353:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)13:26:03.23 ID: .net
続きます。
嫁のipadに写された作品をのぞいた
過去に投稿サイトへ投稿した俺の作品だった!!
また怖いと思った、こいつワザとやってるのか?ストーカーなの?
本気でそう思った。
でも、冷静に考えればHNで投稿してるし会社名や住所や年齢とか一切、SNSに個人情報わかるような情報は記載してない。
性別 男
それ以外は何も記載されてないのが俺のプロフィールだから俺だと分からないはず
単純に嫁が好きな作品のひとつが俺の撮った風景なんだろう。
俺「あ〜これね、確かにこの場所からの撮影だね」
どうしよう、俺のだと黙ってたほうがいいのか?それとも俺の撮った風景と言えばいいのか?
単純に自分の撮った作品を好きと言ってもらえるのは嬉しかった。
俺「これ・・・俺が撮ったやつだな。これ見つけたの投稿サイトの○○○でしょう?」
嫁「え〜!!」 嫁声うるさかった。
嫁「これ俺さんの作品ですか!すごい去年みつけて景色みたくなったきっかけはこの作品だったんですよ!」
俺「・・・・・・・・・・無言」
嫁「すごい!自分の好きな作品の撮影した人に聞けるなんて凄いですよね??」
嫁大興奮、う〜んこの人ほんとに最初の頃と今とではキャラ全然違うなぁ。
あのときのクソ生意気でうっとおしい人とホントに同じ人?
なんというかキャラが明るい
俺「そんな騒ぐほどのものじゃないよ、でもありがとう」ちょっと照れた
嫁「いえ凄いです、私じゃ同じ場所にいてもこんな風に撮れません、凄いです」
355:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)13:37:26.71 ID: .net
�感謝です。もう少しつづきます。
続きです。
俺なにも考えず思わず
俺「まだ時間ある?」
嫁「????」
俺「時間あるならこの時の設定とか教えますか?良ければだけど」
嫁「いいんですか!迷惑じゃないですか?」
俺「いいですよ、設定なんてそんな時間かかるわけじゃないし」
という流れになっていた、嫁も驚いてたけど俺が一番ビックリしてた。
なんで俺、嫁相手にこんな事言ったんだ??
その時の気持ちは自分の作品好きだと言ってくれる人が目の前にいて舞い上がってたんだと思う
だから深く考えず教えるなんて口から言葉が出たんだろうな。
嫁はパッキングしたリュックから再びカメラ道具だしてセットし始めた。
俺も自分のカメラだしてセットする
互いにカメラをセットして嫁に俺のカメラの設定おしえる。
嫁のカメラはキャノン、俺のカメラはペンタックスだけど設定操作に違いあれど設定数値は参考になるはず
設定数値おしえて撮影のときに気をつけた事やここの風景撮るときに俺が気をつけることとか
時間に30分程度だろうけど嫁に伝えた
嫁はそのひとつずつに「はい」を繰り返しながら自分のカメラに設定反映させていた。
この時には嫁との過去とか頭になくて同じ趣味の同好の人との会話みたいで俺も特に意識することなかった
一通り教えてもう会話のネタもなくなった。
俺「じゃあ、この辺で。俺もそろそろ仮眠しますね。」
356:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)13:52:28.23 ID: .net
推敲しないで打ち込んでるから間違いはスルーしてください。
�感謝です。続きです。嫁「・・あ!はい、疲れてるのに教えて頂いてありがとうございました。」
嫁「この設定参考に色々と自分で試せばいつか私もこの風景撮れますかね?」
俺「俺のよりもっといいのが撮れると思いますよ。」
嫁「頑張りますよ〜」軽くガッツポーズしてた。
俺「じゃあ、そろそろこの辺で」ちょっと変な間があいてから嫁が嫁「あの、やっぱりメアド交換お願いできますか?」
嫁「カメラのこと教えて欲しいんです、迷惑にならないよう気をつけますから」
俺「・・・・・・・・・・無言」
やっぱり連絡先教えるのは抵抗がある、それが嫁だろうが他の女性だろうが
嫁「やっぱり駄目ですよね?」
無言の俺からメアド交換は無理と判断したらしい。でも、嫁は最初の頃と違ったなかなかタフな人だったと知る、というか本当に最初の頃と今の嫁、どっちが本当の嫁なんだ?嫁「メアド交換無理なんですね、了解です。」
嫁「あ!たとえば今日みたいに撮影場所で偶然会えたら質問してもいいですか?」この人めげない、くじけない。なんというか申し訳気持ちになってきたけどやっぱり連絡先交換は怖い
でも、こうやって会ったのも何かの「縁」みたいなもんだよね、死んだ両親や爺ちゃんにも「人との縁は大事にしろ」って言われて育った俺は嫁にこう言った。
俺「縁があればどこかでまた会うかもしれないですね、その時はどうぞ」
361:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)14:19:58.86 ID: .net
�感謝
つづきます。昼はここまでになります。また夜に投稿させてもらいます。
嫁「縁・・・ですか??」
俺「はい、縁があればまた会えるかと」
嫁「・・・・・・・・・・・」
嫁「なんかそういうのいいですね〜」破顔一笑 このときの顔は今でも覚えてる
この人は泣き顔はブッサイクだけど笑顔が似合う人だと思った。
嫁「私、次に会えた時にはもっと上達してますからまた色々教えてください。」
嫁「縁があれば会えますもんね」
俺「ええ〜縁があれば」
嫁「ぷっwww」嫁吹き出した、何かが彼女のツボにはまったらしい。
なんとなく俺も嫁への警戒心が薄れてちょっと聞いてみた
俺「そういえば、あのとき○○さん置いて帰った彼氏?はどうなったの?」
嫁「あ〜事情わかった父に呼び出されてました」
俺「あ〜〜〜〜〜」色々と想像する
嫁「え〜〜〜〜〜」俺の想像に同意したんだと思う
俺「色々と大変だったね、親父さん相手ならね」
嫁「はい、父は私のことになると過剰に反応しちゃって。。普段はあんな感じではないんですけど」
俺「やっぱり殴ってた?」冗談気味に聞いてみた
嫁「・・・・・はい、泣いてましたね元カレ・・」気まずそうに返答
俺「そりゃあそうだw」
嫁「父にも怒られました。あんなヒョロい男と付き合うお前も悪いって」
嫁「あいつと較べて前の奴は誤解で殴ったけど泣きも喚きもせず骨あったなとか言って母に怒られてました」
俺「あ〜〜〜」ちょっと微妙な笑い、やっぱりあの親父は変な人と納得した