885: 828です。 2001/08/11(土) 01:20
遅くなりました(^^;
続きです。Kに全てを話した私は、涙が出てきました。
それまでの出来事を口にすればするほど、
自分のしてきた事のバカらしさ、
情けなさを思い知らされたようで…。
Kは黙って相槌をうち、聞いていました。Kに全てを話し終えた後、悔しさが
込み上げてきました。
「何でこんなに悩まされてるんだろう、ばかみたい。」
そう言った時、Kは私に言いました。K「ごめんな…。」
私「…何が?」
K「…いや、何もしてやれないから……。」
私「ううん、話聞いてくれて嬉しかった。
誰にも言えなかったから。…誰にも言わないでね。」
K「うん、言わない。…あいつ、何考えてんのかな。」
私「…わかんないけど、また話すから、その時にはっきりさせるよ。
ほんとにありがとう。」他愛のない会話だったのに、私にはとても安心感を
与えてくれました。
それから、ちょくちょくKが私の教室に顔を出すように
なりました。
続きです。Kに全てを話した私は、涙が出てきました。
それまでの出来事を口にすればするほど、
自分のしてきた事のバカらしさ、
情けなさを思い知らされたようで…。
Kは黙って相槌をうち、聞いていました。Kに全てを話し終えた後、悔しさが
込み上げてきました。
「何でこんなに悩まされてるんだろう、ばかみたい。」
そう言った時、Kは私に言いました。K「ごめんな…。」
私「…何が?」
K「…いや、何もしてやれないから……。」
私「ううん、話聞いてくれて嬉しかった。
誰にも言えなかったから。…誰にも言わないでね。」
K「うん、言わない。…あいつ、何考えてんのかな。」
私「…わかんないけど、また話すから、その時にはっきりさせるよ。
ほんとにありがとう。」他愛のない会話だったのに、私にはとても安心感を
与えてくれました。
それから、ちょくちょくKが私の教室に顔を出すように
なりました。
887: 885の続き 2001/08/11(土) 01:36
Kは、私にTとは別れた方がいいんじゃ
ないか、と言ってくるようになりました。
…私にも、それが一番いいんじゃないかという考えが
頭から離れませんでした。
でも、どうしてもその言葉が言えないんです。
情けない…何度も思うのに、彼を好きで好きで
仕方がなかったんです。K「俺、思うんだけどTとこのまま付き合ってても
Yがツライだけじゃないか?
俺はそんなに恋愛経験ある方じゃないし、
よくわかんねーけど…。好きなだけじゃどうにもならない
事もあるんじゃないのか?」
私「わかってるよ…。でも好きなの。
忘れれたら一番いいけど…。今は別れたくない
気持ちの方が勝ってる。」
K「後2日で夏休みになる。それまでに話つけた方が
よくないか?」
私「うん、終業式の時に話すよ」Kから言われた別れた方がいいという言葉は、
わたしの中にもありました。
でも、あんなに優しかった彼が急に変わるなんて
信じられない。
私は、全てを聞きたかった。Mとの会話も少なくなっていき、Mの事を
疑う気持ちも隠し切れませんでした。
ないか、と言ってくるようになりました。
…私にも、それが一番いいんじゃないかという考えが
頭から離れませんでした。
でも、どうしてもその言葉が言えないんです。
情けない…何度も思うのに、彼を好きで好きで
仕方がなかったんです。K「俺、思うんだけどTとこのまま付き合ってても
Yがツライだけじゃないか?
俺はそんなに恋愛経験ある方じゃないし、
よくわかんねーけど…。好きなだけじゃどうにもならない
事もあるんじゃないのか?」
私「わかってるよ…。でも好きなの。
忘れれたら一番いいけど…。今は別れたくない
気持ちの方が勝ってる。」
K「後2日で夏休みになる。それまでに話つけた方が
よくないか?」
私「うん、終業式の時に話すよ」Kから言われた別れた方がいいという言葉は、
わたしの中にもありました。
でも、あんなに優しかった彼が急に変わるなんて
信じられない。
私は、全てを聞きたかった。Mとの会話も少なくなっていき、Mの事を
疑う気持ちも隠し切れませんでした。
888: 887の続き 2001/08/11(土) 01:51
そして、終業式の日…。
体育館に集まり、退屈な話が耳を通り過ぎている間、
私は彼から視線をはずすことができませんでした。
“ちゃんと言えるのかな…。”
私は、別れを言う決心をしていました。
これからの受験の事、夏休みに入るということ…
それらを考えて、彼のことを忘れるいい機会だ、と
言い聞かせていました。
“1ヶ月以上あるんだ。勉強もしないといけないし。忘れることができる。”
そう思いながら、終業式が終わるのを待っていました。そして終業式は終わり、彼を待つことにしました。
彼は少し時間よりおくれて来ました。
そして、彼に向かって言いました。
「あの時、もう無理みたいなこと言ってたよね?あれから
考えたんだけど…。……もう終わりにした方がいいね…。」すると彼は、こう言ったのです。
「俺…別れたくない…。」
体育館に集まり、退屈な話が耳を通り過ぎている間、
私は彼から視線をはずすことができませんでした。
“ちゃんと言えるのかな…。”
私は、別れを言う決心をしていました。
これからの受験の事、夏休みに入るということ…
それらを考えて、彼のことを忘れるいい機会だ、と
言い聞かせていました。
“1ヶ月以上あるんだ。勉強もしないといけないし。忘れることができる。”
そう思いながら、終業式が終わるのを待っていました。そして終業式は終わり、彼を待つことにしました。
彼は少し時間よりおくれて来ました。
そして、彼に向かって言いました。
「あの時、もう無理みたいなこと言ってたよね?あれから
考えたんだけど…。……もう終わりにした方がいいね…。」すると彼は、こう言ったのです。
「俺…別れたくない…。」
890: 888の続き 2001/08/11(土) 02:08
思ってもない言葉に、びっくりしてしまい、
私は言葉が出ませんでしたが、頭を回転させて言いました。私「へ?無理って言ったのはTでしょ?いきなり何?」
彼「…俺、本当にあの時は無理だと思ったんだよ。
でも、もちろん、好きじゃなくなったとかじゃなくて。」
私「言ってる意味がわかんないよ。」
彼「正直、昔よりは冷めてたし、男友達優先したかった。
だから…Yとは、夏休み中会えないだろうし、続けていけるか
不安になった…。」
私「…うん、電話しかできない…。でも、気持ち薄くなったんでしょ?
これから1ヶ月以上顔合わせないし、もう無理だよ…。」
彼「でも、今こうやって別れるかって話になったら、やっぱり嫌だ…。
離れたくないって気付いた…。」何回こんな会話を繰り返したのでしょうか、結局
私は別れないことにしたのです。
私は言葉が出ませんでしたが、頭を回転させて言いました。私「へ?無理って言ったのはTでしょ?いきなり何?」
彼「…俺、本当にあの時は無理だと思ったんだよ。
でも、もちろん、好きじゃなくなったとかじゃなくて。」
私「言ってる意味がわかんないよ。」
彼「正直、昔よりは冷めてたし、男友達優先したかった。
だから…Yとは、夏休み中会えないだろうし、続けていけるか
不安になった…。」
私「…うん、電話しかできない…。でも、気持ち薄くなったんでしょ?
これから1ヶ月以上顔合わせないし、もう無理だよ…。」
彼「でも、今こうやって別れるかって話になったら、やっぱり嫌だ…。
離れたくないって気付いた…。」何回こんな会話を繰り返したのでしょうか、結局
私は別れないことにしたのです。
895: 890の続き 2001/08/11(土) 02:32
そして夏休みに入り、私は彼の事を
考える暇もないまま、勉強する日々を送っていました。やはり、私も出来るなら彼とは別れたくなかったし、
真実が聞けたのが嬉しかったのもあったと思います。
でも、Mのことがこわくて聞けず、私は別れたくなかった
反面、彼のことは忘れるように努力するつもりでいました。そして、かれの事をホンの少しだけど、
忘れることが出来てきたある日、
彼から電話がかかってきたのです。彼「もしもし?話したい事があるんだけど…。」
私「何?」
彼「…明日何時ぐらいなら長電話できそう?」
私「そんなに長くなる話なの?」
彼「…うん。一言なんだけど。」その時、私は“あぁ、とうとう振られるのか…”
と思い
「いいよ、今言って。」と言ったのです。
彼「長くなるから…。」
私「そんなのわかんないでしょ?早く言ってよ」それでも彼は言おうとしませんでした。
そして、あしたかけ直す、と言い切られてしまいました…。その時私は、いいようのない怒りが込み上げてくるのが
わかりました。
別れよう、と一言言うのに、長くなると言う事は、
明らかに私が止めるのを前提に言っていたということだからです。
その時は、本当に言われても、わかったと言って切ろうと思って
いたので、なめられていたんだと思います。
彼はモテる方なので、私が泣きついて
止めてくるだろう、と思っていたみたいです。
考える暇もないまま、勉強する日々を送っていました。やはり、私も出来るなら彼とは別れたくなかったし、
真実が聞けたのが嬉しかったのもあったと思います。
でも、Mのことがこわくて聞けず、私は別れたくなかった
反面、彼のことは忘れるように努力するつもりでいました。そして、かれの事をホンの少しだけど、
忘れることが出来てきたある日、
彼から電話がかかってきたのです。彼「もしもし?話したい事があるんだけど…。」
私「何?」
彼「…明日何時ぐらいなら長電話できそう?」
私「そんなに長くなる話なの?」
彼「…うん。一言なんだけど。」その時、私は“あぁ、とうとう振られるのか…”
と思い
「いいよ、今言って。」と言ったのです。
彼「長くなるから…。」
私「そんなのわかんないでしょ?早く言ってよ」それでも彼は言おうとしませんでした。
そして、あしたかけ直す、と言い切られてしまいました…。その時私は、いいようのない怒りが込み上げてくるのが
わかりました。
別れよう、と一言言うのに、長くなると言う事は、
明らかに私が止めるのを前提に言っていたということだからです。
その時は、本当に言われても、わかったと言って切ろうと思って
いたので、なめられていたんだと思います。
彼はモテる方なので、私が泣きついて
止めてくるだろう、と思っていたみたいです。
903: 895の続き 2001/08/11(土) 03:10
そして、次の日勉強もあまり手につかず
電話のばかり気にしていたのですが、
とうとうその日も、その次の日も
かかってきませんでした。
もう私は訳がわからなくなり、
折角集中できるようになっていた
勉強も、また集中できなくなっていきました…。それから何日経っても、電話の音に
反応してしまう…彼の考えていることが
わからない…。今思えば、物凄くいいタイミングでかかって
きたように思います。
少しずつながら、忘れかけていたあの時に
かかってきた電話。
その電話のせいで、また思い出して悩んでいる…。
本当にバカらしかった。
そして、電話はかかってくる事のないまま
夏休みは終わりました。
電話のばかり気にしていたのですが、
とうとうその日も、その次の日も
かかってきませんでした。
もう私は訳がわからなくなり、
折角集中できるようになっていた
勉強も、また集中できなくなっていきました…。それから何日経っても、電話の音に
反応してしまう…彼の考えていることが
わからない…。今思えば、物凄くいいタイミングでかかって
きたように思います。
少しずつながら、忘れかけていたあの時に
かかってきた電話。
その電話のせいで、また思い出して悩んでいる…。
本当にバカらしかった。
そして、電話はかかってくる事のないまま
夏休みは終わりました。
引用元: ・◇修羅場◇