337:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)00:19:57.04 ID: .net
341:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)03:18:41.81 ID: .net
寝落ちしておりましたが起きたので少し書きます。謎「今日も泊まり込みなんですか?」
俺「あ〜まぁ、そうです、そちらも?」
謎「はい」
俺「あ〜そうですか」いかんやはり会話が苦手だ。夜だから相手の顔みれないけどそのほうが今はいい。
なんとなく相手も空気読んだのか自分のカメラに戻っていった。
その後、数時間ほどお互い話すこともなく時間が経過して夜が空けてきたカメラ片付けてテントで仮眠して日中に駐車場にもどればいいので、このあとは少し休むつもり。
向こうはテント片付けはじめたのでそのまま帰るようでちょっと安心した。カメラ片付けてテント撤収した相手がまたこっちに歩いてきた。
夜が明けて相手の顔がわかるくらいの明るさの中でこっちに近づいてくる女謎「私、帰りますね。お疲れ様でした」
俺「あっ、はい。お疲れ様でした。帰り気をつけて」
謎「はい、では」 ペコっと頭さげた
俺「・・・・・・・・・・・・・」
342:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)03:44:55.21 ID: .net
続きます
頭あげた女が話かけてきた
謎「あの、俺さんお久しぶりです。私○○です」
俺、固まる
こんな感じの女だっけ?もっとグズグズとした面倒くさい女だったはず、こんなハキハキした受け答えするような女じゃないはず。
なんでここにいるんだ?ホントにこえーよとか頭の中で色々考えるんだけど言葉がでない。
俺「あ・・・」まだ言葉できない
女「黙っててごめんなさい。最初に分かったんですが撮影の邪魔になるし誤解されそうで」
誤解ってなんだよ??誤解とかどうでもいいけどお前怖いよ・・・・
と思ってもやっぱり言葉がでない
女「あの・・ここで会ったのはホントに偶然なんです。」
女「助けてもらってからカメラ趣味になって今年の冬はここで撮影したくて」
女「それで色々と準備して去年の俺さんみたいに泊まり込みで撮影しようと来たんです。」
女「だから、ホントに偶然なんです。でも。ホントにごめんなさい・・・また嫌な気分にさせてごめんなさい」
そう言ってまた頭さげた、その姿身ながら俺は頭の中で色々と考えてた
たぶんそうなんだろうな、絵葉書にここの風景使ってたの思い出した。
この場所が好きっていうのは本当なんだろうと理解できたけどこんな偶然はないよな。。。
でも、俺だってわかった後も言葉通り邪魔されもせず撮影できた。
嫁も自分の撮影に夢中でいたのは確かだった。
ホントに偶然なら俺がとやかく言うこともないな・・でも、やっぱり怖いわ。
343:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)04:07:01.94 ID: .net
つづきます
女「だから、あのホントに偶然なので戻ってから連絡もしませんから・・」
俺、まだフリーズ状態だけど女が俺に気を使ってるのは理解できた。
この場所は誰のものでもないし誰が来てもいい場所で俺がどうこう言う権利もない
好きな風景を撮影したい気持ちは理解できる。
そう思えばまだ怖いけど、偶然なんだと思えた。
俺「そう・・凄い偶然だけどわかりました。」
女「ごめんなさい」
俺「謝ることないですよ、別に何も迷惑うけてないし気にしないで」
女「はい、ありがとうございます」
女「あの・・これで最後ですから教えて欲しいことあるんですがいいでしょうか?」
俺「・・・・・・・・・・・・・」まだちょっと怖い
女「この風景を撮った人の作品なんですけど、こういう感じに撮影するにはどうしたらいいんでしょう?」
ああ〜本当にこの人はここの風景好きなんだなと思えて自然に「いいですよ。」って応えてた。
女の顔がパァーっと明るくなって人懐っこい笑顔みせた。
あれ?こんな顔だったけ?もっと陰気でうっとおしい感じの女だったと思うんだけど目の前にいる女は真逆だった
よく考えたら最初の出会いのときの顔は涙と鼻水まじりの酷い顔だった
自宅で見た顔も泣きっぱなしで酷い顔だったもんなぁ、普段はこんな感じなのかもな。
女が荷物からipad取り出して近づいてきた。ipadに保存してる景色を見せてくれた。
女「この風景なんですけどキレイですよね、私この景色が撮りたくてカメラはじめたんです」
344:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)04:14:47.04 ID: .net
345:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)04:37:14.05 ID: .net
�感謝です。
いや立ちません。。。俺ヘタレですから。
続きはまた昼休みに書かせていただきます、ここ数日睡眠が不定期でちょっと休みます
348:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)08:56:31.13 ID: .net
350:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2016/11/03(木)13:07:51.21 ID: .net
�ありがとうございます。
つづきます。
嫁(女)がipadに保存してた画像はどれも素晴らしい作品だけどPCで修正、加工する技術が必要
おそらく嫁はそこら辺はまだわからないのだと思う。
俺「えっと、PCは持ってる?」
嫁「はい、ノートですけどあります。」
俺「撮ったデータはPCで編集、加工してますか?」
嫁「????」
やはり、そこでよく使われてるソフト名を数種類教えておいた
嫁は携帯にメモしてたけど、以外とマメな性格なんだと思った。携帯いじりながら嫁が思いついたように
嫁「あ!あの分からないことあったらメールで質問してもいいですか・・・その、メアド交換とか」
俺「ここ圏外」
嫁「・・・・・・・・・無言」
俺「教えたソフトの使い方はネットでも紹介してるから調べてみるといいですよ」
嫁「・・・・・・・はい、わかりました」
俺「じゃあ、この辺で俺仮眠するので」
拒絶したわけじゃないけど元カノの件があって以来、女性にメアドや連絡先教えるのには抵抗があって
例えば同じ状況で嫁以外の女性からメアド聞かれてもやっぱり教えなかった
でも、嫁にすれば拒絶された事に変わりはないんだよね。
嫁「・・・はい、色々ありがとうございました」
嫁「あともうひとつだけ教えて欲しいんですが、この風景は今この場所ですよね?」
嫁「これはどう撮影したんでしょう?ごめんなさい色々と質問して」
俺「どれ?」嫁のipadに写る作品をのぞいた