるなんて。
A子が憎い。A子のせいで。A子さえいなければ。
A子のおかげで、私の人生はメチャクチャになった……と、泣きながら語る友人との縁を切った私はB子。
ところどころ気の毒ではあるけれど同情はできなかった。
だってもう、私たちは30代半ばのいい年で、初恋とかも20年近く前の話。

A子は独身だけど最近ペットOKのマンションを買って独身生活を満喫している。
（私は昔から普通に交流がある）
「あの子に嫌われてるのはずっと気づいてたから近付かなかった。
先輩？そんな人もいたねぇ。甘酸っぱい片思いだったね～。
もう今会っても、ただのオッサンだろうなー。こっちもオバサンだしねw」
て感じで、飄々としてるから、余計にあの子の執念が恐い。

A子さんが危険な気がする…けど、見る限り行動には移さないタイプかなぁ
あといまごろ「B子も憎い！」とか言ってるんじゃないだろうかｗ

>>746
遠方にいるA子に対しては何にもできないと思う。この間話しててビックリしたんだけど、彼女は
電車の乗り方（切符の手配から乗り換え、新幹線の特急券の意味に至るまで）
を知らなかった。田舎だから車社会というのを差っ引いてもね。彼女はネットとかもあまりよくわかってないし、専業主婦でずっと家にいるのに
必要ないからって携帯電話も持ってないから今の居場所も調べられないと思う。
ってか、調べる方法は無いと思っているんじゃないかな。
FBみれば一発でわかるんだけど。B子憎い！はあるかもしれないけど、うちの店でのA子母への態度の悪さは
あっというまに地元に知れ渡ってしまったからね。
私も昨年まで家業手伝っていたからわかるんだけど、
地元の口コミネットワークはほんとに凄い。

A子母もうちの母とそんなに変わらない年齢（60代前半）で
定年まで働いてたような人だから、足腰痛いって愚痴りはするけどすごく元気。
そんな人生の大先輩を相手に小学生がするようなイジメをしたところで
相手はびくともしないし、当人が笑われて終わりなんだけどね。

彼女とは私と同じ年数を生きてきたのに色々なものの見方や
認識がズレまくっててビックリした。
「底辺大出身だから飲み屋で働くしかない」とかも本気でそう思ってた。
話を聞きながらツッコミしか思い浮かばなかったけど、最後まで聞くと
それを全部直す気もなくなって、もう無理、と思いました。