またのんびり書くよ。
13日に怒号の様な電話が来て、嫁には明日は家でのんびりしようと伝え、来客も出ない様に言っておいた。
念の為に、チャイムのコードと家電のコードも引っこ抜いておいた。
案の定着ました、嫁兄単体。
嫁リビングで映画に夢中で気付かなかったものの、玄関からガチャガチャ音と怒号が聞こえ警察呼ぼうかなと思ってたら
ピタリと音が止んだ。諦めて帰ったのかなと、思ったら窓を割って俺の部屋に侵入。
嫁には映画見てていいよ。何かやばそうなら警察呼んでいいから。と言って部屋に向かったら顔面真っ赤の嫁兄の姿が。
俺に掴み掛かって、「お前の所為で俺の人生が」「死んで詫びろ」「嫁を返せお前にやったのが間違いだ」とか怒鳴ってた。
俺の身長190嫁兄の身長175くらいだった為、適当にあしらって警察呼ぼう何て考えてたら嫁が心配で来た。
嫁兄が先に嫁に気付くと「●●ー!」叫んだ瞬間、嫁が顔面真っ青でカタカタ震え出し鈍い音を立てて倒れた。
その後は、嫁兄を俺が殴って警察をご近所さんが呼んでくれたお陰で嫁兄はあえなく御用。
警察の人に対しても暴れてたから多分公務執行妨害って形で引っ張ってくれたんだと思う。殴った事は聞かれなかった。
嫁の状態が心配だったから、軽い説明だけで詳しくは別の日に話した。
嫁は倒れた時にぶつけて痣が出来てたけど、それ以上に精神的なモノが不安定で出会った頃の嫁になってた。
周りの一挙一動にビクビク怯えて今にも泣きだしそうだった。唯一の救いは、俺に対しては怯えないでくれた事だけ。
小さく震える嫁を連れて俺実家へ行けば両親が、何も聞かずに嫁と俺を迎えてくれて温かいご飯を出してくれた。
ご飯を食べる時も、嫁は俺両親の視線や挙動をビクビクと怯えた様に伺っていた。
俺母は、嫁大好きだから嫁抱き寄せて「大丈夫よ大丈夫」って笑って
嫁が食べ終わる迄二時間くらい一緒に食べていた。
その後気疲れからか、リビングで寝始めた嫁を親に任せて弁護士さんと婚約者に連絡。
弁護士さんも、婚約者も嫁の心配をしてくれて凄く助かった。
嫁兄が捕まったと思うと、伝えると弁護士は詳しく判り次第連絡がほしいとこれを機に離縁も可能だとの事。
婚約者の方は、顧問弁護士っていうのかな。そっちに伝えてみるとの事。そして始終思慮短絡な行動だったと申し訳ないと謝られた。
でも、別に婚約者の所為ではないし婚約者が嫁一家の家族になって暴力を振るわれていたかもしれない事が防げて良かったと、話したら泣かれた。
その後すぐに婚約者父と其方の弁護士から連絡があり、
・婚約者から話は聞いた
・嫁兄には然るべき処罰を社会的に取って貰う
・家の修繕費も此方で払う。
・何かあれば力になるから連絡をくれ。
との事だった。
母に聞くと、嫁の為に毛布を取ってくるとの事。その間、俺と俺母で他愛も無い話をしてた。
父が毛布持って戻ってくれば嫁に掛け様とした途端嫁が悲鳴を上げて起き上がった。多分影が身体を覆ったのが怖かったんだと思う。
その拍子に俺父を軽く突き飛ばし盛大に漏らし、パニック状態。
泣きながら「すいません、ごめんなさい」「すぐ片付けます」「反省してます」「いいこにします」
って何度も何度も呟いて床を自分が着てたスカートで拭いてたけど、俺は父からの合図で様子を見てた。
父はニコニコしたいつもの笑顔で嫁の頬を両手で包んで目を無理矢理目を合わさせた。その時もびくっと身体が強張るのが見てもわかった。
「嫁ちゃん悪いことしてないよービックリさせちゃったねーごめんね。私怒ってないから平気だよー。だから嫁ちゃんも落ち着いてー?」
間伸びした親父の声と笑顔に嫁のパニックは不思議と収まり、取りあえず両親に促され嫁と風呂へ行く事に
嫁ずっと泣く。俺両親に嫌われたかもしれないと、泣く。取りあえず泣く。
フォローして一時間くらい2人でのんびり風呂入って出ると俺母から嫁へホットミルクを入れてくれたらしく嫁は直ぐにまた俺の膝枕で寝た。
俺の分のホットミルクは無かった。
その後、俺両親に今回の顛末を伝え俺両親にも被害が行くかもしれないと話すと、俺父から思いもよらぬ提案が
・俺の祖父(スペイン人)そろそろ身体が限界の為手伝ってほしい。(祖父は農家)
・子供と孫がいっぱい居るけど俺父にも手伝ってほしい(父長男で下に7人俺のいとこ20人くらい)
・俺父、定年迎えて暇だから快く了承
・来年から俺母とスペイン帰る予定を立ててる最中
・俺と嫁も一緒に来れば?愉しいよー
との事。
もう少し早く教えてくれれば、こんな事にならなかったよなとか考えたりもした。
俺両親としては、あっちに親戚の残してくれた家があり其処で暮らすから二世帯になるけど
それで構わないなら嫁と良く相談して決めろとの事。仕事に関しては在宅で、ネットを通じて仕事をしてる為支障はない。
嫁を起こさないように布団に寝かせて一緒に寝ようと思った矢先嫁が急に起き上がった。
「帰らなきゃ」とうわ言を漏らして玄関へと向かう嫁。
嫁にどうした?どこに帰るの?此処が家だよ?と話しても
「家に帰らなきゃ」「ご飯の準備しないとまた怒られる」「出来損ないってお母さん泣いちゃう」
そう虚ろな目で話す嫁に、大人げないけど泣いてしまった。俺が泣きながら嫁を引き止めると、嫁が我に返ったのか
「俺さんどうしたの?なんで玄関で泣いてるの?」
なんて心配そうに背中を摩ってくれた。
それから4日位しか経ってないけど、嫁は昔の嫁に戻ってしまった。
夜中に悲鳴を上げて起きたり、夢遊病みたいに夜中に家に帰ろうとしたり、おねしょしたり泣き出したり。
こういうのを幼児返りっていうのか…?
それでも、初日の事があってから俺両親には警戒が解けた事もあり、今は俺実家で両親達とのんびり一緒に居る。
あー辛い辛い
吐き気がするな
それに地道に頑張ってきたものが、何かのきっかけですぐ0に戻ってしまうのも辛いよな
レベルは全然違うけど、多少なりとも似たような経験をしたことがあるからすごくわかる
それにしてもお前さんのご両親はほんといいご両親だな
それだけ環境が整ってたら海外行くのもあまり不安ないしな
ただ外国『逃亡』って言葉はいかん
船出だ、ふなで
ご両親含めてお前さん一家の新しい船出をお祝いしなきゃな
海外移住の話はまさに渡りに船だしラッキーだと思うけど、
いつまた日本に戻る必要が出てくるかわからないし、一応接近禁止命令だけは出させた方がいいぞ
いままで積み上げたものを崩されて呆然とする気持ちもわかるし、本当に辛いだろうけど、
嫁と出会った頃を良い思い出も含めて思い出しながら頑張れ
そんな状態の嫁と結婚まで漕ぎ着けたお前なら大丈夫だ
自分と、両親と、嫁を信じて頑張れ!
嫁と昼寝してたらこんな時間になってた…。
暖かい言葉有難う、こんな話余り身近な人間には話せないから聞いてくれて凄く嬉しいし、話す事でいろいろと整理出来るな。
>>14
0に戻ってしまったけど、俺の両親には警戒してないからまたのんびりやるよ。
俺の両親は良い人だよ。親父は煩いけど母大好きだし、嫁大好きだし。
暮らす予定のところは俺も何度も行ってるし、田舎だし、隣近所が親戚だから不安はないかな。
逃亡って言葉が俺の中にしっくり、来てたけど、船出って言われたら自然とワクワクしてくるのな。
逃げるんじゃなくて、また新しく始めるって考えでやって行くわ。有難う。
>>15
嫁兄はまだましな方のクズだな。嫁両親は言葉が通じないレベルのクズだし。
接近禁止命令は弁護士とも話して出すつもり、帰ってきた途端刺されたら嫌だしね。
嫁とであった頃は可愛いのにガリガリで、嫁の手料理を始めて食べて美味しいって言ったら、初めて言われたって泣いてたのを思い出した。
流石にもう40だし一から始めるのは大変だけど、オジサンはコツコツやるの得意だから頑張るよ。有難う、
嫁に父実家での二世帯話をしてみた。
嫁興味津々。
俺の祖父や親戚にも会ってみたいとの事。
嫁の心配は自分がスペイン語話せない事らしい。
俺と父はスペイン語と英語話せるし、俺母は問題外だからのんびり覚えて行こうよって言ったら凄く嬉しそうに笑ってた。超可愛い。
片田舎だし、大家族で近所に住んでる感じだし暖かい所で嫁にのんびりさせてあげたい。
その後弁護士と警察とカウンセラーの先生に会いに行き嫁を置いて自宅に帰った。
生卵ぶつけられた後があった。家のシャッター全部締めてから出てきた自分を褒めたけど多分嫁両親なんだよな。
電話線抜いたままだし、俺実家と俺の携帯番号あっち知らないから。
ついでにご近所さんに通報してくれた御礼を言ったら昨日今日と嫁両親が着て俺の家にごみ投げ付けたり叫んで警察に連れてかれたとの事。
警察署に行った時、何も聞いてないんだけど何て話をして帰宅。
弁護士
・国外に出れるなら出た方が良い。
・但し接近禁止令は出そう。年内なら間に合うでしょう。
・国外に行っても連絡下さい。
・被害届とかは再度折り入って…
・嫁両親に対しても何らかの対処しときます。
カウンセラー
・嫁兄来た直後に来てほしかったと怒られた
・また一からのんびりやりましょう
・国外行くなら、暖かい国じゃなきゃダメ(あっちは暖かいから問題なし)
・こっちを出る迄はちゃんと通院すること
・あっちに行っても二週に一回は連絡をくれ
との事だった。
色々な人達に迷惑を掛けてしまったけど、皆概ね賛成はしてくれた。(治安の心配は凄くされたけど)
祖父の実家でのんびり暮らすのは凄く楽しみなんだけど、
スペイン人って、惚れ易いんだよね。嫁超絶可愛いし小柄だしどうしよう…。
あと三ヶ月くらい嫁さんを守り抜けば
ある程度の目処はつけられるんだな
専門家のサポートも心強い
応援することしかできないけど
グチでもノロケでも何でもいいから
ここで吐き出したら聞くよ
・・・ってか、最後の一行にほっこりしたw