―― 最終章 エピローグ ――
クリスマスイベントから3ヶ月後。
彼女のお義姉さんの結婚式の前週のこと。
ボクは彼女の両親宅に居ました。お義姉さんに呼ばれたんです。
>>646
……
――
その時初めて、ボクはミドリの両親に挨拶しました。
お父さんも、お義母さんも喜んでくれて大歓迎モードでした。
たぶん、色々あったことを聞いているんだと思います。
普通に食事をして、普通にくつろいでいたところ……
お義姉さんの核弾頭並みに破壊力のある発言で、ある意味での
ボクの人生が決定されることになります。
面白いから>>1から1時間かけて全部読んできたわ
>>649
ありがとうございます。もうすぐゴールです。
――
「今日は、山下さんにお願いがあります」
なんだか悪戯っぽい目が、非常に気になるというか怖いわけですが
彼女はさらに続けます。
「私が結婚してあの家を出た後
妹と一緒に住んであげて欲しいんです」
これにはさすがに驚きましたね。まだ高校生なのに同棲ですか?!
というか、ミドリとは……
いや、まだそういう関係には進めていないわけですし……
ボクは期待と妄想に胸を膨らませながら、必死で気の利いた言葉を探します。
あまりに直球なことは言えませんからね。
「えっ?! 一緒に住む? へっ?」
>>653
貼り付けましょう。
――
「ちょっとお姉ちゃんっ!何言ってるのっ!」
ミドリは顔を真っ赤にして両手をバタバタさせながら、あたふたと暴れてます。
「妹は友達も少ないし、何かあるとスグに荒れるし(笑)」
育たないとのこと。
今までは自分がその役目だったけど、そろそろ交代の時期だろうとも。
なんでこんな幸せになってんだよ
くそがぁー!!羨ましいぞ!
>>656
席順のおかげだと思ってます(笑)
――
「本当は、父さん達と一緒に住めればいいんだけどな……」
お父さんは、お義母さんをチラリと見ながら呟くように言いました。
家族のことは分からないけど、それが叶うなら彼女もお義姉さんも
最初から苦労はなかったんでしょう。
>>657
さてさて?
――
ボクの頭の中は複雑でした。嬉しいんですが、なんというかまだ心の準備が
できていない感じです。あまりに急でしたからね。
正直言うと、まだそこまで考えていなかったんですよ。同棲なんてね。
>>658は655への返信でした。
アンカー間違いすいません。
――
でも、いつも自分がヘタレで、根性がないせいで失敗ばかりしてましたから
今回は覚悟を決めました。珍しく即決即断です。英断でもあります。
いや、覚悟はあのファミレスで、既に決まっていたようにも思います。
急かすつもりはないが眠い
だが見届けたい
>>661
もう少しかな。
――
ボっ、ボっ、ボクは彼女と結婚しますっ! だから一緒に住みますっ!」
ボクの決意表明に一同「おぉ~」となり、ミドリは大粒の涙をポロポロと
流しながら完全に固まってます。
数秒間動かなかったと思うと、突然号泣しながらボクの胸に飛び込んできました。
「ユーサク……ありがとう……大好き……」
>>663
おぉ~
――
結論としては、お姉さんとミドリが住んでいた家では
一緒には住まなかったんです。せっかく決断したんですがね。
>>664
どうもです。
>>667、668
恐縮です。
――
ウチの両親が反対したんですよ。二人で生活するのは、さすがにまだ早いって。
大学はどうするんだと。それに高校生で、子どもができたらどうするんだと。
一緒に生活すれば、できちゃうでしょうね。若いですから。確実に。すいません。
その代わりに、ボクの家で一緒に住みましょうということになったんです。
「高校生で下宿して、生活している子だって普通にいるから」
これがウチの両親の意見でした。正論です。
加えてボクの母の言葉
「あんたが選んだ子なんでしょ? だったら悪い子なわけがない。
一緒に住めばいいじゃない」
この一言で決まりでした。
くれました。金銭面とかあったんでしょうね。詳しくは知りませんけど。
そして、彼女とはボクの家で一緒に生活することになったんです。
やる気起きんわなww
>>673
です。
>>674
男前です。
――
でも、皆さんが想像するような甘いイチャイチャは、なかったですよ。
少なくとも家の中ではね。ボクの母との約束があったからなんです。
それは『普通の兄妹がしないことは、この家の中ではしない』でした。
絶妙な言い回しですよね。
虹ヲタが聞いたら、それだけでオカズになりそうです。
>>675
まだありますよ。
――
約束を破ったら、二人とも追い出すと宣言されていましたから。
ボクの母はミドリを本当の娘として育てるから、大学に行きたいなら
学費はなんとかするし、そのために塾が必要なら、それも何とかする
とまで言ってくれました。なんかスゴく嬉しかったです。
母がこんなに懐が深いとか思わなかったですから。
そこまで言ってくれる母を二人は裏切ることができませんでした。
とか言いつつ、実はボクは何度かチャレンジはしたんですよ(笑)
すいません。健康な男子高校生ですから。
色っぽい声で言われたりで、かわされ続けました。
まあ、この家の中でさえなければ彼女も積極的だったりするわけですが……
結局、ミドリは大学にも塾にも行かず、専門学校から看護士へと進みました。
そして就職を機に、ボクの家から出ていくことになります。
彼女としては、一日も早く独立したかったのかもしれません。
引越しの日は、なんか悲しくてね。泣いちゃいましたよ。情けないですけど。
>>681
怖いくらいですよね。
――
それから……
何年か遅れて、ボクも就職を機に実家を出ることになります。
実家からでも通勤できたんですけど……
だって、彼女と二人で生活したいじゃないですか。
彼女というのは、もちろんミドリです。
そうそう、虹ヲタとメカ夫とは、今でもちょくちょく飲んでますよ。
結婚式にも出席してくれましたし。
奴らはまだ独身です。結構モテるクセに(笑)
さて、ボク達にはもうすぐ子供が生まれるんですよ。
彼女は実家です。だからボクは今、部屋で独りなんですよ。
で、どっちの実家かって? もちろんボクの母のところです。
―― 完 ――
結局二人はせくろすしたの??
初めて同士??
>>684
結婚式は、身内だけで簡単にしました。
披露宴とかしてません。
>>686、687
そりゃ子供ができたわけですからね(笑)
その辺りの描写は、しないでおきました。すいません。
ハッピーエンド迎えられて嬉しいよ
幸せになってくれぃ
パンツ破った
幸せな家庭を築けよ!
これで心置きなく寝れるわwww
おやすみなさい
お幸せに!
お疲れ!
ハッピーエンドで良かった!
お幸せに!
読んでて楽しかったよ‼
これからもお幸せに( ´ ω ` )ノ
明日はうなぎでも食べにいくか
楽しめましたお疲れ様ー
そしてありがとう
あー
この手の女と付き合うと束縛とか面倒で萎えるわww
うらやましすぎww
家族三人、四人って末永く爆発しやがれww
>>689、690、691、692、694、695、696、697、698
ありがとうございます。
では、みなさん、お付き合いいただきまして
ありがとうございました。
ちなみに、コテハンは「バース=誕生」をかけてました。
くだらなかったですね。すいません。
お義母さんは普通じゃないよね??どんな感じなの?
お義姉さんとか、彼氏の母親に娘を預けてお父さんもどういった心持ちなのか、
楽しかったよ!
末長くお幸せに(*´∀`*)
阪神・・
いやなんでもない、なんでもないぞ
楽しかった!
>>700
一緒に生活することが苦手なだけですよ。
憎みあったり絶縁したりは、してませんので。
それ以上のことは、聞かないようにしています。
>>701
ありがとうございます。
>>702、703
そっちですか(笑)
では、落ちます。
おやすみなさい。
お疲れさまでした!お幸せに!!
楽しませてもらいました、ありがと~
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おっと、
>>707
いい奴ですよ(笑)
>>708
ありがとうございます!!
>>709
おやすみなさい~
>>710
ナイナイ
>>711
ありがとうございます。
女の子なら、マジでミドリにしようかな(笑)
では、本当に最後です。
おやすみなさい。
こんな清々しいハッピーエンド久しぶりに見たww
引用元: ・https://hayabusa3.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1349273445/