85:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ : 2015/07/27(月)20:53:06.49 ID: cyE+0a8m.net
自分が経験した修羅場を書いてみる。
まず修羅場にいくまでの前置き
自分はそこそこ複雑な家庭環境だった。
当時6歳で両親離婚。
3人兄弟は全員父方の実家に預けられた(父はどっか行った)。
祖父母はよくしてくれたが、ことあるごとにお前は母から捨てられたと言われ続けた。
そんでもって小2ぐらいの時学校から帰ってくると、次男がいきなり家からいなくなってた。
祖父母に聞くと、母がさらっていったと言う。
これで自分の両親嫌いは輪にかけてひどくなった。
ただそんな誤解が解けたのが小4か小5の頃で、きっかけは従兄一家が近所に引っ越してきた。
従兄とは仲が良くて、長期の休みにはよく遊んでいた。
せっかく近所に来たので、自転車で行こうと計画して1時間半ぐらいかけて向かった。
従兄の家に着いたら、従兄の母と知らない人が家に居て自分を見るなり泣き出した。
それが自分の母だった。
そこから今までの事情を色々教えてくれた。
詳しいことは省くが、要は3人を養える金が当時母にはなかった。
次男も話し合い(裁判)で、今母のところにいると教えてもらった。
ただそうなると、今度は祖父母が信じられなくなった。
今までずっと言われてきたことが、嘘だったのかと。
それもあって、中学に入って思春期が入ってからは、祖父母につらく当たる回数が増えた。
そんなこんなしてる内に、母から再婚が決まったと連絡があった。
しかも今までは遠くに住んでいたのに、いきなり近所に引っ越すという話のおまけ付き。
自分は母が本気で自分の親権を取りに来たんだとわかった。
引っ越してきた初日に家へ行くと、義理の父と初めて会った。
厳しそうな人だと思ったが、いい人だとも思い、母がまた不幸になることはないと安心した。
ただ、本格的に自分の生活が変わってしまうのかもとかなり不安だった。
そのせいか、祖父母の前でうっかり母に会っていることを言ってしまった。
少し長い前置きでしたが、ここからが修羅場です。
まず修羅場にいくまでの前置き
自分はそこそこ複雑な家庭環境だった。
当時6歳で両親離婚。
3人兄弟は全員父方の実家に預けられた(父はどっか行った)。
祖父母はよくしてくれたが、ことあるごとにお前は母から捨てられたと言われ続けた。
そんでもって小2ぐらいの時学校から帰ってくると、次男がいきなり家からいなくなってた。
祖父母に聞くと、母がさらっていったと言う。
これで自分の両親嫌いは輪にかけてひどくなった。
ただそんな誤解が解けたのが小4か小5の頃で、きっかけは従兄一家が近所に引っ越してきた。
従兄とは仲が良くて、長期の休みにはよく遊んでいた。
せっかく近所に来たので、自転車で行こうと計画して1時間半ぐらいかけて向かった。
従兄の家に着いたら、従兄の母と知らない人が家に居て自分を見るなり泣き出した。
それが自分の母だった。
そこから今までの事情を色々教えてくれた。
詳しいことは省くが、要は3人を養える金が当時母にはなかった。
次男も話し合い(裁判)で、今母のところにいると教えてもらった。
ただそうなると、今度は祖父母が信じられなくなった。
今までずっと言われてきたことが、嘘だったのかと。
それもあって、中学に入って思春期が入ってからは、祖父母につらく当たる回数が増えた。
そんなこんなしてる内に、母から再婚が決まったと連絡があった。
しかも今までは遠くに住んでいたのに、いきなり近所に引っ越すという話のおまけ付き。
自分は母が本気で自分の親権を取りに来たんだとわかった。
引っ越してきた初日に家へ行くと、義理の父と初めて会った。
厳しそうな人だと思ったが、いい人だとも思い、母がまた不幸になることはないと安心した。
ただ、本格的に自分の生活が変わってしまうのかもとかなり不安だった。
そのせいか、祖父母の前でうっかり母に会っていることを言ってしまった。
少し長い前置きでしたが、ここからが修羅場です。
86:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ : 2015/07/27(月)21:13:28.20 ID: cyE+0a8m.net
この一言で祖母が切れた。
「裏切者!」と怒鳴られ首を絞められた。
騒ぎを聞いた、祖父がやってきて助けてくれるのかと思った。
祖母は祖父が来たのを見て、少し落ち着いたのか首から手を放してくれた。
祖父は「今までお前にかけた金を全て返して出ていけ」と自分に怒鳴った。
今まで優しくしてくれた祖父母が、別人みたいに自分を責めてきて怖くなって家から飛び出した。
そのまま、友達の家に転がり込んだ。
号泣している自分を見て、友達の母は「とりあえずお家に…」と電話をかけようとした。
それを友達が止めて、「家のことだろ?上がってけよ。」と言ってくれた。
今度は嬉しくて涙が止まらなかった。
友達は自分の状態が普通じゃないと、他にも中の良いやつ呼ぼうと言って友達を集めてくれた。
その日は、朝まで皆でスマブラして遊び倒した。
後から知ったが、友達が母に改めて事情を説明してから、自分の家(祖父母)に電話を入れてくれたみたいだった。
迷惑をかけた友達と、母には本当に頭が上がらなく帰るときに「本当にすみませんでした」と頭を下げた。
ただ、舌の根も乾かぬうちに、今度はもっと多くの人に迷惑をかけることになってしまった。
そこからどれくらい期間が空いてたのかは覚えてないが、そんなに長くはなかったと思う
覚えているのは、隣の家に遊びに行っていた帰りということ。
お隣さんとは、子供同士が歳が近いこともあって、よく遊んでいて、その日も同じように遊んでいた。
本当にいつも通りの1日だった。
朝10時ぐらいに、あっちから電話があり「遊ぼうぜ!」と言われ「OK!」と言って遊びに行った。
当時真冬だったが、近いしいいやとTシャツ短パンで遊びに行った。
ゲームやら何やらやって18時ぐらいに帰った。
すると居間から怒鳴りあってる声がしてきた。
「裏切者!」と怒鳴られ首を絞められた。
騒ぎを聞いた、祖父がやってきて助けてくれるのかと思った。
祖母は祖父が来たのを見て、少し落ち着いたのか首から手を放してくれた。
祖父は「今までお前にかけた金を全て返して出ていけ」と自分に怒鳴った。
今まで優しくしてくれた祖父母が、別人みたいに自分を責めてきて怖くなって家から飛び出した。
そのまま、友達の家に転がり込んだ。
号泣している自分を見て、友達の母は「とりあえずお家に…」と電話をかけようとした。
それを友達が止めて、「家のことだろ?上がってけよ。」と言ってくれた。
今度は嬉しくて涙が止まらなかった。
友達は自分の状態が普通じゃないと、他にも中の良いやつ呼ぼうと言って友達を集めてくれた。
その日は、朝まで皆でスマブラして遊び倒した。
後から知ったが、友達が母に改めて事情を説明してから、自分の家(祖父母)に電話を入れてくれたみたいだった。
迷惑をかけた友達と、母には本当に頭が上がらなく帰るときに「本当にすみませんでした」と頭を下げた。
ただ、舌の根も乾かぬうちに、今度はもっと多くの人に迷惑をかけることになってしまった。
そこからどれくらい期間が空いてたのかは覚えてないが、そんなに長くはなかったと思う
覚えているのは、隣の家に遊びに行っていた帰りということ。
お隣さんとは、子供同士が歳が近いこともあって、よく遊んでいて、その日も同じように遊んでいた。
本当にいつも通りの1日だった。
朝10時ぐらいに、あっちから電話があり「遊ぼうぜ!」と言われ「OK!」と言って遊びに行った。
当時真冬だったが、近いしいいやとTシャツ短パンで遊びに行った。
ゲームやら何やらやって18時ぐらいに帰った。
すると居間から怒鳴りあってる声がしてきた。
87:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ : 2015/07/27(月)21:23:03.11 ID: cyE+0a8m.net
義理の父と実の母、祖父母の声だった。
自分は「あ〜親権のことか」と思っていた。
ただ聞こえてきたのは、そういう内容じゃなかった。
祖父が「いくらで買うんだ?」と言って、義理の父が「そういう言い方はないでしょう!」と言い返していた。
ずっとずっと黙ってその会話を聞いていた。
祖父母の口から出てくる単語は金金金金金と、とにかくその話題だった。
ただ聞いているのが辛かった。
今まで、色々言われることはあっても10年以上過ごしてきた人に「買い取れ」とか「売ってやる」とか言われるのが。
この時までは義理の父と祖父母の声しか聞こえてこなかった。
母は居ないのかなと、ぼんやり考えていたら母の声がした。
「あなた方の言い値で買います。」と。
もうこれ以上聞いてられず、家を出た。
ただその場に居る全員が嫌になって、玄関のドアを思いっきり閉めてやった。
さすがに大人たちも聞かれてたのに気づいたみたいだったが、知ったこっちゃないとその場を走り去った。
自分は「あ〜親権のことか」と思っていた。
ただ聞こえてきたのは、そういう内容じゃなかった。
祖父が「いくらで買うんだ?」と言って、義理の父が「そういう言い方はないでしょう!」と言い返していた。
ずっとずっと黙ってその会話を聞いていた。
祖父母の口から出てくる単語は金金金金金と、とにかくその話題だった。
ただ聞いているのが辛かった。
今まで、色々言われることはあっても10年以上過ごしてきた人に「買い取れ」とか「売ってやる」とか言われるのが。
この時までは義理の父と祖父母の声しか聞こえてこなかった。
母は居ないのかなと、ぼんやり考えていたら母の声がした。
「あなた方の言い値で買います。」と。
もうこれ以上聞いてられず、家を出た。
ただその場に居る全員が嫌になって、玄関のドアを思いっきり閉めてやった。
さすがに大人たちも聞かれてたのに気づいたみたいだったが、知ったこっちゃないとその場を走り去った。
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