その次の日、地元にいる一番の親友に相談。というよりも
『こういう事実があって、俺は疑っている。客観的にみてどうおもう?』
ってのが知りたかった。
友人の答えは
『う~ん…。
かなり怪しいけど、どっちかというと白よりのグレーかな。
嫁ちゃん浮気しそうにないしさ。
ただ、お前に黙って女友達と遊んでた、って気もするし』
実際自分もそんな感じに思ってた。
ただ、やれることはやっておきたかったので、
ネットで調べた興信所5件に電話をし、
どれくらいの金額になるか見積もりを取ってみた。
高い。マジで。
半日で15万とか。一人体制でやってるとこはその半分ぐらい。
このスレで『いいから興信所イケ』ばっか言うやつは
値段知ってんのかよ?っておもったのを覚えてる。
小遣い制度の俺的にはまず1日ぐらいしか軍資金が持たない。
連絡した興信所のうちのひとつが
『正確に見積もるためにも、ぜひ調査員と一度話してみてください
ご希望の場所に伺いますし、いろいろ相談に乗れると思います』
としつこく行ってきたので了承する。数日後に会うことになった。
その間に嫁に、さっさと財産分与を済まそうと提案。
ひとまず軍資金の心配はなくなった。
数日後、件の調査員と会う。
40杉ぐらいのおばちゃんだった。
ファミレスでドリンクバー飲みながら、現状を説明した。
『う~ん、まだ確定黒、って感じじゃないですね。
しかも日にちが確定出来てないってなると、それこそ
100万円超えちゃいますよ。
もう少し探ってから、怪しい日をピンポイントでって感じに
した方がいいと思いますよ。』
そのあと、嫁を探るためのノウハウをいろいろ教えてくれた。
*ほとんどこのスレでガイシュツだったのに笑ったw
調査員
『まぁあとは、もうすぐくるクリスマスとか、出張するって嘘ついて
その日を狙うとか、誕生日とかに決め打ちしちゃうか、ですね。
2日間ぐらい決め打ちでやっちゃう人がおおいですよ』
ここで、改めて日時の特定が難しいことに気がついた。
息子は障害があり、俺たちの実家は遠く離れていて、預ける人もいない。
つまり、嫁が自由になるのは息子を幼稚園に預けている
平日の9:00-3:00のみ。
逆にいえばカラ出張作戦は通用しない。
ひとまず、もうしばらく探ってみることにする旨を調査員に伝えた。
調査員もその方がいいと思うとのこと。
その代りある程度固まったらぜひウチを使ってねwとか言われた。
調査員にお礼をいい、最寄の駅まで送迎。
ちなみに調査員はバツ1だった。
仕事がら、なかなか新しい彼なども見つからないとか。
その日から俺は、毎日会社の昼休憩に自宅に戻った。
片道25分なんで、ぎりぎり休憩時間中に自宅に戻り、
嫁の車があるかどうかを確認できたからだ。
もう一つは嫁の携帯のロックの解除。
前回の相談の時に書いたとおもうが、
嫁の携帯にはロックがかかっていた。
嫁の携帯がいじれるのは、たまに嫁が
携帯を充電しながら風呂に入っているときのみ。
思いつく限りの番号(誕生日、車の番号、語呂あわせ)を
隙を見つつ試して行った。
そしてパソコンの履歴のチェック。
なんか近くの夜景スポット情報見たり、
デートプランとか見てやがる。
(勿論俺と行く予定はない)
何日か続けたが、例の金曜日以来
嫁は車を使っている様子はない。
携帯のロックも外れない(まぁ当然だな)
もし平日に車を使わずに浮気をされていたら
正直調べるすべがないことに愕然とする。
絨毯爆撃掛けるのには100マンオーバー。
・・・悩む。
嫁は相変わらず、夜になったら
馬鹿みたいにメール打ちまくっていた。
>>390
フラグとかねぇよw
つかそろそろ眠くなってきたんだが・・
続き
とりあえず、レンタルの車に取り付けられるGPSを借り、
24日に嫁の車に付けてみたが、やはり車は使用されず。
やべぇ。手がないぞこりゃ。
そんな中、嫁から
『今度の日曜日、女友達と●●市に行きたいんだけど、
息子見てもらっていい?
別れて地元に帰ったらもう行くこともないだろうし』
俺は即承諾。
ただ、興信所に頼むのには時間的猶予がない。
ということで俺は会社の仲のいい先輩に尾行を依頼。
先輩と嫁は面識があるので、自分で駅を下調べし
(嫁からは●●時初の電車に乗ることを聞いていたので)
張り込みにちょうどいいポイントを見つけ、先輩に伝えた。
当日、30分ほど前に先輩にポイントに入ってもらう。
俺は妻の当日の服装を先輩に電話で伝え、
「尾行はしなくてもいいんで、
本当に女友達なのか、男といってるのか?だけ
調べてください」と伝えた。
・・・だが、先輩は嫁を確認できなかった。
そのポイントからは、とりあえず電車に乗る人は
全てチャックできるはず。
電車に乗らなかったのか?時間をずらしたのか?
クリスマスGPS作戦、駅で張り込み作戦が
ともに失敗に終わり、本当に手がなくなった。
まぁ3月まで時間はある。
今度嫁が友達と出かけるとか言いだすのを待つか…
と持久戦を覚悟した。
それからも昼休憩は自宅に戻ったが、車は使われていない。
そして妻はメールを打ちまくる。
だんだんメール回数が増えていってる気すらしていた。
夜布団にもぐりこんで隠れてうっていたが、
洩れる光でバレバレだっつーの。
向こうの警戒心が薄れつつあるのが唯一の救いだった。
携帯をチェックできる時間は増えたが
携帯のロックは解除できない。
8桁とか無理っすよw
絨毯爆撃するか、あきらめるか?の葛藤はずっと続いていた。
離婚のあいさつのときに、向こうのご両親の前で
『お前浮気してないか?してないってんなら携帯のロックはずして』
って手を使うか…ッてもの考えた
正直辛い毎日だったが、
浮気していてもしていなくても、家族としては
最後の3か月。
無理をして笑った。(嫁に警戒されないためでもある)
そうこうしているうちに年末になり、里帰りすることになった。
離婚に関しては、嫁母&嫁兄弟のみ知っており、
嫁父、俺両親は知らない状態だった。
年末年始はとりあえず俺の方の実家に帰ることに
なっていたんだが
『さすがに正月早々両親に離婚のことは言いたくない。
今回の帰省では黙っておこう。
俺が2月ぐらいに自分で伝えるから』
ということにしておいた。