757:本当にあった怖い名無し : 2013/08/13(火) 13:27:06.69 ID: ID:1LX/V0nxO
仲良くしていたB子もA子がいなくなった途端に派手女子グループに寝返り、あることないこと吹き込んだ。
B子に恋愛相談(初恋)をしていた内容をバラされ、黒板に暴露された。
そして好きだった男子からも、まじキモいんだけど…の言葉。
それまで耐えに耐えていた私だったが、さすがにこれには耐え切れず教室で号泣してしまった。
裏切られたことが、そしてB子が、とてつもなく許せなかった。
759:本当にあった怖い名無し : 2013/08/13(火) 13:39:42.56 ID: ID:1LX/V0nxO
一連のことをA子に相談したら、「だりーな。学校なんか辞めちまえよ。もうガキじゃねーんだから、自分の人生自分で決めな。そんな奴らの文句言ってB子憎む暇あったら、もっと他に出来ることあんだろ。」と言われ、ハッとした。
負けず嫌いな性格からか、学校を休む=逃げる、辞める=逃げることだと思っていたけれど、違うと言うことを気付かせてくれた。
いつか仕返ししてやる!とチャンスを伺ってきたけれど、それが馬鹿臭いことだと知り、私はすぐに準備を始めた。
760:本当にあった怖い名無し : 2013/08/13(火) 13:55:05.02 ID: ID:1LX/V0nxO
イジメられているので学校を辞めたいと親に訴えても、私の母親は厳しく許して貰えないこともわかっていた。だからまず転校先の学校を探した。いわゆる通信制の高校だ。私自身も中卒は嫌だったので、無知ながら必死になって学校を探した。
バイトを始め、少しでも、と転校にかかる費用を稼いだ。学校には行かず毎日コンビニのバイトに明け暮れた。
案の定、すぐに学校に行ってないことが親にバレて問い詰められた。
763:本当にあった怖い名無し : 2013/08/13(火) 14:05:01.34 ID: ID:1LX/V0nxO
そこで、長年イジメられてきたこと、退学を考えていることを打ち合けた。
やはり母親にはボッコボコにシバかれたが、父親の仲裁で家族会議が開かれた。そこでも一悶着あったが、なんとか通信制高校への転校を認めてくれた。
また新たなスタートが出来る!次こそは!そんなときだった…
B子からメールが届いた。
「ずっと学校来ないで何してんのぉ~?早く学校来なよ。」と。
気が付いたら、クレヨンし〇ちゃんに出てくる〇ネちゃんママのように、ブツブツ喋りながら大事にしていた人形をめった打ちにしていた。
メールには返信をせず、B子の連絡先を拒否した。
765:本当にあった怖い名無し : 2013/08/13(火) 14:18:49.16 ID: ID:1LX/V0nxO
転校と同時に私は家を出て、1人暮らしを始めた。
転校先の高校は月に数回の登校で、あとは自宅学習だったため、朝はコンビニ、昼は飲食店、夜は居酒屋で働いた。
初めての経験ばかりで戸惑ったけど、バイト先の人間関係で揉めることもなく、年上の叔母様方にもすごく良くして貰えた。
A子には「学校辞める」と連絡をしたきり、連絡をとらなくなっていた。
そんなある日、いつものように学校に行くと「マジだりぃー」と聞き覚えのある声がした。
A子だった。
お互いにビックリした。まさかまた同じ学校になるなんて。
A子は親が中退を許してくれず、前担任からの奨めで、この高校に転校するという形で辞めたと教えくれた。「まぁここは自由だし、頑張ってみるよ。あんたも頑張ってるみたいだしね~」なんて言ってたA子だが、A子の性格は相変わらずで学校にはそれきり来なかった(笑)
766:本当にあった怖い名無し : 2013/08/13(火) 14:47:55.54 ID: ID:1LX/V0nxO
学校生活も至って順調!
3年生になり、また驚くことがあった。
あのB子が転校してきた。
私を見付けるや否や駆け寄ってきて
「久しぶりだね!元気だった?あのときは本当にゴメンね!私もどうしていいかわからなくて…。また仲良くしようね」と。
忘れかけていた怒りが甦り、私の中で何かが崩れた。
なにがまた仲良くしようねだ。
こいつだけは許さない…絶対に許さない…。と、ここで復讐心が芽生えた。