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<長編>俺の父親が嫁に手を出そうとした!

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105:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:18:22.11 .net
俺は二人の寝室で、彼女の横で死ぬ程眠った。
そして朝が来た。起きたら何時も通り彼女が朝の挨拶をする「おはよう」と。
俺は彼女と目を合わせる事が出来ず「ああ、、、うん、、、」とだけ答えた。
嫁の両親は隣の部屋に居た。 俺と嫁は寝室のベランダに出て風に当たりながら二人だけで話をした。
本当に他愛も無い話。出合ってから今日までの話とか音楽や仕事の話とかね。
で、その中で彼女がこう言ったんだ。「私、早く○○君の赤ちゃんが欲しい」。
俺は即答した「無理だね無理だ無理無理うぐぅぅぅ〜」と頭を抱えた。
きっともう、俺は壊れてたんだろうと思う。色々な過去がフラッシュバックしたんだ。
嫁は俺に寄り添った。俺は寄り添う彼女を払った。
そして俺は嫁に言った。
「今回起きた事の全てを明らかにして、オヤジと決着を付けなければならない。でないと君とは生きて行けない。いいや、君とはもう無理かもしれない。」
嫁は泣いた。
107:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:30:38.39 .net
ベランダで俺は嫁を振り払った。
そして、泣いた嫁に対して、俺の過去の事を教えたんだ。
これを知ったら、嫁と嫁の両親は幻滅するかもしれない。
それも仕方ない。でも先ずは、嫁に知っておいて貰いたかった。
出来る限り感情を抑制して、俺の出生と、俺とオヤジ、そしてオフクロの過去について語った。
ここのスレの方もお付き合い頂けたら有り難い。俺の心が軽くなるから。
※これから記載する話に対して嫌悪感を抱く人も居るだろうし、長文の上に、このスレの趣旨からも外れる。それでも、読みたい人だけ読んで欲しい。※
108:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:32:43.31 .net

〜オヤジの人間性と俺の出生について〜

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俺がオヤジに対して警戒心を強めたのには理由が有る。
それはオヤジの人間性だ。

オヤジには前妻が居た。
オヤジ&妻と2人兄妹の4人暮らし。
貧乏ながらも慎ましく暮らしていたらしい。

そんな時に、俺のオヤジは俺のオフクロと出合った。
オフクロは金持ちの娘だった。
都内に何店舗も有る美容室の経営者の娘として、女社長として後を継いでいた。
偶然、オフクロが店内で部下の指導をしていた時に、俺のオヤジが客として店に来たらしい。
オヤジはオフクロに一目惚れ。自分に家族が居る事を隠し、何度もオフクロに接近した。
最初は断っていたオフクロも、婚期を逃したくなかったらしく、付き合い始めた。
そして、俺が出来たんだ。

109:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:34:23.64 .net
オヤジは、俺が出来た後にオフクロへ「実は結婚してた。前の家族と離婚して君と過ごしたい」と告げた。
その時のオヤジには金が無かったらしく、莫大な慰謝料を全てオフクロが、オヤジの前の家族に支払った。
母から聞いたよ。オヤジは、前の家族にそれはそれは怨まれたらしい。
できれば代わって、俺が腹違いの兄姉に謝罪したいと思う程の怒りを抱えていたという。 その話を始めて聞いたのが、俺が18歳の時、、、オヤジとオフクロがケンカした夜。
ケンカの理由はオフクロが自分の母親の法要に行こうとした時に、オヤジが法要に行くのを止めた。
頑なに法要に参加しようとするオフクロに対し、オヤジは包丁を突き付けて言った。
「俺はお前達一族(オフクロの一族)が大嫌いなんだ。怨んでいる。刺されたくなかったら法要になんか参加するな。」
「ハッキリ言って、お前とは金の為に結婚した。」とね。
その時、オフクロが俺に叫んだんだ。泣きそうな声で「〇〇!助けてっ!」
あの声は一生忘れられないよね。今でも耳に残ってる。