数年前、まだ4ヶ月の娘を連れて義実家にお泊まりに行っていた。
義実家と私の妹の婚家が近かったため、妹夫婦が義実家に遊びに来ることになった。
義実家の家の向かいには3台ほど止められる駐車場があり、
妹夫婦は一番右側に車を止めた。
みんなで一緒にご飯を食べ歓談していると、救急車の音。
ふと窓を見ると夜なのに外が明るいことに気づいた。
カーテンを開けると、オレンジ色の炎。車が燃えていた。
全員パニック!みんなで外に飛び出す。
隣に住んでいる80過ぎのじいちゃんがすでに通報済みだと教えてもらう。
よく見ると燃えてるのは一番左に駐車していた車。
つまり3台スペースの左の車が燃える。
真ん中は空いていて、妹車は右側。
とっさに妹夫が助手席側から車に乗り、キケンを承知で駐車場から脱出!
近所の野次馬からも拍手。妹夫も修羅場だが見守ってる私たちもハラハラした。
かなりの熱にさらされたのか運転席側のゴム部分が溶けていた。
ほどなくして消防車が来て、一気に消火!
消防車3台にパトカーも来て大騒ぎ。
妹夫婦の2歳男児(甥っ子)が眠さも忘れ大はしゃぎw
走っていこうとするのを必死で止める←プチ修羅場w
(続く)
(続き)
その後詳しい話を聞いた。
左側に止めた車の持ち主、セルフアボーンしようと
土地勘もないうちの地域を車でウロウロ。
たまたま空いていたスペースに車を入れ決行(手順は不明)
死にきれず、炎上した車を残し外へ出る。
たまたま炎上の瞬間を2Fの窓から見ていた隣じいちゃんに捕まる。
隣のじいちゃん、頑固親父をそのまま年とっただけって感じで、
逃げようとしてたから一喝してやったらおとなしくなったと言ってた。
真っ黒で、かなり火傷もしてたから、水1杯飲ませて、
警察に引き渡しそのまま救急車へ。
「その車(妹車)もちゃんと弁償してもらいや」
(私に)「寒いのにそんな赤子抱いて外にでたらあかん」
と言い残し警察に説明しに戻った。
うちも被害者のため、警察の事情聴取もあった。
しかも最初にきた警察に説明後「所轄が到着したのでもう一度・・・」
なんていわれ、何度も何度も同じ話をさせられた。
短気な妹夫、キレそうになり、なだめるため再び修羅場。
さらに、病院から連絡(?)もあり弁償は難しいかもと言われる。
「一命は取り留めたけど、あちら(加害者)もけが人ですし、
親御さんも今はお金のことは・・・」
なんて言うもんで、本格的に妹夫キレる。
(入りきれなかったんでもう1回続く)
(最後)
その時も隣じいちゃんが入ってくれて
「何の落ち度もないのに、巻き込まれて被害出て、それはないやろ。
しっかり仕事しいや!」
と警察に言ってくれた。
最終的に、警察が被害者がいることを(しぶしぶ?)伝えたところ、
加害者親はバックレようとしたらしいが、加害者嫁親から速効連絡があり、
弁償していただけました。
しえんありがとうございました。