364:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)14:51:37.97 ID: .net
こういうケースは面倒でも警察署で調書を取ってもらう方が良いよな。真冬の北海道で置き去りとか普通に訴えられるだろうし、警官に間に入ってもらった方が殴られたりせずに済む。
368:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)17:11:17.54 ID: .net
確かにあのとき警察に嫁連れていけば殴られずすみましたよね少しですが時間できたので投稿します。�感謝です。つづきます。そんな会話も終わってそろそろ休みたくなったので嫁に「そろそろ仮眠します」と告げた。
嫁「あ!はい、ホントにありがとうございました。私も帰りますね。」
俺「それでは帰り気をつけてください。」
嫁「はい、ありがとうございました。」ペコっと頭さげてからカメラをリュックに詰め込んで帰り支度はじめた
カメラ、食糧、テントなど装備重量はたぶん10キロから20キロ内くらいだから嫁はそれを担いで雪の中1時間弱も徒歩でここまで来て、これから帰るのだから根性あるなぁと思ったリュックを担いでからこっち向いて
嫁「それでは帰ります、ありがとうございました。また縁があれば」と笑いながら言った
俺「はい、気をつけて」そして嫁は帰っていった、俺はそのまま寝袋に潜り込んで2時間程度仮眠してから帰った。
それから冬の間に何度か撮影に出かけたが嫁に会うことはなかった。
そして、冬が過ぎて春がきた、この年はうちの会社では3年ぶりに新入社員が入社して新人教育やいつもの仕事で忙しい年になった。
トミさんの姪は専門学校卒業して地元の企業でOLしてるらしい。
長老は最近腰が痛いらしく現場より新人教育がメインになりつつあった。夏はいつものよう休みにロードバイクのって出かけて風景撮影するを楽しんでいた。
この年からブルペという時間設定内に決められた距離を走破する競技を初めてよりロードにハマるようになった。
ブルペにハマると荷物を如何に少なくするか考えるようなった、今までは一眼カメラをバックパックに入れてたけどやはり重い。ブルペ用にコンデジかミラーレスカメラ購入しようと9月頃にカメラショップへ興味のある機種の実物を見にいった。
カメラコーナーは圧倒的に中年率が高い、あまり若い人はいないのが特徴なのかもしれない。
興味ある機種を実際に触ってカタログ数値をみてまた触るを繰り返して候補を2つに絞った。あとは値段との相談でどちらか購入しようと思った。
369:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)17:34:00.94 ID: .net
つづきます
購入カメラを2つに絞ってからカメラショップを出て近くのスタバで休憩することにした
休日のスタバは若い男女と声の大きいオバちゃん率が高いと思う、中年のオッサン一人での休日スタバは隅っこがベストポジションだと常々思ってる。
スタバでカフェモカ飲みながら購入検討中の2台について価格コムのレビュー読んで情報あつめた
軽さではやはりコンデジ、レンズ交換して自分の思う撮影するならミラーレス値段はコンデジがやや安いくらい。
結局ミラーレスに決めた。スタバでボーッとしてると「若ちゃん!」と声をかけられた、声の主はトミさんの姪だった。
姪「若ちゃん何やってるの?スタバいるなんて珍しいね」
俺「おう、久しぶり。OLはどうよ、ちゃんとやってるか?」
姪「うん、まだ大丈夫、お局さんグループもないしね。」
俺「ふーん」
姪が対面に座った、まだ話し足りないらしい。コイツはいつも自分のペースで行動するけど不思議と苦手ではない
姪「若ちゃん最近はロード乗ってるの?オバちゃんが最近若ちゃん忙しいって言ってたけど」
俺「忙しいけど休みはあるからね、最近はブルペにはまってるよ」
姪「マジで!凄いね」
俺「そんな事ないぞ、ブルペ参加者は若い人よりオッサン率高いし女性でも参加してるぞ」
姪「へぇ〜そうなんだ、私でもできる?」
俺「慣れればいけるんじゃない?でも好きでなければ辛いだけだろうな。」
姪「そっかぁ〜」
姪は誰かと待ち合わせがあるらしく、少し話した後で席を離れた。
俺も先ほどのカメラショップに戻り購入を決めたミラーレスカメラを購入した、ついでにそれを入れる小さいバッグも買うつもりでバッグ展示コーナーへ足をむけた。
カメラバッグ全体に言えることだけど質実剛健なデザインばかりでもう少し洒落っ気のあるものないかと物色していた。
なんとなく気になるバッグが下段に陳列されていたので中腰に屈んで手にとって見ていた。
「こんにちわ!」後ろから声をかけられた。「ん??」と振り向いた
373:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)18:00:23.03 ID: .net
つづきます
ふりかえると声の主は・・・
新入社員のO君だった。我が社期待の新人君で社員にも現場の人達にも受けがいい
学生時代は野球部で長身で鍛えられたスッとした爽やか君で出入り業者の受付さんにも人気らしい
ちなみにトミさんは密かにO君と姪はいいカップルになるんじゃない?と以前言ってた。
確かに二人が付き合えばお似合いかもしれないなど考えつつ
俺「おう、O君か、君もカメラやるの?」
O君「いえ、僕はやらないんですけど今日は従兄弟の付き添いなんですよ」
俺「へぇ〜従兄弟さんカメラ趣味なんだ」
O君「結構、本格的にやるらしいですよ」
俺「へぇ〜そうなんだ」
O君「俺さんもカメラ趣味ですもんね。気が合うかもしれませんよ。」
O君「従兄弟から見ても結構美人ですから紹介しましょうか?」
俺「いやいいよw」
O君「そうですか?従兄弟フリーですから興味あればいつでもどうぞw。俺さん硬派ですもんね」
俺・・・・お前も女の一面を垣間見たらそんな事言えなくなるぞと思いつつ愛想笑いでその場をごまかした。
O君「それじゃあ、そろそろ俺行きますね。」
俺「おう」
結局、買いたいバッグはないのでカメラだけ購入して帰宅した。
それから色んな場所で撮影したけど写真投稿サイトへはアップせずデータだけが溜まっていった。
単に忙しくて編集する時間なかっただけなのだが、久々にログインしてみた。
投稿した過去の作品へいくつか新規コメントがついてたけど特に気もせずお礼だけ書き込んでログアウトした。
こうして秋は過ぎて冬がきた。
嫁と初めて会ってから2年が経過していた。