それから一週間くらいたけどAは一度も学校に来なかった。しばらくして担任からAが休学しますとクラスに伝えられ女子たちはクスクス笑ってた。胸糞悪くてイライラが爆発しそうだった。
女「あんたの大事なA学校やめんの?うけんだけどwwwww」
俺「直接聞けば?」
女「嫌だわwwwww気持ち悪いwwwww」
ここでイライラが爆発した。
俺「お前ないじめといてよくヘラヘラしてられるな。」
女「は?誰がいじめたの?」
俺「お前らだよ。」
女「は?やってねーよ」
俺「ざけんなよ。どんだけ嫌な思いしたかわかんねーのかよ。」
女「なんもやってないからわかるわけないじゃんwうけんだけどw」
友「おい。やめとけそいつ何言ってもわならん。」
俺「どう考えてもこいつがいじめてたのみんな知ってんだろ。なんで何も言わねんだよ」
女「意味わかんないw正義の味方かよw」
友「お前がいじめてたのみんな知ってんだからそういうのやめろよ。俺だってお前にやめとけよって言ったろ」
女「は?しらねーw」
俺「お前サイテーだな。」
女「なんとでも言えば」
授業チャイムがなってその日はそれで終わった。気分悪かったからその日は早退した。
友は俺の味方してくれてたしクラスの大半の奴らはいじめられたくないがために見て見ぬ振りしてた。
女に仕返ししようと思えばできたけど
Aのこと思うとなんかできなかった。
これまで必死に耐えてたのに今になって
掘り返してもむしろ傷つけるだけじゃないかとか考えてた。
次の日学校で女にそれとなしに謝っといた。
俺「昨日暑くなって悪かったわ。」
女「別に気にしてないよ」
俺「これだけ聞かせて?Aに悪いなって思う気持ち少しでもある?」
女「…」
俺「…わかった。うん。それだけでいいよ。」
都合のいい解釈でその場はやり過ごした。
Aからは週末になるとLINEが届く関係になってた。平日は忙しいだろうというAなりの気遣いだと思う。
A「俺くん明日なにかある?」
俺「暇だよ!」
A「そうなんだ~私も暇なんだけど遊ばない?」
俺「いいよ!なにしよっか?」
A「お買い物付き合ってくれない?」
俺「いいよ~!」
次の日デパートみたいなところで買い物することになった。
フジファブリックや今では叩かれまくってるセカオワを当時は聞いてた。
彼女もそれとなく聞いたことあるらしく
2人でCDを貸しあうようになった。
その日は昼ごはんを食べて
Aの買い物を付いて回った。
いつもうつむいてるAとは比べ物にならないほど楽しそうだった。
その日は4時頃まで2人で遊んだり食べたりしてAを家まで送り届けた。
A「あの…ありがとねw」
俺「ううん!楽しかった!こちらこそありがとー!」
A「こうやって会えると平日さみしくなっちゃうからダメだね」
俺「なんか嬉しい」
A「毎日会えればいいのにね」
俺「そだねー。通話でもよかったらしようよ。」
A「そだね!」
俺「土日はやることないしw」
A「明日ももしかして暇?」
俺「暇だよ!」
A「遊んでくれる…?」
俺「いいよ~!」
A「やった~!何しよっかぁ~」
すごい幸せだった。