764:恋人は名無しさん : ID:
一年近く付き合ってる彼がいるんだけど…。
あたしと付き合ったのが夏で、遠距離。
今年の始め頃、彼氏の携帯を見ていい?
って聞いてから見たら怪しげなリダイヤル。
登録されてなかったけど、女のカンでかなり怪しいって思っちゃって。
あたしと会う前の日、明日は早いからもう寝るって
彼から電話を切ったあとにその番号にかけてた。
(同じ時間にその番号からの着信があった)
誰?って聞いたら
友達の彼女って言ってて、
なんで友達の彼女から電話あるの?って言ったら
よくわかんないみたいなこと言ったから
じゃああたしの携帯からかけていい?
って言ったら(かけるつもりなんてなかったけど)
急にあせり始めて、
間違い電話だよとか言い始めた。
続きます。
あたしと付き合ったのが夏で、遠距離。
今年の始め頃、彼氏の携帯を見ていい?
って聞いてから見たら怪しげなリダイヤル。
登録されてなかったけど、女のカンでかなり怪しいって思っちゃって。
あたしと会う前の日、明日は早いからもう寝るって
彼から電話を切ったあとにその番号にかけてた。
(同じ時間にその番号からの着信があった)
誰?って聞いたら
友達の彼女って言ってて、
なんで友達の彼女から電話あるの?って言ったら
よくわかんないみたいなこと言ったから
じゃああたしの携帯からかけていい?
って言ったら(かけるつもりなんてなかったけど)
急にあせり始めて、
間違い電話だよとか言い始めた。
続きます。
765:恋人は名無しさん : ID:
ますます怪しく思えてきて
「は?友達の彼女からの電話じゃないの?」って言ったら
「違う。間違い電話。普通知らない番号から電話きたら掛けなおすじゃん」
って言いはじめて
「今ワンギリ業者とかうざいんだからかけなおさなくない?
今までだってかけなおしてないじゃん。
っていうか間違い電話なら初めからそう言えよ。なんで嘘つくの?」
って言ったんだけど
間違い電話で通そうとしてるから
「いいよ、あたしの携帯でかけるから」って言って
かけようとしたら慌てて止める彼。
ますます怪しい。
「俺の携帯にきた番号じゃん」
「だから何」
「男だったらどうすんの」
「別にいいじゃん、間違えましたって謝るから、あたし」
「えー…」
ここでかけようとしたんだけど彼に力ずくで携帯取られて
「あとでよくない?」
って言われたから
そろそろ家出ないと新幹線乗り遅れるしで、
とりあえずその場は諦めた。
続きます
「は?友達の彼女からの電話じゃないの?」って言ったら
「違う。間違い電話。普通知らない番号から電話きたら掛けなおすじゃん」
って言いはじめて
「今ワンギリ業者とかうざいんだからかけなおさなくない?
今までだってかけなおしてないじゃん。
っていうか間違い電話なら初めからそう言えよ。なんで嘘つくの?」
って言ったんだけど
間違い電話で通そうとしてるから
「いいよ、あたしの携帯でかけるから」って言って
かけようとしたら慌てて止める彼。
ますます怪しい。
「俺の携帯にきた番号じゃん」
「だから何」
「男だったらどうすんの」
「別にいいじゃん、間違えましたって謝るから、あたし」
「えー…」
ここでかけようとしたんだけど彼に力ずくで携帯取られて
「あとでよくない?」
って言われたから
そろそろ家出ないと新幹線乗り遅れるしで、
とりあえずその場は諦めた。
続きます
766:恋人は名無しさん : ID:
彼に駅まで送ってってもらったものの、
道が思ったより混んでなくて
1時間以上早くついてしまった。
まだ時間もあるし公園でも行こうかってことになって
コンビニでお茶を買って
都内の某公園へ。
そこで携帯の事をハッと思い出して
「そうそう、さっきの。電話するから」
って言って自分の携帯でかけようとしたら
また力ずくで奪われてリダイヤル消された。
ちょうどかかったところだったみたいだった。
「は?なんで消すの?別にいいじゃん。
なんか問題あるの?
「ないよ、ない」
「だったらいいじゃん」
「…」
その後携帯を取り返した。
彼はリダイヤル以外は発信した番号は見れないって思っていたんだろうけど
あたしの携帯、別のところで「発信履歴」としてみることができる。
リダイヤルを消してもそっちは消されない。
あたしはそうやって彼に言ったあと自分の携帯から
その番号にかけた。
すぐ出た。
やっぱり、というか出たのは女だった。
つづきます
道が思ったより混んでなくて
1時間以上早くついてしまった。
まだ時間もあるし公園でも行こうかってことになって
コンビニでお茶を買って
都内の某公園へ。
そこで携帯の事をハッと思い出して
「そうそう、さっきの。電話するから」
って言って自分の携帯でかけようとしたら
また力ずくで奪われてリダイヤル消された。
ちょうどかかったところだったみたいだった。
「は?なんで消すの?別にいいじゃん。
なんか問題あるの?
「ないよ、ない」
「だったらいいじゃん」
「…」
その後携帯を取り返した。
彼はリダイヤル以外は発信した番号は見れないって思っていたんだろうけど
あたしの携帯、別のところで「発信履歴」としてみることができる。
リダイヤルを消してもそっちは消されない。
あたしはそうやって彼に言ったあと自分の携帯から
その番号にかけた。
すぐ出た。
やっぱり、というか出たのは女だった。
つづきます
767:恋人は名無しさん : ID:
あたしはそのときすっかり興奮していて
「誰?アンタ」っていきなり言ってしまった。
「アナタこそ誰?」って電話の相手も言った。
ここぞとばかりに「あたし○○の彼女なんだけど」と言った。
「…私もなんだけど」
このときすごくすごくショックだった。
なんていうか、あたしの中で全部が崩れた。
あたしはすごく興奮してて、
勝手に涙が出てきて、彼のほうを見た。
彼はすごく気まずそうな顔をしてあたしを見た。
「いつから付きあってるの?」
とあたしは相手にきいた。
「2年くらい前から」
なんだ、あたしは遊びだったんだって思った。
「あなたは?」って聞かれたから
「半年くらい…」と答えた。
「わかった。たぶんすごく混乱してると思うのね。
でも落ち着いて。それで○○からできるだけ離れて」
相手はすごく落ち着いてて、大人の人みたいだった。
つづきます
「誰?アンタ」っていきなり言ってしまった。
「アナタこそ誰?」って電話の相手も言った。
ここぞとばかりに「あたし○○の彼女なんだけど」と言った。
「…私もなんだけど」
このときすごくすごくショックだった。
なんていうか、あたしの中で全部が崩れた。
あたしはすごく興奮してて、
勝手に涙が出てきて、彼のほうを見た。
彼はすごく気まずそうな顔をしてあたしを見た。
「いつから付きあってるの?」
とあたしは相手にきいた。
「2年くらい前から」
なんだ、あたしは遊びだったんだって思った。
「あなたは?」って聞かれたから
「半年くらい…」と答えた。
「わかった。たぶんすごく混乱してると思うのね。
でも落ち着いて。それで○○からできるだけ離れて」
相手はすごく落ち着いてて、大人の人みたいだった。
つづきます
768:恋人は名無しさん : ID:
彼から離れてそのまま電話を続けた。
彼はついてきたけどあたしが逃げるから途中で諦めたみたいで、
ついてこなくなった。
そしてベンチに座ってた。
電話で相手と話した。
いろいろ聞いた。
二年くらい付き合ってること、自分も最初は近かったけれど
途中で遠距離になったということ、
二十代後半だということ、
彼とは1つ違いで自分のほうが年上だということ。
最近も会ったということ。
その最近あった日っていうのは
あたしには友達と会うって言って出かけた日だった。
あたしも自分のことを少し話して、また夜かけると言って電話を切った。
新幹線の時間に間に合わないから。
あたしはボロボロに泣いてたけど
彼氏の前ではなるべく冷静を装った。というか、冷静になってた。力がでなかった。
送ってってもらうとき、泣き止んだけどまた泣いた。
「彼女は一人のほうがいいよ」
「あたしだけって言ったのに」
「浮気なんかしてるわけないよね。あたしが浮気相手なんだから」
こんなことを言ったけどあまり覚えてない。
つづきます
彼はついてきたけどあたしが逃げるから途中で諦めたみたいで、
ついてこなくなった。
そしてベンチに座ってた。
電話で相手と話した。
いろいろ聞いた。
二年くらい付き合ってること、自分も最初は近かったけれど
途中で遠距離になったということ、
二十代後半だということ、
彼とは1つ違いで自分のほうが年上だということ。
最近も会ったということ。
その最近あった日っていうのは
あたしには友達と会うって言って出かけた日だった。
あたしも自分のことを少し話して、また夜かけると言って電話を切った。
新幹線の時間に間に合わないから。
あたしはボロボロに泣いてたけど
彼氏の前ではなるべく冷静を装った。というか、冷静になってた。力がでなかった。
送ってってもらうとき、泣き止んだけどまた泣いた。
「彼女は一人のほうがいいよ」
「あたしだけって言ったのに」
「浮気なんかしてるわけないよね。あたしが浮気相手なんだから」
こんなことを言ったけどあまり覚えてない。
つづきます
770:恋人は名無しさん : ID:
「どうするの?」ってあたしは彼にきいた。
「俺、おまえのことが好きだから。浮気じゃない。本気」
とかって意味わかんないことを言ってくれましたよ。
ハタから見たら浮気じゃん。
ていうかハタから見なくても浮気じゃん。
そして、その相手があたし…。
ホームでは泣くのをさすがに我慢して
新幹線に乗って帰った。
ホームでも浮気じゃないを繰り返す彼。
もう顔も見たくなかった。
「ちゃんと帰ったかどうかが心配だから家についたらメールして」
って新幹線の中でメールした。
「わかった」っていう返事が来た。
あたしが降りる新幹線の駅について、「着いた」とメールをしたら
電話がかかってきた。
「今話したくない?」
「別にいいけど」
そのときの会話もあまり覚えてない。
とにかく彼は本気だ、ということを伝えたかったみたいだった。
あたしは話を聞いててそれまで冷静だったのが一気に爆発した。
駅で、大声で、質問と暴言ばかり吐いた。
つづきます
「俺、おまえのことが好きだから。浮気じゃない。本気」
とかって意味わかんないことを言ってくれましたよ。
ハタから見たら浮気じゃん。
ていうかハタから見なくても浮気じゃん。
そして、その相手があたし…。
ホームでは泣くのをさすがに我慢して
新幹線に乗って帰った。
ホームでも浮気じゃないを繰り返す彼。
もう顔も見たくなかった。
「ちゃんと帰ったかどうかが心配だから家についたらメールして」
って新幹線の中でメールした。
「わかった」っていう返事が来た。
あたしが降りる新幹線の駅について、「着いた」とメールをしたら
電話がかかってきた。
「今話したくない?」
「別にいいけど」
そのときの会話もあまり覚えてない。
とにかく彼は本気だ、ということを伝えたかったみたいだった。
あたしは話を聞いててそれまで冷静だったのが一気に爆発した。
駅で、大声で、質問と暴言ばかり吐いた。
つづきます