289:282 : 2007/03/15(木) 08:49:07 ID:
心臓ドキドキさせながら、あの子が来たらこう言おうああ言おうと考え
そして昼に。ピンポーン。出前にやってきたのはお母さんの方だった…
しかし何をトチ狂ったのか、俺の口をついて出た言葉は
「つきあって下さい!」
お母さん流石に吃驚してたけど、今はこうして2人仲良く暮らしてる。
そして昼に。ピンポーン。出前にやってきたのはお母さんの方だった…
しかし何をトチ狂ったのか、俺の口をついて出た言葉は
「つきあって下さい!」
お母さん流石に吃驚してたけど、今はこうして2人仲良く暮らしてる。
290:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/03/15(木) 14:47:14 ID:
知り合いに似たようなやつがいる。
282と違ってちゃんと娘と結婚したがw
ちなみにそいつ、左京区の大学に行ってた。
282と違ってちゃんと娘と結婚したがw
ちなみにそいつ、左京区の大学に行ってた。
291:282 : 2007/03/15(木) 18:07:04 ID:
>>289は俺じゃないです。
また、途中になりますけど、書きます。昼までの時間を、テレビを見たり本を読んだりして過ごしていたと思う。
12時頃にチャイムが鳴った。結構ドキドキしながら玄関のドアを開けると、年配の女性の方が持ってきてくれていた。
「ありがとうございます」とか言って受け取ったと思うのだけれど、内心無茶苦茶ダメージを受けていた。
一時頃に取りに来るから、といわれ、食った定食の味は、食いなれているはずなのに、全く覚えていない。
さっさと食い終わって、玄関脇に食器を出してどこかに行こうか。とか考えていたと思う。
持ってきたのが年配の方だとしたら、引きに来るのもそうだろうし。若い男のところに、若い女性を遣るはずもないか。と考えていた。
そんなこんなで、食器を出すこともしないまま、一時になった。
また、チャイムが鳴った。食器をまとめて持ち、玄関を開けた。
ドアをあけたまま、俺は、固まっていたと思う。どうリアクションすればいいのか、分からなかった。
彼女が、来ていた。店内以外で始めてみる彼女は、明るい日差しの中でとても綺麗だった。
「○○○(店名)です。お皿を取りに伺いました」
オーダー以外で、初めてした会話ともいえない会話だった。
また、途中になりますけど、書きます。昼までの時間を、テレビを見たり本を読んだりして過ごしていたと思う。
12時頃にチャイムが鳴った。結構ドキドキしながら玄関のドアを開けると、年配の女性の方が持ってきてくれていた。
「ありがとうございます」とか言って受け取ったと思うのだけれど、内心無茶苦茶ダメージを受けていた。
一時頃に取りに来るから、といわれ、食った定食の味は、食いなれているはずなのに、全く覚えていない。
さっさと食い終わって、玄関脇に食器を出してどこかに行こうか。とか考えていたと思う。
持ってきたのが年配の方だとしたら、引きに来るのもそうだろうし。若い男のところに、若い女性を遣るはずもないか。と考えていた。
そんなこんなで、食器を出すこともしないまま、一時になった。
また、チャイムが鳴った。食器をまとめて持ち、玄関を開けた。
ドアをあけたまま、俺は、固まっていたと思う。どうリアクションすればいいのか、分からなかった。
彼女が、来ていた。店内以外で始めてみる彼女は、明るい日差しの中でとても綺麗だった。
「○○○(店名)です。お皿を取りに伺いました」
オーダー以外で、初めてした会話ともいえない会話だった。
292:282 : 2007/03/15(木) 18:10:07 ID:
「すいません」とか俺はいったと思う。彼女の台詞はよく覚えているが、自分がどういったのかは曖昧だ。
皿を手渡し、彼女はそれを下げていた籠に入れた。
「ありがとうございました」
と、すごく爽やかな笑顔で言うと、彼女は少しお辞儀をした。
「店、移転するんですよね」
なんとか、話を繋ごうとして、でたのは、そんな言葉だけだった。
「はい。△△△(地名)に新しいお店が出来るんです」
「ここの店が閉まってしまうのは、残念ですね」
本心でそう思っていた。もう顔を見ることも出来ない。△△△は、同じ京都市内ではあるが、結構遠かった。偶然行くような距離じゃない。
実は、彼女に渡そうと、ある映画のペアチケットを買っていた。どちらかといえば、恋愛系の映画で、二枚つづりのそれは、確か切り離し無効だったと思う。
二枚とも渡して、「もし一緒に行く人がいるのなら、そのチケットは二枚とも貴女にプレゼントするから、誰からもらったとか何も言わないで、その人と行って欲しい。
そうでなかったら、○月△日の□時に、三条のその上映館の前で待っているから、よかったら、そのチケットを持って、来て欲しい」というつもりだった。
チケットは、さっき飯食ったテーブルの上に置いてあった。振り向いて取りに戻れば、ほんの数歩の距離だった。
でも、俺は、取りにいけなかった。情けないけど、動けなかった。渡して、拒絶されることが怖かったんだと思う。
やがて、彼女は「新しいお店にも来てくださいね」と笑顔で言って、店へ帰っていった。
皿を手渡し、彼女はそれを下げていた籠に入れた。
「ありがとうございました」
と、すごく爽やかな笑顔で言うと、彼女は少しお辞儀をした。
「店、移転するんですよね」
なんとか、話を繋ごうとして、でたのは、そんな言葉だけだった。
「はい。△△△(地名)に新しいお店が出来るんです」
「ここの店が閉まってしまうのは、残念ですね」
本心でそう思っていた。もう顔を見ることも出来ない。△△△は、同じ京都市内ではあるが、結構遠かった。偶然行くような距離じゃない。
実は、彼女に渡そうと、ある映画のペアチケットを買っていた。どちらかといえば、恋愛系の映画で、二枚つづりのそれは、確か切り離し無効だったと思う。
二枚とも渡して、「もし一緒に行く人がいるのなら、そのチケットは二枚とも貴女にプレゼントするから、誰からもらったとか何も言わないで、その人と行って欲しい。
そうでなかったら、○月△日の□時に、三条のその上映館の前で待っているから、よかったら、そのチケットを持って、来て欲しい」というつもりだった。
チケットは、さっき飯食ったテーブルの上に置いてあった。振り向いて取りに戻れば、ほんの数歩の距離だった。
でも、俺は、取りにいけなかった。情けないけど、動けなかった。渡して、拒絶されることが怖かったんだと思う。
やがて、彼女は「新しいお店にも来てくださいね」と笑顔で言って、店へ帰っていった。
293:282 : 2007/03/15(木) 18:13:05 ID:
後姿を見送り、ドアを閉めてから、多分生まれてから初めてくらい、ひどく後悔した。
ヘタレで、男と女のことなんて何も出来ないくせに、本当に後悔した。
ラストチャンスは、終わってしまったのだ。
それからどうしていたのか、自分でもよく覚えていない。出かけていたようにも思うし、そのまま部屋にいたようにも思う。
ただ、覚えているのは、夕方になった頃には、部屋にいたことだけだった。
いつもと同じなら、もうすぐ閉店時間ではあったけれど、まだ、○○○(店名)開いてる。と、不意に、時計を見て思った。
一日に三度も行ったり、出前とったりするのは流石におかしいけれど、そんなことはどうでもよかった。
チケットを手に取ると、なんとか開いててくれ、と思いながら、急いで○○○(店名)へ向かった。まだ、店は開いていた。テーブルにすわり、年配の女性に出前の礼を言った。
彼女が、オーダーを取りにきてくれた。どう切り出そうか、と、相変わらず綺麗な彼女の横顔を見ながら、そればかり考えていた。
ヘタレで、男と女のことなんて何も出来ないくせに、本当に後悔した。
ラストチャンスは、終わってしまったのだ。
それからどうしていたのか、自分でもよく覚えていない。出かけていたようにも思うし、そのまま部屋にいたようにも思う。
ただ、覚えているのは、夕方になった頃には、部屋にいたことだけだった。
いつもと同じなら、もうすぐ閉店時間ではあったけれど、まだ、○○○(店名)開いてる。と、不意に、時計を見て思った。
一日に三度も行ったり、出前とったりするのは流石におかしいけれど、そんなことはどうでもよかった。
チケットを手に取ると、なんとか開いててくれ、と思いながら、急いで○○○(店名)へ向かった。まだ、店は開いていた。テーブルにすわり、年配の女性に出前の礼を言った。
彼女が、オーダーを取りにきてくれた。どう切り出そうか、と、相変わらず綺麗な彼女の横顔を見ながら、そればかり考えていた。
294:282 : 2007/03/15(木) 18:15:00 ID:
すいません。今日は、ここまでしか書けないと思います。
長文過ぎて恥ずかしいんですが。
長文過ぎて恥ずかしいんですが。
299:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/03/15(木) 23:28:59 ID:
>>294
途中で打ち切るよくない。最後まで書くよろし。
気長に待つあるよ。
途中で打ち切るよくない。最後まで書くよろし。
気長に待つあるよ。