ちょっと前の他人の修羅場ですが一つ。
登場人物
私・飲食店バイト
A美・バイト仲間
B男・大学生。A美の弟。A美と2人暮らし。
C郎・A美の彼氏。遠距離。
ある日、A美が店をやめるため、卒業パーティを開くことになった。
A美から教えてもらった理由は、C郎と婚約&同棲するためだそう。
もちろん店や客には秘密だった。
ちょくちょく来ていて、常連も周知の弟B男は勿論出席。
そんな中、サプライズでC郎が駆けつけ、普通の客のフリをして
混じりにきたところからB男の様子がおかしい。
B男を見つけたC郎も微妙な雰囲気に。
A美も喜ぶかと思いきや、顔面蒼白。
だがそこはお互い大人だからか、店の中で騒ぐ事もなく
微妙な雰囲気のままパーティは終了。
その後、大体の客が帰り、私たちも片付けに戻りはじめた。
C郎とB男は残っていた。
そしてまだ帰らない客が3人。
A美は控え室の方に戻っていきました。
A美のファンだったので居座りかな?と思ってやんわり帰そうとしたとき、
客1「A美ちゃんを迎えに来た」
はぁ??と思いつつ、電波は良くあることなのでスルーして帰そうとすると、
客はA美と外で会ったことがあり、彼氏だと言い張る。
それを聞いて他の客もそれはオカシイともめる。
C郎とB男も何か話していて微妙な空気に。
ここでバイト2人がかりで全員の主張をまとめて紙に書いた。
ちなみにA美はまだ控え室。
すごく混乱して時間もかかったが要約するとこんな感じ。
客123「自分は店外したこともあり、A美の彼氏である。
A美が辞めるのは自分と堂々と付き合うためだ。」
B男「店に堂々とくるには兄弟にするのがいいと言われて
その通りにしていたが、実はA美の彼氏で同棲中だ。」
C郎「B男とは別れたとA美から聞いて付き合い始めた。
今は彼氏だと思っている。婚約する。」
ちなみにB男とC郎は元々から趣味系の知り合い。
B男とA美が一緒にオフに行き、C郎と会ったとか。
B男はA美の地元で就職するから引っ越すと聞かされていたらしい。
そんな混乱頂点のなか、A美戻ってくる。随分長い着替え…。
店外がどうのこうのってことは風俗か水商売なんだね。
沈黙する男たちとA美。
バイト仲間がA美に事情説明を促す。
以下、A美の言い分。
客123に対して「知らない、そんなことしていない」
B男に対して「別に彼氏でもなんでもない。ルームメイト。」
C郎に対して、「付き合ってるのはあなただけ。」
だそうです。また口々に揉める男たち。
段々収拾が付かなくなる。
バイト仲間がなんとか押さえ、再度A美に確認させる。
客123に対してはあくまで客で誤解するなときつく言う。
やっと諦めて?混乱しながら帰る123。全員泣いてた。
B男には「ルームメイトで生活費の関係で一緒に住んでた相方。
誤解しないで。」とのこと。
B男、キレた。けどもう呆れたように「分かったもういい。荷物取りにきて出てけ」と帰る。
残ったC郎にA美は、「ごめんね…こんなバイトだったばっかりに…」と目を潤ませて訴える。
C郎、納得したように、「大変だったな…お前はいつもそう狙われるから俺心配だよ。」
抱き合う2人。
後日、荷物を取りにきたA美はこんなことを言い残して行きました。
「金蔓の客があんなウザくなるとはなー。適当に遊んだだけなのに。
B男も万が一のために残そうと思ったけどまあ仕方ないか。
東京家賃高いから生活費浮いて助かったわあ。下宿大学生いいね。これからは幸せに暮らすから式には来てね
」
いままで弟だと思っていたB男が彼氏だっただけでもそうとうショックだったのですが…。
なにがなんだかわからないうちに終了。終わりがあっさりで申し訳ない。
こうやって世の中うまくいくのかな…と呆然。
あ、私は風俗でもお水でもないですよ。
以上、秋葉原の怖い話でした。
今は駅から同伴とか出張サービスもしてるんだっけ
乙
男の方から寄ってくるし…。
客123も彼氏だというからにはA美とヤってたんだろ
俺がC郎なら選ばれてもうれしない
>>648
乙。面白かった
冥土喫茶なら、客123とは何もやってないだろうなぁ
一度東京の冥土喫茶行った事あるけど、客がどう見てもオタクで本当にありがとうございましただったからワロタヨw
年齢層もそこまで低くないと思われ。丁度ドラマの電車男ぐらいの年齢
>こうやって世の中うまくいくのかな…と呆然。
いくわけないがなww
今は良くても、こういう馬鹿女は後々何らかの形で痛い目に合うよ