157: 43です 2001/08/12(日) 00:39
続き書いてもいいですか?
覚えてます?(^^;
覚えてます?(^^;
165: 43の続きです。 2001/08/12(日) 00:51
Kから話を聞いている間、まるで私は感情が
なくなったようでした。
悲しみも、怒りさえも起こりませんでした。
Kの口から発せられる言葉が、全て嘘の
ようでした。
Kの目を見ることもないまま、
淡々と聞いていたように思います。そんな中、1つだけどうしても気になる
事がありました。
「Tは…?TとMはどうなったの?」
私が聞くと、Kは答えました。
「それが俺にもわからない…。」と…。
なくなったようでした。
悲しみも、怒りさえも起こりませんでした。
Kの口から発せられる言葉が、全て嘘の
ようでした。
Kの目を見ることもないまま、
淡々と聞いていたように思います。そんな中、1つだけどうしても気になる
事がありました。
「Tは…?TとMはどうなったの?」
私が聞くと、Kは答えました。
「それが俺にもわからない…。」と…。
169: 165の続きです。 2001/08/12(日) 01:01
Kの話では、Mは今までに、何度か
彼からの相談を受けていたらしいのですが、
詳しい内容まではわからない、という事
でした。“二人で会っていたりしたのかな…”
ふと、そんな考えが頭をよぎりました。
その時、改めて彼のことを好きなんだという
自分の気持ちに気付きました。二人で会っている場面を想像するだけでつらかった。
Kは、本当に反省していると言いました。
そして、Mとも話をしようとも言いました。
わたしは、そんな気にはなれず、嫌だと繰り返し言いました。
彼の気持ちは、すでにMに向いている気がしたから。
でも、私はそれが事実だったとしても、
認めたくなかったのです。
どこまでバカにすれば気が済むのだろう?そんな風に
思っていました。
彼からの相談を受けていたらしいのですが、
詳しい内容まではわからない、という事
でした。“二人で会っていたりしたのかな…”
ふと、そんな考えが頭をよぎりました。
その時、改めて彼のことを好きなんだという
自分の気持ちに気付きました。二人で会っている場面を想像するだけでつらかった。
Kは、本当に反省していると言いました。
そして、Mとも話をしようとも言いました。
わたしは、そんな気にはなれず、嫌だと繰り返し言いました。
彼の気持ちは、すでにMに向いている気がしたから。
でも、私はそれが事実だったとしても、
認めたくなかったのです。
どこまでバカにすれば気が済むのだろう?そんな風に
思っていました。
172: 169の続きです。 2001/08/12(日) 01:08
でも、ちゃんと話をしなければいけないことも
わかっていました。
彼に逃げられてばかりでは、私たち二人の関係も
あやふやなまま終わってしまう。
それだけは嫌でした。
だから、話をする事に決めました。
二人では心もとなかったので、Kを交えて三人で
話をする事にしました。
わかっていました。
彼に逃げられてばかりでは、私たち二人の関係も
あやふやなまま終わってしまう。
それだけは嫌でした。
だから、話をする事に決めました。
二人では心もとなかったので、Kを交えて三人で
話をする事にしました。
180: 172の続きです。 2001/08/12(日) 01:21
三人で席に着くと、Mはむすっとした顔で
「何?二人揃って。」と言ってきました。
私は、その時に初めて怒りが込み上げてくるのを
感じました。K「何じゃないだろ。もう俺、正直に話したんだよ。」
M「正直って、何を?」
K「Tに対して言った嘘も、みんな言った。おまえも、もう
ちゃんと話せ。」
M「何なの?同じ事しといて、一人だけいい人ぶんないでよ。
Yの事好きなんでしょ?正直、別れてくれたらいいのにって
思ってたでしょ!?」私は黙って聞いていました。
本来なら、私が話さなければいけないのに…。
だから、私も聞く事にしました。私「Tと…どうなったの?あの時家に来たのって、
ほんとにCD借りに来ただけ?違うでしょ?
いいかげんに、ほんとの事言って。」
M「どうなったって関係ないでしょ。
別れたんだから。」
K「まだ別れてねぇよ」
私は、別れたんでしょと言う言葉に、あぁ、
そういう事になってたのか…と思い、
自分でもどうしてかわからないんですが、彼の携帯に
かけている自分がいました。
「何?二人揃って。」と言ってきました。
私は、その時に初めて怒りが込み上げてくるのを
感じました。K「何じゃないだろ。もう俺、正直に話したんだよ。」
M「正直って、何を?」
K「Tに対して言った嘘も、みんな言った。おまえも、もう
ちゃんと話せ。」
M「何なの?同じ事しといて、一人だけいい人ぶんないでよ。
Yの事好きなんでしょ?正直、別れてくれたらいいのにって
思ってたでしょ!?」私は黙って聞いていました。
本来なら、私が話さなければいけないのに…。
だから、私も聞く事にしました。私「Tと…どうなったの?あの時家に来たのって、
ほんとにCD借りに来ただけ?違うでしょ?
いいかげんに、ほんとの事言って。」
M「どうなったって関係ないでしょ。
別れたんだから。」
K「まだ別れてねぇよ」
私は、別れたんでしょと言う言葉に、あぁ、
そういう事になってたのか…と思い、
自分でもどうしてかわからないんですが、彼の携帯に
かけている自分がいました。
190: 180の続きです。 2001/08/12(日) 01:35
KとMの戸惑った視線の中、私は彼の番号を
呼び出しました。私「…もしもし?お願いがあるんだけど、今から○○に
来てくれない?最後の話がしたいんだ、いいでしょ?」
彼「…あぁ。わかった、今から出るよ。」
そして電話を切り、Mの方を向くと、
Mは何のつもりかと聞いてきました。私「何のって…。Tがいた方がいいでしょ。
言いたい事言えるし、付き合い宣言したければすれば
いい。あたしも言いたいこと、たくさんあんの。」
M「…バカじゃないの?結果は一緒じゃん。あたし
謝らないから。わかんないでしょ?ずっと好きだった
人と、Yが一緒にいるのを見る辛さなんて。」
K「…M、おまえ、バカだろ。…まぁ後で言うけど…。」私は、Kの言うバカの中身を、その時は違う意味で
とっていたのですが、彼が来てからやっと
その意味がわかりました。
呼び出しました。私「…もしもし?お願いがあるんだけど、今から○○に
来てくれない?最後の話がしたいんだ、いいでしょ?」
彼「…あぁ。わかった、今から出るよ。」
そして電話を切り、Mの方を向くと、
Mは何のつもりかと聞いてきました。私「何のって…。Tがいた方がいいでしょ。
言いたい事言えるし、付き合い宣言したければすれば
いい。あたしも言いたいこと、たくさんあんの。」
M「…バカじゃないの?結果は一緒じゃん。あたし
謝らないから。わかんないでしょ?ずっと好きだった
人と、Yが一緒にいるのを見る辛さなんて。」
K「…M、おまえ、バカだろ。…まぁ後で言うけど…。」私は、Kの言うバカの中身を、その時は違う意味で
とっていたのですが、彼が来てからやっと
その意味がわかりました。
200: 190の続きです。 2001/08/12(日) 01:49
彼が来て、私は真っ先に、別れているのか
と聞きました。彼「……。」
M「別れたんでしょう?言ったよね?別れるって。」
彼「……。」
M「まだ別れてなかったの?…じゃあ、急がさないから…待ってるから…」
私「ごめんね、M。私は急いでんの。T、どうなの?」
彼「…別れてない。」
M「でも、もう嫌なんでしょ?あんなにフラフラしてる女嫌だって
言ってたよね?」
彼「……。」
K「……おい…おまえ(M)ほんとの事言えって!おまえが言わないなら
俺が言うぞ」
M「…何言ってんのよ…いきなり」
彼「ほんとってなんだよ」そして、Mの必死の止めも聞かず、Kは全てを彼に
話しました。
彼の表情が、こわばっていくのがわかりました…。
彼「…なんなんだよ、バカみてぇじゃんか!ふざけんなよ…。」彼がそう言った後、Kがおもむろに話し始めたのです。
「おい、T…おまえも正直なこと話せよ。
他校に女いるんだろ?」その言葉に、私だけではなく、Mも凍りつきました。
と聞きました。彼「……。」
M「別れたんでしょう?言ったよね?別れるって。」
彼「……。」
M「まだ別れてなかったの?…じゃあ、急がさないから…待ってるから…」
私「ごめんね、M。私は急いでんの。T、どうなの?」
彼「…別れてない。」
M「でも、もう嫌なんでしょ?あんなにフラフラしてる女嫌だって
言ってたよね?」
彼「……。」
K「……おい…おまえ(M)ほんとの事言えって!おまえが言わないなら
俺が言うぞ」
M「…何言ってんのよ…いきなり」
彼「ほんとってなんだよ」そして、Mの必死の止めも聞かず、Kは全てを彼に
話しました。
彼の表情が、こわばっていくのがわかりました…。
彼「…なんなんだよ、バカみてぇじゃんか!ふざけんなよ…。」彼がそう言った後、Kがおもむろに話し始めたのです。
「おい、T…おまえも正直なこと話せよ。
他校に女いるんだろ?」その言葉に、私だけではなく、Mも凍りつきました。
214: 200の続き 2001/08/12(日) 02:10
M「女って何なの!?」
Mは半狂乱になって叫びました。
彼は何も言わず、ただじっとしているだけです。
Mから浴びせられる言葉を聞いていました。
私はというと、自分でも不思議なくらい冷静でした。
一日の間に、いろんな事がありすぎて
感覚が麻痺してきたのかもしれない。
妙に落ち着いている自分自身が
不思議でもありました。
Kは、黙ってうつむいている彼を横目に、
話を続けました。 彼と、その他校の女の子が会ったのは、私たちがもめる数日
前だったらしいです。
彼女の名前は、Aといいます。
彼の友達と、Aさんが同じ塾で、その友達を通して
知り合ったそうです。
その時はお互い、何の感情もなかったのですが(彼は可愛いとは思って
いたらしい)私に疑いを持ち始めてから、Aさんに
相談するようになり、いつの間にか、特別な感情を抱くように
なったそうです。そして、運命の夏休み…彼はAさんと関係を持った
のです。でも彼は、私への思いが完全に断ち切れていなかった
為、このままじゃいけないと思い、私に電話をしたのだそうです。
でも結局別れを言い出すことができずに、今にいたっているのです。
Mは半狂乱になって叫びました。
彼は何も言わず、ただじっとしているだけです。
Mから浴びせられる言葉を聞いていました。
私はというと、自分でも不思議なくらい冷静でした。
一日の間に、いろんな事がありすぎて
感覚が麻痺してきたのかもしれない。
妙に落ち着いている自分自身が
不思議でもありました。
Kは、黙ってうつむいている彼を横目に、
話を続けました。 彼と、その他校の女の子が会ったのは、私たちがもめる数日
前だったらしいです。
彼女の名前は、Aといいます。
彼の友達と、Aさんが同じ塾で、その友達を通して
知り合ったそうです。
その時はお互い、何の感情もなかったのですが(彼は可愛いとは思って
いたらしい)私に疑いを持ち始めてから、Aさんに
相談するようになり、いつの間にか、特別な感情を抱くように
なったそうです。そして、運命の夏休み…彼はAさんと関係を持った
のです。でも彼は、私への思いが完全に断ち切れていなかった
為、このままじゃいけないと思い、私に電話をしたのだそうです。
でも結局別れを言い出すことができずに、今にいたっているのです。
219: 214の続き 2001/08/12(日) 02:21
Kが話し終えると、Mは目に涙を浮かべ、
放心状態でした。
私は、自分の気持ちは間違いなく彼に
向いているのに、どこか冷めてきているのが
わかりました。
こんな話を聞いた後では、無理ないのかもしれないけど。
Mはすすり泣き初めてしまいました。
私の方が泣きたかった。
でも、なぜか涙は出なかったです。
私は、Mに少し悪いと思いつつ、
Mとの関係について聞きました。
彼は、Mから話を聞いた後にMから気持ちを
打ち明けられたそうです。
正直、友達としてしか見ていなかったので、
どうしていいのかわからずに困ってしまい、でもその
反面、私に対してのあてつけもあり、返事は保留。
Mはイケル、と思い彼の家へよく行っていたそうです。
放心状態でした。
私は、自分の気持ちは間違いなく彼に
向いているのに、どこか冷めてきているのが
わかりました。
こんな話を聞いた後では、無理ないのかもしれないけど。
Mはすすり泣き初めてしまいました。
私の方が泣きたかった。
でも、なぜか涙は出なかったです。
私は、Mに少し悪いと思いつつ、
Mとの関係について聞きました。
彼は、Mから話を聞いた後にMから気持ちを
打ち明けられたそうです。
正直、友達としてしか見ていなかったので、
どうしていいのかわからずに困ってしまい、でもその
反面、私に対してのあてつけもあり、返事は保留。
Mはイケル、と思い彼の家へよく行っていたそうです。