400ですかなり久しぶりですが生きてます
なんとかまとめたので投下します
今日で終わりです くだらねー話です 我ながら思う
あっと今までのあらすじ
嫁に浮気された
不倫相手が優柔不断だった
嫁は母親に相談した
俺は嫁の母親に泣いて謝られた って流れですね そのつづきです
嫁の母親と話し合った翌日
俺は小学校から付き合いのある親友に相談することにした
誰にも相談できず頼るのはネットのみ
しかしそれだけで自分を見失わず乗り切る自信まではなかった
いくら元に戻せる可能性を見つけたとしても、もちろん離婚も覚悟していた
不安なのはなんら変わらない
やり直す可能性を探すと同時に自殺サイトの閲覧をしていたほど、心は揺れていた
親友を車で迎えに行き近くの空き地で話すことにした
俺の様子がおかしいのはすぐ分かったようで、親友は「どうした?」と聞いてきた
俺はこれまでの経緯を説明した 親友は静かに聞いていた
話しながら緊張の糸がプツンと切れた気がした 号泣していた
今回の事が発覚して俺は初めて涙した
感情を押し殺し、やるべきことを事務的にこなすことしか頭に無かった
今のラリ嫁とはまともに向き合える状態じゃないからな
いままで人に悩みなど相談したこともない俺が号泣して親友はびびっただろう
だがやつは、どんな結論を出そうとも俺の味方だと言ってくれた
それだけで次に進める気がした その日から自殺サイトは開いていない
とりあえずダラダラしてても埒があかないから
俺 嫁 馬鹿男の3人で決着をつけることに
嫁上司にセッティングしてもらい、3人で話し合った
この3者面談の前に、すでに馬鹿男と打ち合わせていた
俺は
これ以上嫁とこそこそしてても意味がないこと
今なら制裁などせず、話し合いだけで解決してやること
その後の嫁のケアは全部俺が引き受けること
など話し合い、馬鹿男も了承していた
3者面談は馬鹿男が一方的に嫁に別れる意志を伝える展開に
嫁は当然食い下がる
その時も俺を罵倒し、なんとか馬鹿男にすがろうとしていた
恋人じゃなくても友達でもいいから付き合いは止めたくないと馬鹿男と俺に懇願
さすがの俺も醜い嫁の姿を見て引いた
だが嫁も 馬鹿男が本気で去ろうとしているのを察知したのか別れを受け入れた
嫁も大体は覚悟していたのかもしれない 別れが来ることを
その日の夜は失恋なぐさめ飲み会となった
今回の件に関わった嫁上司とその奥さん、嫁が相談した女友達、嫁、俺の5人で飲み明かした
実に滑稽な飲み会だった 不倫相手と別れた嫁を旦那が慰めてるんだから
その時の感情は完全に第三者だった 旦那としての感情であれば100%無理な話だ
俺は周りの人たちには「とにかく嫁の味方になって欲しい、今辛いのは嫁だから」とだけ言い続けた
女友達に「この状況でどうして嫁の事ばかり考えられるの?」と聞かれた
そんとき気づいた 俺は自分を押し殺しすぎて ホントに心が死んだんじゃないかって
発覚から馬鹿男排除まで
旦那としての、男としての感情はすべて殺していた
嫁を元に戻す為には、そんなものは邪魔になるだけだと封印していた
翌日から再構築が始まった
毎日が重く苦しく長かった
数ヶ月間はラリが続き「離婚したい」「新しい彼氏を見つける」など、俺に嫌われようとする発言を繰り返していた
それでも一つも文句を言わず、不倫の件も一度も蒸し返さず嫁と接してきた
嫁が鬱になったときは買い物に行ったり、飲みに行ったり、気が紛れる事を常に考え行動した
嫁一人の行動の時は束縛はせず、適度な自由は与えていた もちろん細心の注意は忘れずに
半年ほど経ち 嫁もほぼ元に戻ってきた頃
夜中に不倫に関する掲示板をネットで見ていた
嫁はパソコン音痴だから何をしているのか気になってる様子で「こそこそなに見てんの?」
と聞いてきた
なんだか浮気でも疑うように問いつめられたので正直に話をした
「裏切られた時から気持ちを整理する為にネットを見ていた
お前に過去の事を蒸し返すつもりはなかったけど最初で最後だから言っておく
俺の苦しみは一生続くだろうし、離婚しないかぎり過去は消えない
だけど俺はお前とやり直すために努力すると決めた
お前は自分のした事と、一生背負う俺の苦しみをほんの少しでも理解してくれればそれでいい」
とかそん事を淡々と伝えてみた(こんなキレイにまとまってなかったはずだが・・)
嫁は黙って聞いていた
最初は不機嫌そうに怒っているのかと思っていたが、しばらくして急に泣き出した
それは自分の犯した事の重大さと、俺への罪悪感が一気に吹き出したようだった
この件で、馬鹿男と別れた悲しみではなく涙したのはこれが初めてだった
そして嫁は初めて俺に「ごめんなさい」と謝った
当時は俺が忙しくてかまてってくれなかった事が不倫の一番の原因だと言っていた
嫁が不倫するきっかけのナンバーワンじゃないかな この言い訳 意味不明だけどね
それなら男作る前に離婚したいと言えって話だが・・・
俺はと言うと 泣かなかった 泣けなくなってた
もちろん嫁のことは愛しているし、この先も一緒に暮らしたいと思ったから離婚しないと決めた
しかし親友の前で号泣して以来、泣き方を忘れたのかもしれない
そのガチガチの鎧は今も脱げないでいる
今日で全部うpする予定だったけど
読み返すと意味不明な文が多かったので修正してました
明日になりますが悪しからず