急な休みで申し訳無かったですが上司は「大好きな嫁さんちゃんとまもれよw」と快くOKしてくれました。
嫁さんには心配されましたが、誤解をとくためだから、大丈夫だよと言い午前中は嫁さんとのんびり過ごしてました。
昼過ぎくらいにC夫からこれから自宅で話し合いをとの連絡を貰いました。
嫁さんにちょっと行ってくるね、と玄関先で、「今日ね、一緒にいてくれてありがとう。」
「昨日は信じられないみたいな事を言ってごめんなさい。今日は泣かないからね!美味しい物作って待ってるね!」と言われました。
更に決意が固まりました。
書き忘れてたんですが、あの日の前日まで一週間くらい出張だったんですね。で出張からそのまま出勤、であの状況、そして久々に会うのに嫁さんは号泣。もう本当会った瞬間頭突きしてやりたいくらいはムカついてました。
リビングに上げられ話し合い開始です。
C夫とは初対面なので軽く挨拶をしたあと単刀直入に切り出しました。
俺「で、私が浮気相手だと思った証拠はあるんですか?」
B子ビクッとなってました。てか挨拶もせずこっち見もしないし。なんだこいつだれ?て感じでした。
C夫「…いや写真がありまして、それを問い詰めた所B子があなただと」
俺「じゃあその写真見せてください」
C夫はちょっと出しにくそうにしつつ、俺の前に20枚くらいの写真を差し出しました。
見事な羽目鳥写真でした。
あらゆる体位での。男性の顔は移ってませんでしたが、恍惚としたB子の顔は映ってました。
知り合いの羽目鳥とか見るもんじゃないですね、萎えます。
とりあえず一通りみてあることに気付いた俺はそっとC夫に写真を返し「それ私ではないですね。なぜそれで私が浮気相手にされたのかよくわかりません」
なんという馬鹿夫婦
良かったな、証拠があって。
女が言い張ったらどうしようかと思ってたよ。
俺「出来ますよ?」
俺はシャツを引っ張り上げお腹をご披露しました。
自慢じゃないですが嫁さんにポニョとあだ名を付けられるだけあって俺のお腹はたるんたるんです。メタボまっしぐらです。写真の相手は腹筋カニみたいでした。
俺「どうみても同一人物じゃないですよね?」
C夫「ああ、うん…」
憐れむ瞳。やめてください。
突然B子が「うわああああん」と泣き出しました。酷いよ、前引き締まってたときに撮ったやつでしょ?嫁に太らされたんだよね、かわいそう!
俺切れました。
「俺のお腹がこうなったのは嫁さんのせいじゃないですー!度重なる出張で不規則と暴飲暴食でこうなったんですー!嫁さんはごこくまいとかちゃんと考えてくれてますー!」
カオスになりかけた時にC夫の一言
「いや…この写真とか一週間前とかのもあるし、さすがに一週間でこんかにたるまないだろう」
冷静極まりない言葉に俺もB子も黙りました。
ヤバい眠いです
まさか規制にこれだけ苦しめられるとは…
それから追求していくと、なんと本当の相手は俺らの先輩(既婚・出世頭・イケメン)と判明しました。
俺を相手にしたのは、本命に迷惑をかけたくない、A男は優しいしどうにかなると思った、先輩の出世に響くから言えなかった、だそうです。
その時のC夫の表情は…本当絶望というか、真っ青通り越して緑っぽく見えました。
そもそも浮気がバレたのは帰りが遅くなったりやたら飲み会が増えたB子を疑ったC夫が携帯チェックをして上記の羽目鳥とラリメールを発見、と言う流れだったらしいです。
相手を知られてないと思ったB子は人の良さそうな俺に罪を…と。
本当ばっかじゃねーの、なんなんだこいつと思いました。
それ以降はテンプレのように一時の遊びだった、とかC夫にすがりつくように言い訳してましたが
「お前わかってないな。ただの浮気じゃないんだぞ、A男さんに多大な迷惑をかけたんだ。訴えられてもおかしくないしお前を擁護する気持ちも俺には更々ない」
「潔く認めたと思ってたらこれか…いやーまいったわ。最悪だわ。あ、A男さん本当すみませんでした。対して調べもせず無実の罪を…本当に申し訳ない。会社にも凸してしまったので私から連絡させて頂きます」
B子最悪・・・
だけど、ごめん 腹ワロタw
腹が証明…笑ってしまったw
いいなぁ、こんな旦那さん。
俺「旦那様から言われたら話早いですね。是非お願いします。とりあえず先輩の件は報告しときます」
B子「なんで!あんたが大人しくしてたらこんなことにはならなかったのに!」
突然B子切れ始めました。
B子「あんたが私を好きなのはわかってたの!そんな噂だけでも私と繋がれたんだから幸せだと思いなさいよ!」
B子はモテモテさんです。なんせうえとあや似ですし。でも正直俺のタイプじゃないんですよ。だから興味も更々ないんですよって。
てか普通旦那様いる人に興味なんかわきませんて。
俺「ああ、それはとんだ勘違いですね…なんでそう思ったかは謎ですが…不細工なやつなら全員自分の言うこと聞くだろみたいな態度やめたほうがいいですよ」
俺「みんなそれぞれ好みもありますし。」
ぶっちゃけモデル体系でビジュアル的には素敵かもしれないが、オムネがぺったんこなんです。
俺おっぱいおっきいほうがいいんです。
社内にはB子ファンいましたけどね。
自信満々のB子に言いました。
「あんたと噂になって俺なんのプラスもないんですけど。もう勘弁してください。これっぽっちも好きな気持ちなんてありません。妄想だけで人の幸せ壊さないでくださいよ、自分とこが壊れそうだからってw」
B子が号泣してしまい解決したのか?みたいな気持ちで帰りました。
帰ったら俺の好きな物ばかり並べたテーブルに突っ伏して嫁さん寝てました。
ちょっと遅くなってしまったので、色々考えて疲れたんだと思います。
かっこよく姫だっこで寝室に連れて行こうとおもってたら途中で起きて失敗しました。どこまでもかっこよくない自分が情けない。
翌日緊張しながら出勤したら即上司からお呼びだし。
上司「B子の旦那から連絡きた。大変だったな」
おおおお解決の兆し!
俺は全てを上司に話しました。
上司「俺のアンテナでB子はでんじゃらす、ってなってたんだ。良かったな誤解とけてw」
俺「ちょw最初マジギレしてたじゃないっすかw」
上司「お前を愛するが故になw大好きな嫁さんと仲良くなww」
その後事あるごとに嫁さんのことを引き合いにしてからかう上司をどうにかとっちめてやりたいです。
俺への尋問は上司の刑事ドラマフリークの血が燃え上がった模様で後日「俺ゆうじろうになれるかもしれん」とかいってました。
レイバン似合うようになってから言ってくださいて答えたらデコピンされました。
大好きな人に大切にされたら、そりゃ一層相手も大切にしようと思いますよね。ノロケかもしれませんが、自分とこの場合それのループで浮気とかする気持ちも起きないし2人の時間とか大切にしようと思うんですよね。
相手を大切に思う気持ちってのは結婚生活において最も重要じゃないかなと自分は思ってます。
乙。
結局B子個人の処遇はどうなったんだ?
さて寝るか
で後日談になりますが。
B子のとこは離婚してしまいました。
C夫曰わく「浮気だけでも有り得ないのに本命助ける為に人に擦り付けるとかは有り得ない。と言うかそれがバレないと思ってたアホさ加減にうんざりしました」と。
付け込まれた自分も悪いかなと思ったんですが、「いや次の恋愛はA男さんところみたいに暖かく過ごせる日常を送りたいですね」と言われました。
実際バカップル否ばか夫婦なんでお勧めは出来ません。と伝えましたが。
B子は離婚のち会社を辞め田舎に引っ込み、本命の先輩はこれまた離婚されゴタゴタのち首に。
どうやら数名に手を出していて、その女子社員らに直訴された模様です。
その子らからなぜかヒーロー扱いされましたが居心地悪かったです。
もちろん嫁の前でB子に土下座させたよな?w
>>880
そんなことしませんよw
嫁さんとB子会わせてもなんのプラスにもならないですし。嫁さんもそんなこと望まない人ですから。
以上自分にとっての修羅場でした。
長々とお付き合い下さいましてありがとうございました。
転載元