「ごめんなさい、許して」
開口一番の元嫁の言葉にイラつきながらとりあえず店に入る。
平日の昼間に来た事は無かったけど、かなり混んでいた。
「で、住所と名前と電話番号は言う気になった?」
向かい合わせのテーブル席に着くと、俺はそう言った。
元嫁は、下を向きながら「どうしても言わなきゃ駄目?」
「いや、別に無理にとは言わない」
もう離婚の意思は、固まってたのでどう誘導するかを考えてた。
「俺と一緒に居ると、疲れるだろ?」やさしく聞く。
「ううん、普段は優しいから。時々キレるのは怖いけど。」
追求されない事にほっとしたのか落ち着いて見えた。
「うん、そうだね。で、はっきり言うと今現在キレてるのわかる?」
笑顔で元嫁に言うが、目は笑ってない。
元嫁の顔が強張る。
「これ以上、嫌になりたくない。別れよう」
俺がそう言うと、元嫁が何か言おうと口を開ける。
が、俺の言葉がソレヲ遮った。
「好きで一緒になった。その気持ちに嘘は無い。」
「嫌な思いを積み重ねてボロボロになるより、良い思い出を残して別れたい」
元嫁は、黙って、涙を落とした。
その涙の訳は、俺にはわからなかったが、元嫁は離婚に同意した。
協議離婚と言う事で、少ない財産は等分。
お互いの親には「性格の不一致、生活環境の違い」などと言って誤魔化した。
結局、間男の名前すら聞かず、浮気の真意も不明だ。
そして、その後に俺は会社を退職し、郷里に帰った。
今は、元嫁が何処で何をしているかも知らない。
全て事実なので、オチは全く無い。
拙い思い出話をご清聴ありがとうございました。
こう言う女が、世の中に必要なのは・・・
溜まった男の性の捌け口なんだろうな~とつくづく思います。
即別れて正解だったね
次はイイ嫁見つけてよw
61は馬鹿。
嫁の実家に全てを話さなかったことが大馬鹿。他でも書いたけど
嫁の実家に話すことで、嫁が親から酷く怒られることで
軽はずみな浮気など二度としないと思ってくれるようになるという最後の優しさを
忘れている。
61の嫁は自分の原因を隠されたことで、誰かと結婚してもまたくり返す。
万引きを見つけたら初期の状態で捕まえることが大きな犯罪への阻止に
つながるのと一緒。
それにしても61といい、こう女々しいんだか。
レス色々ありがとうございます。
まず、現況ですが、去年の秋に再婚しました。
現在は、割と落ち着いた生活です。
まあだから過去の事として、書けると言うのが事実です。
間男に復讐は全く考えなかった、と言うと嘘になります。
ただ現実に元嫁が私に情報を渡した場合に
当時、私はかなりのDQNだったので、3面記事になる可能性はありました。
だから、相手を庇っていたと言うより自分が基に大事件を起こしたくなかったのかもしれません。
慰謝料請求については、知識の欠片もありませんでした。
相手親に言わなかったのは、
生々しい事を言うのも嫌だったし、
遺恨を残したく無かったからです。
また相手の父は、愛人持ちでしたから
言っても私が馬鹿にされるくらいが関の山かと。