その後。
私が大学2年生の年に、高校2年生だったA君は今、大学1年生だ。
志望していた国立大医学部に現役で入れたのは奇跡だ、と喜んでいた。
カナちゃんは第2志望の学校に行くこととなったけれど、A君の手をしっかりと繋いで幸せそうに笑っていた。
かつての厚化粧は、随分見る影もなくなった。
会長さんは相変わらず元気だけど、そろそろ老後を楽しもうかな、と漏らしていた。
「女の子のたくさんいる国に行くのもいいな!」
「奥さまに怒られますよ」
目尻に思い切り皺を作って、それはいかん、と笑った。
恩返しをしたい、と何度も懇願したのに断られたまま彼は奥様と海外に移住した。
とは言え、あと少し仕事をやりきるんだと張り切っていた。
おじさまは、再発することのないまま今も病院を営んでいる。
「最近テニスを始めたんですよ」
と、新しい趣味に精を出しているようだ。
「僕のテニス道具を持ち出したかと思ったらハマっちゃったみたい」
とA君は苦笑いをしていた。
時間が合えば、親子二人で打ち合っている。
「何だかんだ楽しそうだね」
「いい練習相手だね」
「さぁくん、超えられたりして…」
カナちゃんと二人で微笑ましく見守る。
家庭教師を終えても、お邪魔しては近況を語り合う。
何にも代えがたい愛しい時間は、いつまでも、途切れない。
エイミーさんとは今もよく連絡をとる。…と言いたいけれど、残念ながら今はご無沙汰だ。
ネットもあまり繋がらないような発展途上国にいく、と言い残してそれきりだ。
facebookで極稀にアップされる彼女は、ますます黒くなっていて、吹き出してしまった。
「帰ったら全部話すけど、それまでは秘密」と焦らされている。
全く彼女には到底敵いそうにもない。
そして私の家族。
義父とはまだぎこちないけど、漸く打ち解けてきた…かな?私はそう思ってる。…そうだといいな。
母は相変わらずカルト宗教にはまっているけど、産まれたときから信じているんだ、今更誰にも変えられないだろう。
でもまぁ、他人に薦めてない内はいいかな、と思うことにした。
カルトでも彼女が救われるなら、それは一応宗教じゃないか。
今が一番幸せだと言っていた。
でも、その幸せは間違ってもなんちゃら先生のお陰じゃないと思う、とは言わない。
長いのにここまで読んで下さって本当にありがとうございました。
作家志望でも何でもありませんので、きっと何が言いたいのかは最後まで不明瞭だったと思います。
何でもいいから何かをぼんやり伝えられたらいいなーと思い立てました。
これで私の人生が変わる一部始終と変えてくれた人達の話しは終わりです。
ありがとうございました(*・ω・*)
今>>1は4年だよね。就職決まったの?彼氏はいる?
>>277
考えもしなかったです!
就職は、大きく分けると翻訳業といったところです。
色々あったけれど、今は、器の大きい熊のような彼が居てくれています。
小説臭くなってから一気につまんなくなったぞ
もっと頑張れ!
小説くさいなーと思って書いてましたw
途中で語り口調を見失いました…。
読んでいただいてありがとうございます。
最後の最後までドラマチックという訳ではないのが私の人生に似つかわしいようです
ほっこりするね!
そう思っていただけるなんて幸せです。書いてみて良かった。
ありがとうございます!
とんでもなくスケールのでかい話だなあ。
疑りたい気持ちもあるけど、1から素直で純粋な雰囲気が伝わってくるから、こっちもまっさらな気持ちで読める。
ありがとう
なんかありがとう
>>287
ありがとうなんて、恐縮です!
こちらこそ本当にありがとうございました
日本に帰ってきてから今までのことはなにかないの?
書くか迷ったんですが、海外に一人旅を何度か経験しました。
エイミーナイズドが少し重症になったこと以外は生活は大して変わっていませんよー
もっとおもしょい展開きたいしてたのにげんなり
ごめんなさい(;;)
確かに後半色々はしょりすぎたかもしれないです。
でも、最後まで見てくれてありがとうございました。
久しぶりにほっこりした
1さんの性格がうらやましい
スキルあるから仕事もできたわけだし、今無職の自分にはうらやましすぎるぜこのヤロウwww
無職って失うものがないから何でもやれるって何かで見ました(`・ω・´)!
いつか天職に出会えますように。
ありがとうございました(*´・ω・`*)
山も谷もないしつまらんかった!
でも良い人に会えてよかったね!
そういう竹を割ったような意見も大好きですよ、読んでいただいてありがとうございました(*´∀`*)ノ゙
転載元