92:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:31:49.39 ID: ID:aVjIbmRb0
泣きはらして真っ赤になってる彼女の顔がものすごく愛おしかった
ホントに俺は吉木さんの小さい体をゆっくり抱きしめた
人生で初めて女の子を抱きしめた瞬間だった
女の子特有のふわっと甘い匂いがした
2人ともすごく震えてたし
俺はホントにこの子が大事だと思った
93:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:32:57.37 ID: ID:aVjIbmRb0
俺「今までありがとう。吉木さんのことが大好きです。本当にありがとう。」
ここで2人でまた大泣きした
吉木さんのしゃくりあげる声を聞いて
胸がすごく苦しくなった10秒くらいたって
俺は吉木さんから離れようとしたでも、そのとき吉木さんは俺の両腕を
ぎゅっと掴んだ
97:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:35:18.82 ID: ID:aVjIbmRb0
もう仲良くしてもらえないんですか?」
俺「俺だって、吉木さんと仲良くしたいし、もっといっぱいしゃべったりしたいよでも、ダメだよ。吉木さんが俺の気持ちを知っちゃった以上、仲良くするなんてしちゃいけないと思う」
吉木「なんでそんな悲しいこというんですか?クラスの離れたからって、それっきりさよならなんて寂しすぎるよ」
俺「仕方ないよ。吉木さんには彼氏がいるし、俺は吉木さんに近づきすぎたよ。もうダメだって」2人でこんな感じに反発しながら
ベンチでわんわん泣いてた
98:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:35:53.95 ID: ID:aVjIbmRb0
100:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:38:40.10 ID: ID:aVjIbmRb0
駅まで一緒に帰った終業式の日、俺は吉木さんに一通の長文メールを
送った。これで最後にするつもりだったから、
今までありがとう、ずっと大好きでした的な文面で送った数時間後、彼女から、返信がきた
102:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:40:07.26 ID: ID:aVjIbmRb0
これ返信内容そのまま
「 メールくれてありがとう
俺くんは
助けてもらった って
言ったけど
なにもできなかったし
なにもあげれなかったよ?
打ち上げも来てほしいからわがまま言っちゃった
だけだし…
それに気付かないうちに
いっぱい俺くんを
傷つけちゃった
ごめんね…
でも、こんな
いやでダメなやつと
もっとしゃべりたかった、
遊びたかった なんて
言ってくれて
大事な人って
大好きって言ってくれて
本当にうれしかった。
私は
幸せものだって思う
ほんと、ありがとう。
これからも、私は
メールや電話をしたい
話したりしたいし
仲良くしたいんだ
私のわがままだから
ほんとにごめん。
俺くん、
ほんとうにほんとうに
ありがとう。
俺くんが
言ってくれたこと
全部すごくうれしかった
ありがとね。 」
109:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:43:37.90 ID: ID:aVjIbmRb0
吉木さんはどこまでも優しい。
だけど、その優しさは、違う。俺に向けたものじゃない。
俺は、松岡に敵わなかった。本当に悔しかった。
彼女は、俺のことを、恋人とは見てくれないということを俺は知っていた。
知っていたはずなのに、やっぱり悔しい
111:名も無き被検体774号+ : 2014/02/12(水) 22:45:00.03 ID: ID:aVjIbmRb0
二年生から書きためてないので書いてくる