462:名無しさんといつまでも一緒 : 2011/12/02(金) 08:54:38.97 ID:
463:名無しさんといつまでも一緒 : 2011/12/02(金) 11:02:59.99 ID:
ちゃんと待ってるからな。
464:12 : 2011/12/02(金) 11:24:34.95 ID:
馴れ初めからですね。ありきたりですよ。
この男、椎名と元嫁と私は同じ大学、椎名は一学年上で元嫁と学部、学科まで同じでした。
私は入学半年くらいしてから元嫁の存在に気付き、そして一目惚れしました。でも既に椎名と元嫁は付き合っていた為、親しい友人関係位にまではなったものの、特にアクションを起こす事もありませんでした。
465:12 : 2011/12/02(金) 11:30:29.80 ID:
それまでの間に二人は何度か別れと復縁を繰り返し、圭子が疲れた、みたいな感じだったと思います。
466:12 : 2011/12/02(金) 11:42:51.24 ID:
そんな嫌な思いまでしてなんで二年も付き合っていたんだ?と聞いた事がありますが、「なんでだろうね。私も分からない…」と。
ダメ男にはいい女がつく、と言いますが、正にその典型だと思いました。
470:12 : 2011/12/02(金) 12:06:03.87 ID:
椎名も圭子も微妙に仮名です。
普通学部の私は普通にある会社から内定を、圭子も学部に関係のある会社から内定を貰いましたが、夢を追い掛けていた椎名は就活せずに留年、五年かけて卒業していきました。
流石に五年にもなると世の中の厳しさとかを感じたのか、椎名は普通に人の意見を聞けるような結構マトモな男になっていたような気がします。
471:12 : 2011/12/02(金) 12:47:13.91 ID:
今更倒れる程に悩むのは何故なんだ?椎名の存在が圭子の中でそんなにも大きいものなのか?と、私はやり場のない怒りを感じていましたが、これは圭子の気持ちの問題。私は圭子を信じる事にし、全ての判断を圭子に委ねました。でも仕事も決まらない男に圭子がついて行く訳がありません。最後には圭子は私を選んでくれました。
472:12 : 2011/12/02(金) 12:51:08.51 ID:
そして、順調な結婚生活を続けていました……三ヶ月前までは。やっと一段落です。
このあとの事は改めて書きます。
478:名無しさんといつまでも一緒 : 2011/12/02(金) 17:16:47.02 ID:
在学中交際期間を含むのか含まないのか分かりづらい
寝取ったつもりが寝取られ返しにあったという流行のNTRになったな
この流れは、この数年なにをやってきたのかとガックリくるだろうな
481:12 : 2011/12/03(土) 02:48:46.22 ID:
その通りです。卒業してから二年の交際の後結婚、そして二年が経ちました。
私は学生時代に椎名から圭子を寝とったという認識はありません。圭子から相談される度に、寧ろ椎名を擁護して二人を応援してましたから。
弱みにつけ込む、というのとは違うと思いますが、私が逆の立場なら、彼女とうまく行っていないのをいい事に、ここぞとばかりに言いよってくる女は絶対に信用できませんから。
492:12 : 2011/12/07(水) 12:22:37.50 ID:
興信所と突入してからの事を少し書きます。
即座に夫々別室で経緯を聞きました。椎名は男性職員と私から、圭子は女性職員から。
概ね、二人の言ってる事は一致しました。あくまで、「概ね」ですが。
二人は一年程前に、社用で立ち寄った銀行で偶然再会しています。
その時点で所謂下心は二人ともなかったようです。ただ、椎名はその頃出店の準備をしていたらしく、嫁としても当初の夢の続きを追いかけようとする椎名を単純に応援したい、とは思ったようです。
「夢の続き」とは、夢に敗れた椎名がその夢を諦める事が出来ず、関わりを一生持って生きて行こうと決断した、みたいな感じです。
その時アドレスを交換、出店までの間何度もやり取りを行っています。その内容は殆どお店についての事。
圭子としても同じ学部で「夢の続き」については興味も当然あり、仕事上でも少なからず関わりを持っている世界でもあった為、出店へ向けて確実に前進してゆく椎名との会話は、単純に胸がワクワクするような楽しいひとときだったようです。
ただやはり私への罪悪感は否めず、言おうかどうか迷っていたようですが、椎名の「疚しい事は一つもない。同業者としての単なる情報交換だ」との言葉に、半ば無理矢理自分の中で納得させたようです。
この時の事ですが、圭子はこう言っています。
私への秘め事となってからは、椎名とのやり取りがワクワクするものからドキドキするものへ変わっていったと。かつての椎名に対する「想い」が復活し出したのはこの頃からだと。
495:12 : 2011/12/07(水) 12:40:36.37 ID:
その時椎名は圭子に「訴えてくれてもいい。夢を諦めきれずに悪あがきする馬鹿な男はこの世からいなくなればいいんだ。圭子に訴えられるのなら本望だ」と言っています。
ここから二人は定期的に会うようになりました。圭子は母性をくすぐられたのか、放って置けない、と思うのと同時に、はっきりと椎名の事を「好き」だと認識したと言ってきました。
店をスタートさせる際のスタッフとして圭子を引き込むのはたやすかったようです。
圭子は「時期がきたら夫に転職の話をすれば良い、今言ってしまうと怒り狂った夫に店を潰されるかもしれない」と思ったようです。そんな事、あり得ないんですけどね……私の性格をよく知っているのに……そして椎名は私と職員の顔をカッと見つめ「俺達は学生時代、嫌い合って別れたんじゃない。お互い後悔する事が分かっていながらも別れた。あの時はそれが最善の選択だったからだ」と、言いました。
ここから二人の言い分が微妙に異なりはじめました。少し書きすぎました。ここからは私も正常ではいられません。
仕事に戻らせてください。