隣の部屋の騒音がひどいので注意しようとすると隣主「生活しているとその音とか漏れると思いますが・・・ 流石に夜中にまでは迷惑なので静かにしてもらいますか？」

当時新婚ホヤホヤ
俺２３歳　会社員　年収２８０万
嫁２１歳　パート　月７万
間男３７歳　会社員　年収５００万

当時はお金がなく木造のボロ長屋住んでいた
俺達は２号室に住んでいた
引っ越した晩に隣の３号室（こちらも新婚）が騒がしかった
赤ん坊の泣き声や、時折悲鳴みたいな声が聞こえてきて
うるさかったが隣人トラブルだけは避けたかったのでこらえていた
それが1週間続いて流石に我慢できずに隣に注意しようと外に出たら
タイミングよく隣のご主人も出てきたところだった
とりあえず社交辞令な挨拶したら、ご主人がとんでもないことを言い出した
隣主「生活しているとその音とか漏れると思いますが・・・
流石に夜中にまでは迷惑なので静かにしてもらいますか？」
俺「へ？」
隣主「いや、だから騒音が・・」
俺「いえいえ、こちらこそ騒音うるさくて注意しようと出てきたんですが」
隣主「へ？」
お互い気持ち悪くなって各部屋に戻った
翌日不動産に問合わせても問題はないと言い張るので諦めた

夜になると隣主が訪ねてきた
ネットの自己物件サイト（大〇て〇）で調べたらしい
そこに書かれていたのは
２号室と３号室の間の壁に隙間があって
赤ん坊が捨てられて・・・・・

俺たち夫婦も隣人夫婦も速攻引っ越しました
その件で嫁がノイローゼになり（取り憑かれた？）
男作って逃げてしまった
未だに嫁は消息不明です

昔、長屋の近くに終戦後満洲や朝鮮からの出戻りの方たちが虐待を受け
妊娠した女性を隔離し堕胎する施設（保養所）があったそうです
中では堕胎ができずに生んでしまったが赤ん坊を捨てる人もいたそうです

現在長屋は取り壊されて薬局になってます
施設跡には何も謳われてない慰霊碑が建ってます