436:恋人は名無しさん : 2009/05/30(土) 09:46:45 ID: ID:Q7QYqXaG0
ただ、イベントが終わるまではドキュ親父のご機嫌とりもしないといけない。
その中でできることってなんだ?どうすれば守れるんだ?ってずっと考えてた。
でもね、当時の俺の頭悪すぎて、冷静さも失いかけてたしいいアイデア出なかった・・数少ないやったことと言えば、家に帰ってきて何も手につかないぐらい疲れてるY美のかわりに
家事全般をフォローしたり、ドキュ親父牽制のためにキスマークつけてみたり・・
マジで頭悪いっしょ?
無理やりにでもやめさせりゃ良かったんだよね。
ドキュ親父ごときの代わりの要員なんていないわけがないんだし。
でも当時は本当にそんなことも分からなかったんだ。職場への送り迎えってのは考えたんだけど
俺の仕事の都合上どうしても無理だった。
Y美の仕事が終わる時間に俺の仕事がはじまるんだよね・・。結果としては心の支えぐらいのことしかできなかった。
437:恋人は名無しさん : 2009/05/30(土) 09:48:23 ID: ID:c13BZ+VgP
結果は(ry
441:恋人は名無しさん : 2009/05/30(土) 10:01:34 ID: ID:Q7QYqXaG0
規制かかった
>>437
当時は放置してるつもりなかったんですけどね。
あとから考えると普通に放置です。バカでした。
そんなこんなでついに迎えたイベント当日
当日って言っても泊まり掛けのキャンプなので2日間に亘るんだけどね。
俺はドキュ親父が行動に出るのは間違いなくこの時だろうとふんでいた。
やめてくれという度「じゃあ役員降りる」って言い続けたドキュ親父にとって
イベントが過ぎればY美を留める言い訳がなくなるからね。
何度もY美に気をつけろと念を押し、1日目の夜のこの時間に電話をしてこいと
2日目も時間指定して電話をよこせと。
仕事中も気が気でなかったね。
無事だという電話を待ちながら精神状態ギリギリで働いていた。
1日目が問題なく過ぎ、2日目も特に問題なし。
で、2日目の夜10時ぐらいだったかな、
Y美から「いま職場についたよ、いまからまっすぐ家に帰るね」って連絡があった。
俺は本当に安堵した。よかった、これでもう安心だと。
深夜に仕事を終え、速攻で家に帰った。
Y美は疲れて眠っているはず。ていうか日頃から寝るの早い。
どう言ってねぎらってやろうかなとかとか考えながら家のドアをあけた。
案の定、部屋は真っ暗。すでに寝ているんだと思い寝室へ向かう。
Y美がいない・・
俺は完全に凍りついた。頭はパニック。
さっき今から家にまっすぐ向かうって連絡があったばっかりだ。
意味が分からない。いろんなことが頭を駆け巡る。
442:恋人は名無しさん : 2009/05/30(土) 10:03:11 ID: ID:Q7QYqXaG0
コール音は鳴っている。大丈夫、電源は入っている。
何回かのコールの後Y美が電話に出た。Y美「もしもし?」
俺「どうした?どこにいる?なにやってるんだ?」
Y美「あ~ごめん。疲れて職場で寝ちゃってた。いまから帰るね」ホッと安心した俺。すぐに帰っておいでと伝える。
Y美の職場から家までは自転車で20分程度。
Y美が無事帰ってくるのが嬉しくて、時間を見て大通りまで出て待ってたんだ。
30分待っても帰ってこない。不安が俺の頭をよぎる。
1時間待っても帰ってこない。もう我慢できない。
Y美の職場へ向け、Y美が通るであろう道をくまなく探しながら原付を走らせる。
Y美の職場に着いた。中は真っ暗。鍵もかかって人の気配は無い。ここまでの間にもずっと電話はし続けていた。
コールはするが出ない。この時点で夜中の2時ぐらいだっただろうか。
周りの道を原付であてもなく探し続けた。
444:恋人は名無しさん : 2009/05/30(土) 10:05:03 ID: ID:Q7QYqXaG0
そこで変に冷静になって、ほんの数時間いないだけなんだから
どっちみち協力なんてしてくれないだろうと。
結局、自分の足(原付)で探し続けた。電話し続けながらね。
電話し続けたことで俺の携帯の電池はギリギリ。
しかし俺の携帯の電池が尽きる前にY美の携帯の電池が尽きた・・
何回かけても「電源が入っていないか、電波の届かない為・・」の繰り返し
はっきり言ってお手上げだった。7時間ぐらい走り回ったからね。
その頃にはすっかり朝。車もかなり多く。人通りも増えはじめていた。
仕方なく朝の9時頃にいったん家に戻ることにした。電池切れで届かないのがわかっていつつも
一本だけメールを送った。
「事件とかに巻き込まれていないことを祈っている、気付いたらすぐ連絡をくれ」その日も夕方から仕事だったので、仮眠をとろうとしたのだが
当然のことながら眠れない。気になって心配で。ちなみにこのぐらいからちょっと記憶が曖昧かも・・
精神的にかなり限界きちゃってたのを
自分がしっかりしないとってのだけで保ってたので。
446:恋人は名無しさん : 2009/05/30(土) 10:06:55 ID: ID:Q7QYqXaG0
Y美が帰ってきた。右手にドラ●もんのでかいヌイグルミ抱えて。なんかその姿見た瞬間に「事件とかに巻き込まれたわけじゃなかったんだ」
と安心したのを覚えている。俺「おい!今までどこにいたんだ!?どれだけ心配したかわかってんのか!」
Y美「・・・・・・・・海にいました・・・・・。」
俺「・・・・・・・はァ??」自慢じゃないが俺の地元は思いっきり内陸
一番近い海までは車で高速ぶっ飛ばして2時間w俺はなんとか冷静さを取り戻そうとしながら
順を追って説明してくれと頼んだ。
最初にY美が話したことは
「ごめんなさい」
「別れて下さい」
「慰謝料払います」
なんかね、この時点で察してしまうよね普通に。
あぁ・・ヤッたんだなぁって。