明日も22時くらいからになると思う
職場まで通いで2時間+残業2時間なんで
書き溜めもそんなにできないかもなんでマッタリグダグダになるかもしれませんが
それでもよければ聞いてやってくださいw
仕事いってくる前にほんの少しだけ投下
そして日曜日
「〇〇くん早く早く!」
「おねーはしゃぎすぎだぞー」
「だって遊園地久しぶりだもん」
「わかったから落ち着いて」
「くぁwせdrふじこl;@:」
こんなやりとりしながら遊園地に向かった
姉「ジェットコースター乗ろうか?」
俺「おっ いいねぇ」
姉「怖いけど楽しそうw」
俺「怖くないよ全然w」
姉「おうおう頼もしいねぇ」
正直、姉がこんなに楽しそうにはしゃぐ姿を見るのははじめてだった
そりゃそうだよね
両親が亡くなって知らない家に連れてこられて一緒に生活して、
楽しかったはずがないよね
あまり書き溜められなかったのでゆっくりですが投下します
俺の父親が亡くなったときの気丈な振る舞いも相当無理してたんだと思う
きっとお姉ちゃんだからしっかりしなきゃって自分に言い聞かせてたんだ
そう考えてたら少し涙が出てきた
姉に見られないようにしたけど泣いてるのに気づいたらしく
「なーんだ◯◯くん ジェットコースター苦手だったの?」だって
違うってーのw
ほんとに楽しそうだった
「疲れたねー少し休憩しようか」と言ってパラソルのついたテーブルに腰掛けた
二人でジュース飲みながら休んでいると姉が「カップル多いねー」とまわりを見渡してる
「そうだね。おねーもこういう所は彼氏作って来いよw」って言ったら姉は
「多分わたしらカップルだと思われてるよね」と言ったので
「姉弟だしw」って答えたら
「だってわたしら似てないじゃんw」
そりゃあ元々は他人だし似てないのは当たり前だ
「何?じゃあ、おねーは周りに俺とカップルだと思われたいわけ?」と聞いたらこう返ってきた
「今日だけは誕生日プレゼントに服もらったしお返しに一日恋人になってあげよう」
俺は姉のことが姉ではなく女の子として少し意識していたから
ただその気持を抑えることができたのは姉弟だからっていう単なる倫理的なものだけで
それが外れたら姉を女の子として好きという衝動を抑えれるか自信がなかった
「冗談w」
俺ははぐらかすのに必死だったけど俺の気持ちを見透かしているかのように姉はニヤニヤして
「〇〇くんまだ彼女いないでしょ?私も今まで彼氏いたことないから気分だけでも味わいたいなぁなんてw」
なんてケロッと言う
「はいはい、感謝してくれてるのはわかったから別に恋人じゃなくて普通でお願い」
こう言って気持ちを抑えるのに精一杯だった
姉は「残念w」と冗談交じりに笑って「楽しかったねー、そろそろ帰ろうか」と俺に言った
もともと俺は口数の多いほうじゃないのになんというか、「恋人になってあげよう」って言われたことで
ずっと動揺しててさらに口数が減ってたから姉が眠くなるのも仕方ない
姉が眠っている間、俺の頭の中では『姉のことやっぱり好きになってるのかな?でも姉弟だし・・・』
って無限ループしてた
ここからはストックなくなったのでゆっくりに・・・すまんw
『おねーの寝顔こんな近くでみるのははじめてかも』なんて考えてたら
隣の人にもたれかかりそうになったから慌てて自分の肩に姉の頭を乗せた
周りからみればカップルに見えるのかな?やっぱり・・・
姉の髪からいい匂いがする
思わず深呼吸しそうになったのを咳払いで抑えた
俺は姉が寝てる間だけでも・・・なんて勝手に恋人気分を味わっていた
自宅の最寄駅まであっという間だった
姉の寝顔をみながらにやけそうになる自分と必死に戦ってた
欠伸しながら姉は「ごめん、爆睡してたね」と言ったので
「子供みたいな寝顔だったよ」ってニヤニヤしながら返事してあげたら
「もう!恥ずかしいよ!」ってむくれてた
そう思ったらなんだかとても寂しい気持ちになった
そんな気持ちを知ってたかわからないけど姉はこう言った
「また二人で遊びに行こうね」
姉を女の子として意識てて、ひとつ屋根の下に一緒に暮らしてるんだ
そりゃ悶々とするよね
遊園地の時みたいな雰囲気になることはなかった
まあ、姉が俺を冗談でからかったりすることはあったけどね
しばらくはなんの進展もなく生活してた
で、はっきり覚えてないんだけど高二だったか高三の夏に
姉が珍しく真面目な顔して俺にお願いがあるって言われた
「会社の同僚たちと4人で旅行に行くことになりそうなんだけど行ってきてもいいかな?」
「ありがとう!」って喜んでた
なんで旅行くらいでそんな真面目な顔して俺にお願いするんだろ?
たしかに休みの日にあんまり俺以外の人と自発的に出かけることなんてなかったから
ちょっと不思議に思ってたんだけどね。
養子縁組されてんの?
姉 養女扱い
4人って女の子ばっかり?って聞いたら
男2女2だって
えっ?
でも姉がなんだかとっても楽しそうにしてたのと
会社でとても仲良のいい4人だから大丈夫って言われて何も言えなくなった
それとは別にちゃんとした理由(なのか?)も説明してくれた
どうやら姉の同僚の女の子が好きになった男の同僚をくっつける為の旅行であること
で、女2男1ではバランスが悪いのでもう一人その男の同僚の友達に協力を依頼したということだった
まあその同僚の友達の男ってのが後の姉の彼氏になるんだがまあそれはおいおいとw
まあそうがっかりしないでくれ
あんまり勿体ぶっても仕方ないと思ったので許してw
続けるね
無事に同僚カップルが誕生し、姉は自慢気に俺に色々話してくれた
まあ姉はあの性格だしうまくやるだろうとは思っていたけど
「で、おねーはもう一人の男とはなんもなかったの?」
俺は気になってたことを思い切ってきいてみた
「うん あるわけないじゃんw」
姉の答えはわかってたけど確かめたかったってのが本音だった
で、その後は特に変わったこともなく俺の気持ちはそれほど高ぶることも無く時間が過ぎて行った
もちろん冷めることもなかったけどね
高三の冬にふと俺はある言葉を思い出した