久々に帰省したら自分が悲劇のヒロインになってた！

久々に帰省したら自分が悲劇のヒロインになってた事。
高校時代の友人の結婚式のため、先日夫婦で出席するついでに足を伸ばして帰省した。
その時私の波乱万丈な架空のドラマが元中学時代の同級生の間で広まってる事を知った。
以下その虚構ドラマあらすじ。
Ａ男と私は恋仲だったが私親の反対でひき裂かれ、Ａ男も「親に祝福してもらえない仲では…」と
しだいに私から心が離れ、納得できない私はリスカ、首吊り等の死ぬ死ぬ詐欺を何度かやらかす。
Ａ男は私の執着に身も心もやつれ果て、疲れきってついに私と駆け落ちを選ぶも
その時すでに私は行方知れずに…とかいうストーリーでした。
ほんとはもっといろいろ枝葉末節あったがダルいので省略。
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これを、実家でまったりしてたら訪ねてきた中学時代の同級生ＢＣ（親しくなかった）に
聞かされた。

しかし現実の私はＡ男と朝のあいさつ以外口をきいたことないし、
行方知れずどころか進学してそのまま向こうで就職して結婚、という普通の人生を歩んだだけ。
時代背景もあってかうちの中学は当時すごい荒れててＤＱＮ全盛だった
それがいやで逃げるようにちょっと遠くの高校へ進学して
中学時代の同級生とはずっと疎遠にしてたから知らなかった。
うちの親も地元の生まれじゃなく近所づきあいが密じゃないので知らなかったらしい。私は驚いて「いやＡ男と付きあったことなんかないしリスカの経験もないよ」
と傷のない両腕を見せたがＢＣは「またまた～」「ごまかさなくなっていいよ」とpgrな扱い。
傷は整形かなんかできれいに消して、夫の手前過去は隠したいのねﾌﾌﾌ…みたいな態度に
私は呆れたが夫はブチギレた。根も葉もない噂流してんじゃねー！俺はこいつと高校からの付きあいだ。
高校からの彼氏と結婚してんのにいつ行方不明になるヒマがあるんだよ！！
俺はこいつと三日以上連絡とれなかったことないわぼけが！
という内容のことを叫ぶとＢＣﾎﾟｶｰﾝとした顔で
「えっだって…そう聞いたもん…」「聞いたこと言っただけだし…」とｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ。
うざったいので「本人の言葉より噂を信じたいなら好きにしろ、これ以上まつわりつくな」と
告げて追いだした。

その後ファミレスでご飯食べてたら、なんとＡ男がやって来た。
ごていねいに「×子！」と私の名を呼びながら。
夫、怒りの形相。私もイライラし、来たら怒鳴りつけてやる…と待ちかまえてたら
私らのテーブルを素通りするＡ男。
「×子！」ってまだ呼んでる。でも素通り。
夫と「なんじゃあれ」「知らん」と会話しながらご飯食べて会計して帰った。
ちなみに私の容姿が変わり果てたからわからなかった、という可能性はない。
私は若い頃から老け顔でだんだん実年齢が顔に追いついていったタイプなので
（10代の頃30代に見られた。いま思うとよく彼氏ができたものだ）
まったく顔が変わっていない。実家に戻り、さーそろそろ帰るべと荷物をまとめていたら再度Ａ男に凸された。
「×子！いるのか×子！」と叫び、うちの父に「×子はどこです！」と詰め寄る。
しかし私が出ていくと「誰？」と。
「×子だが」
「うそだ、×子はもっとこれこれこういう顔で、こういう体型だ」とエロ語を加えつつ説明するＡ男。
「残念だが30年近くずっとこんな顔だ」
「じゃあ×子はどこだよ！×子返せ！」Ａ男号泣。

ﾜｹﾜｶﾗﾝので実家に置きっぱなしの卒業アルバムをひっぱりだしてきて、
目の前の老け顔女が本物の×子であることを納得させた。
そして「おまえの言う×子とは誰だ、この中にいるのか」と聞くとＤ子を指さす。「あれ？×子？え…Ｄ子？」と混乱するＡ男をほっといて
巻末に載ってる住所録でＤ子実家に連絡。
Ｄ子母が出たので名乗って簡単に近況を聞くと、Ｄ子も私と同じく遠くに進学してそっちで就職・結婚したそう。
まだＡ男が混乱してるので「Ｄ子さんに、今後帰省する際はＡ男に気をつけてとお伝え下さい」と言って切った。その後夫がＡ男を問いつめると、
「Ａ男は在学中Ｄ子が好きだった。遠くに行ってしまったしちょっとくらい地元で嘘ついてもＤ子本人に
ばれないと思ってフカシたら、自分でもだんだんその気になってしまった。
最初は嘘だったがそのうち本当のような気がしてきた。過去の大失恋話をすると「なんで結婚しないの」という
追及もかわせて一石二鳥だった。親には言わないで。地元のみんなにもばらさないで」
と泣かれた。

なんで私とＤ子が混ざったのか聞くと、
「Ｄ子の名を出すとＤ子に迷惑がかかるから自分は名前をぼかして話してた。噂が広まる過程で
相手は×子ってことになっていった。たぶん中学卒業してからいなくなった女子が少数だからその中から
なんとなく×子が選択されたんだと思う。
まわりがＡ男と×子の悲恋話ってことで盛り上げるから、自分でもなんだか現実のような気がしてきて
本当に×子と恋してたように思いこんでしまった。ごめんなさい。親には言わないで」
だそうだった。夫は最初は殴りたそうだったがだんだん脱力していき、私も怒る気力が湧かず
「疲れたのでとりあえず帰れ。今後どうするかは追って連絡する」と言って帰した。
私たちもそのまま自分の家へ新幹線で帰った。
名誉棄損等で訴えることも可能だろうが、夫婦ともに脱力がひどく今は何も考えられない。
頭の整理がてら書いてみました。
とりあえずＡ男は医者にかかるべきだと思う。

>>425
A男に名誉毀損で訴えようと思うって当時の同級生に話せば？
尾ひれがついて訴えたとかになりそう

田舎のDQNは噂話が大好きです
って話だね
ご心労のほどお察し申し上げます