485:名無しさん : 2014/03/29(土)22:30:06 ID: ID:CxzAgu56X
元カノは顔を伏せていた。ウソ泣きかどうか知らんが顔は確かにやつれていた。
別れた二年前とは見る影もない。元カノ父「○○・・・・」
元カノ弟「・・・おい大丈夫なんか!?」俺「いらっしゃい。取りあえず座ってよ。狭いけど」元カノは床の血が目に入ったのか、俺の顔を見る。
血だらけで歯が無いブサイク顔で睨み付けてやった。顔が青くなっていく元カノ。この状況を理解したらしい。
取りあえずテーブル越しに座らせる。
精一杯笑みを浮かべながら言ってやった。
俺「久しぶり!二年ぶりだね?元気にしてた?」
元カノは正座しながら微動だにしない。
俺「・・・・・でさ、本人居ないと話にならんから来てもらったの。何があったか説明してくれる?」
と言ってみたが沈黙が続くばかり、元カノは何一つ語ろうとしない。
519:名無しさん : 2014/03/29(土)22:39:33 ID: ID:CxzAgu56X
俺「○○・・・とりあえずさ・・・・・今までの話合いの顛末を説明するけど」
俺「とりあえず、警察行くか行かないかなんだよね」
「レイプしたのならそれなりの罰は受けるのが筋だし、俺もホラ・・・こんな顔だからさ・・・ヘヘ」
俺「選んでくれる?」
「俺が明日から毎月8万振り込んで、産後にDNA鑑定して、俺の子なら毎月10万、違うなら全額返金&裁判」
「それか今から警察に行ってさ、真実を調べてもらうの」
元カノ「もういい・・・・・」
俺「あなたは"もういい"でもあなたの家族は"もういい"とはならないよね?」
元カノ「・・・・・・・」
俺「家族がレイプされたんだぞ?怒って当たり前じゃねーか」
元カノ「・・・・・・・」
俺「・・・・・・・どうすんだよ」
元カノ「だって・・・・さっきお母さんから聞いたけど・・・今警察に行ったら、弟が逮捕されるって・・・」
「弟の為にも・・・・・もういいんだよ」
元カノの弟「○○・・・・」
元カノ弟「お前はこれが目的かよ・・・・圧力かけて・・・・・最低だな」
541:名無しさん : 2014/03/29(土)22:46:29 ID: ID:kepvyjOW6
俺「大丈夫だよ」
元カノ&元カノ弟「えっ?」
俺「自分の姉がレイプされて黙ってる人なんていないよ。」
「俺も治療費の問題もあるから、当然暴行の申告するし、ある程度の処罰もあるだろうけど・・・・」
「俺が強姦で逮捕されれば、それなりに罰則はないんじゃない?(適当」
元カノ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
元カノ弟「まあ・・・・そういう事なら・・・・・・・行くか」
元カノ「えっ」
元カノ弟「俺の事は心配しなくていい、ここで怒らなければいつ怒るんだっていう状況だろ」
元カノ「・・・・・・・・」
元カノ母「○○! いい加減にしなさい。もうここに居る全員、本当の事わかってんのよ!」
元カノ弟「!?」
元カノ父「ん?」
元カノ母、ここで自分の娘にカマをかける。
元カノ・・・・・震え始める。
559:名無しさん : 2014/03/29(土)22:53:06 ID: ID:kepvyjOW6
って気づいたけど、ここで俺が変に喋るとまた脅しと言われるだろうから黙った。元カノにとってもはや詰み状態。
警察に行けば、警察に嘘の事件をでっちあげる事になるし、一時金をもらってもどの道返金しなければならない。
レイプなんて事実は無かったとわかる俺、元カノには・・・もう決着がついている状態だった。5分ほどの沈黙が流れた後・・・・・。元カノ「・・・・・・・・嘘でした」元カノ父「え?」
元カノ弟「えっ」
元カノ母「・・・・・・」
元カノ「すみませんでした」
俺「えっ・・・・何が?」
584:名無しさん : 2014/03/29(土)22:59:06 ID: ID:kepvyjOW6
俺「何がウソって?」
元カノ「・・・・・・全部」
俺「全部って?」
元カノ「レイプ・・・されてない」
ここでようやく、元カノ父、元カノ弟が自分たちが不利な状況になっていることに気付く。
元カノ弟「えっ・・・・何言ってんの?脅迫か?・・・なんか脅されたんか?」
元カノ母「あんた黙ってなさい」
元カノ「すみませんでした」
俺「すみませんで済んだら、こんな顔になってねーよ」
手で顔の血を拭って、元カノに向かって手をぴっぴってした。
元カノに血がかかる。
元カノ「すみませんでした!!!!」
元カノ土下座。
俺、元カノ家族を睨み付けてやった。
俺「で?今日は皆さん何しに家にきたんですか?」
元カノ家族は沈黙状態。