結婚5周年なので俺と嫁の馴れ初め話す

嫁「お母さんには色々相談してたの!」

嫁母「俺君が結婚する気ないんじゃないかって愚痴愚痴言ってただけでしょ」

あ、そうすか…チキンでごめんね

嫁「あ、でもお父さんには何も相談してない」

嫁母「がんばれー」

嫁「おとーさんー」俺「こ、こんにちは…」

嫁父が和室で座って待ってた。
嫁母、横にちょんと座る。

俺「嫁さんの事でお話にしました」

俺「嫁さんと結婚したいと思ってます」
緊張とパニックでなに言ったか覚えてないけど
多分俺だからテンプレみたいなことを言ったんだと思う

嫁父「正直、今から俺君以外と結婚出来るとも思わないし、俺君だったら任せられる。時々顔を出して欲しい」

多分こんな感じ。もしダメだったらどうしようとか考えすぎててパニックだった

ここからが嫁一家パワー発動。緊張が解かれた

嫁父「だが条件がある｣

俺｢は､はい!」

嫁父「お前に娘はやらん｡お父さんと呼ぶなってやつやらせて」

俺､理解が追いつかない

俺「よ､喜んで!」

嫁母｢……お寿司取りますね｣ｽｸｯ

嫁「……あ、私お茶いれるね」ｽｸｯ

このあとめちゃくちゃ演技した。

嫁「お前に娘はやらーん！！」バンッ！

この挨拶の話、誰にしても
「お前のとこは色々おかしい」って言われる。俺もそう思います

ちゃんとお寿司食べながらこれからのことを話しました。住むところ、式はどうするか、仕事のこと。

俺の両親の挨拶はもっとひどい

俺母・俺父「こんなんでよかったら！こんなんでよかったら！是非！是非！」

数ヶ月前から嫁が俺実家に来て好きだった料理とか聞いたり、俺母とお茶をしてたらしい。流石嫁。

今はアパートに二人で住んでて、もう少しお金たまったら家を買うつもり。場所は候補だけ決めてるんだ。

お互いの実家も仕事場も近いとこだし
いつかは子供も…あ、でも当分 俺、嫁、俺友、嫁友の四人で休日にゲームしたいし
もうちょっと…もうちょっとだけ、二人で暮らします