776:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)19:40:58 ID: ID:2V6ELC6NN
ジャラジャラ「キャンプに行きたい!」
ツンツン先輩「いいな」
ジャラジャラ「キャンプに無人島に行こう!!」
そうして地獄の二日間は始まった
メンバー
・ジャラジャラ
・ツンツン
・64
・俺
・紅一点
777:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)19:44:46 ID: ID:2V6ELC6NN
ジャラ「荷物は俺が持っていくから大丈夫だ」
一同(ぜったいやばい…)
俺「まぁじゃあ一応念のため俺も持っていくわ」
ジャラ「いや、大丈夫、本当に!」
ジャラ「俺が全部持ってくからみんなは必要最低限でいいから!
じゃあ当日船乗り場で集合で!」
778:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)19:51:31 ID: ID:2V6ELC6NN
前日
俺「明日なぁ…どうなってんだろうなぁ」
紅「うーん、大丈夫じゃないかー」
俺「なんかどうせ変な事考えてると思うんだよ」
紅「それはきっとそうでしょうな」
俺「念のためなんか持っていった方が良いと思うんだ」
紅「持ってくっていってもねぇ…」
俺「もー絶対なんかあるもんなぁー怖いなー」
780:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)19:56:58 ID: ID:2V6ELC6NN
当日
船乗り場
俺「まーだジャラが来ないけど…」
紅「ちょっとそろそろ時間やばいんじゃない?」
64「本当に荷物そんなもってこなくてよかったのかな」
ジャラ「おーーーーい!おまたせーーーー!!」
俺「おそいぞ」
紅「おそい!!」
ジャラ「えー?そうかい?」
64「船の時間きちゃうじゃない!」
ジャラ「えー?その船乗らないよ、別の船乗るよ」
782:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:01:53 ID: ID:2V6ELC6NN
ジャラ「あの船で島いくぞ」
俺「でかくね?え?」
ジャラ「すみませーんお電話したジャラジャラでーす」
おっさん「おぉー君達かー。じゃあ早い所車乗せちゃって…」
おっさん「でも、本当あそこ何も無いぞー。」
ジャラ「大丈夫です」
一同「え、まじもんの無人島なの…?」
783:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:06:03 ID: ID:2V6ELC6NN
無人島船着き場
おっさん「じゃあ明後日の夜に迎えにくるからぁ」
じゃら「はーい」
俺ら「え…合計二日間じゃなくて今日、明日、明後日の三日間なの?」
おっさん「がんばれよぉお!」
じゃら「はい、ってことでね…。」
784:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:11:05 ID: ID:2V6ELC6NN
ジャラ「今日から三日間はこの島からでれないから」
俺「でれないからじゃないでしょ、おかしいでしょ」
ジャラ「言うの俺も間違えてたんだよぉ、仕方が無いだろ」
64「仕事とかどうするんだよ」
ジャラ「大丈夫、ここは圏外だぁ」
64「一番よくねぇじゃねぇかよぉおお!!」
俺「馬鹿なんじゃないか、君は」
786:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:15:50 ID: ID:2V6ELC6NN
俺君らより年上なんだからさぁ」
64「馬鹿に年齢は関係ないだろ!」
ジャラ「よーし、なんで今日から三日間はー
自給自足してもらうから
テント生活だから
食料水と調味料しか持ってきてないから」
一同「・・・・・・・」
787:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:21:08 ID: ID:2V6ELC6NN
紅「じゃあとりあえずうちらのテント立てます…か…」
俺「あぁ…そうだね。」
テント組み立て完了
俺「よぉーし、」
紅「うーし、じゃあ焚き火の準備しますかあー」
俺「石拾ってくるから、木ひろってきて」
紅「はぁーい」
788:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:24:59 ID: ID:2V6ELC6NN
ツンツン「・・・・・・・」
もくもくとテントを立てるツンツン
ツンツン「・・・・・うし」
ツンツンテント組み立て完了
一時間しない間に
テント・焚き火(鉄板、網の二種類)・ハンモック
テントの周りの溝など
ちゃちゃっと準備をすませるツンツン先輩
789:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:28:13 ID: ID:2V6ELC6NN
64「仕方が無い、テントやるか」
意外と早くキビキビと動く64
64「おぉーし」
64テント組み立て完了
焚き火も準備OKな64
790:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:31:55 ID: ID:2V6ELC6NN
ジャラジャラ「おぉーーーし!探検してこよう!」
みんながテントを立てている最中
ジャアジャラ「よぉーーーし、食料をあつめるかなぁああ」
みんなが焚き火の準備が完了した時くらい
一同(絶対あとでなんか言われても助けてやんない)
ジャラジャラ「お!!!蝶蝶だ!!!」
791:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:37:00 ID: ID:2V6ELC6NN
14時くらい
紅「一応軽くご飯的な物もってきといてよかった…」
俺「うーん…まぁ一日分はどうにかあるだろうね」
紅「昼飯にしようか」
ツンツン「・・・・・・フン」
鍋でなんか炒めているツンツン先輩
俺「何いためてるんですか?」
ツンツン「野草」
俺「へー、どこにはえてました?後で一緒に取りにいってもいいですか?」
ツンツン「あぁ」
64「俺は後で一緒についてくわ」
一方
ジャラジャラ「変な穴があるー!!わー!」
792:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:47:41 ID: ID:2V6ELC6NN
15時くらい
紅「へぇーこれ食べられるんだー」
俺「なんでも知ってるねぇー」
ツンツン「野草は良いけどキノコは絶対にだめだ」
64「まぁそりゃあそうだよねー」
紅「あ、後で釣りするかぁ」
俺「そうだねぇ、釣りでもしますかなぁ」
64「あ、俺も竿もってきたよー」
ツンツン「俺もある」
一方
ジャラジャラ「秘密基地作ろう!!そうだ!!」
ジャラジャラ「真のサバイバーはテントも使わん!!ぬははははははは」
793:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:53:09 ID: ID:2V6ELC6NN
16時くらい
紅「あんまつれないなぁ」
俺「ちっちゃいのしか釣れないなぁ」
ツンツン「ふん!!!ふん!!!」大漁
64「全然かかんない…」
一方
ジャラジャラ「よーーし必要な木材も集めたし…」
ジャラジャラ「あとは組んでいくだけだ!!ふふははははははははは!」
794:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)20:57:25 ID: ID:2V6ELC6NN
17時くらい
紅「料理作るか」
俺「楽しみだぁ」
ツンツン「魚あげる」
紅「うわーありがとうございます」
64「俺にもくれるんですかー?あざーす」
一方
ジャラジャラ「うーん、やはりテントをはった方が…」
ジャラジャラ「いや、それだと負けた事になってしまうし…」
ジャラジャラ「まぁ大丈夫でしょ!」
795:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)21:02:57 ID: ID:2V6ELC6NN
18時くらい
俺「お腹いっぱいだぁ」
紅「いやー念のためお酒持ってきててよかったねぇ」
ツンツン「あぁ、良い日だな」
64「俺コーヒー持ってきたから明日の朝にでも飲もう」
俺「すばらしいなぁ」
一方
ジャラジャラ「て…テントはろうかな…」
ジャラジャラ「おなかすいた…」
ジャラジャラ「みんなーーー!!!!!」
一同「無視」
ジャラジャラ「むしすんなよおおおお!!」
796:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/12(木)21:04:04 ID: ID:2V6ELC6NN
つづく
また明日
805:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)21:50:19 ID: ID:nIOCNIbPp
前回までのあらすじ
ジャラ「我々はこれからですね、無人島に行きます」
俺「何してんだよぉ、帰りたいんだよぉ俺は」
64「いいかぁ、ここをキャンプ地とする」
ツン「おくさーんしってるでしょー、おい魚くわねぇか」
紅「寝釣りいくかぁー?」
ジャラ「おみまいされました」
807:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)21:53:51 ID: ID:nIOCNIbPp
つづき
18時くらい
ジャラ「おおい、みなのもの」
俺「今更ジャラが何を言っても何もしてない方がわるいでしょ」
ジャラ「ちがうんだよ、これには深いわけがあるんだよ」
64「バカには深い訳なんてものは存在しないんだよ」
ジャラ「蝶蝶おっかけてたら変な穴があってだな…」
紅「おい、馬鹿が何か言ってるぞ」
64「馬鹿には近づかない方が良い」
808:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)21:59:53 ID: ID:nIOCNIbPp
ジャラ「お前らそれじゃあ無人島きた意味ないんじゃないかな」
64「だいたいね、水道も電気も通ってないっていうのがおかしいでしょ
無人島って言っても普通は観光とかキャンプ用に整備された場所行くものでしょ
なのにあんた、まじもんの無人島つれてくるんだーもんなー、
それぁはちょっとおかしいんじゃないって」
紅「しまいには自分だけなんもしないもんなぁー」
ジャラ「でも楽しいでしょ」
64「馬鹿はしゃべるなぁ」
809:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:03:09 ID: ID:nIOCNIbPp
ジャラ「なんだい、馬鹿には発言権がないっていうのかい」
64&紅「そりゃあそうでしょう、馬鹿だもん」
ツンツン「魚くうか?」
ジャラ「食べる!」
俺「すーぐそうやって甘やかすのはよくないってー」
64「反省をしろ、反省を」
ジャラ「反省したら魚がくえるのかよぉ」
64「反省しなきゃ明日から飯わけねぇからな」
ジャラ「反省します」
810:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:13:27 ID: ID:nIOCNIbPp
そして夜
各自のテント内
俺「疲れたね」
紅「っていうか一日伸びちゃったね」
俺「あぁ、そうだね」
紅「足もうパンパンだよぉ」
俺「もう寝よっか」
紅「うん」
俺「ライト消すね」
紅「んーお願い」
ジャラ「ごめん、まだちょっと」
俺&紅「・・・・・・」
紅「外に出してもええんやで?」
ジャラ「す、すみません」
811:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:18:54 ID: ID:nIOCNIbPp
翌日の早朝
64「ん~」
ツンツン「ふぅ…」
俺「はぁー…」
紅「落ち着くなぁ」
コーヒー飲む四人
64「やっぱキャンプは早起きだよね」
ツンツン「そうだな」
俺「いやー気持ちがいいですね」
紅「そうだねぇ」
テント内
ジャラ「ぐがーーーーぐごおおおおおおーーーzzz」
812:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:22:10 ID: ID:nIOCNIbPp
俺「おこす?」
64「起こしたら起こしたでめんどくさい」
ツンツン「キャンプ地変えるか、内緒で」
三人「!!!!!?それだ!!!」
さらっとジャラが寝ているテント以外を片付ける4人
813:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:24:50 ID: ID:nIOCNIbPp
紅「ちなみに私今日電動ガンもってきた」
64「キャンプ地を変えたら襲撃するか」
俺「そうしよう」
64「馬鹿を倒すぞ」
テントを4人で遠目の場所に変えて
いざ襲撃
814:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:28:20 ID: ID:nIOCNIbPp
ツンツン「ステンバーーーーイ」
ツンツン「ステンバーーーーーーーーーイ」
ツンツン「ゴゥ…」
紅「ムーブ!!ムーーーブ!!!」ズタタタタタタタタ(電動ガン鳴らす音)
俺「ゴーゴーーーゴーー!!!」(銃持ってるふり)
64「モノッスゴイグレネードオオオ!!!」(石を投げてグレネードを投げるふり)
815:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:31:58 ID: ID:nIOCNIbPp
ジャラ「・・・うわああっ!!」
ジャラ「ええ?なに!?」
紅「どりゃあああああ」ズタタタタタタタタタ
ジャラ「い、いたいいたい」
紅「どらあああああああああ」ズタタタタタタタタタタ
ツンツン「かむばっく!!(限りなく日本語)」
俺「バーーーックバーーーーック!」
64「てったーーーい!!」
816:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:35:00 ID: ID:nIOCNIbPp
ジャラ「え…?え?」
4人は既に隠れ様子をうかがう
ジャラ「あ、あれ?ここどこ」
ジャラ「え?あれ?」
ジャラ「え、あれ?」
ジャラ「あぁー無人島か、え?」
ジャラ「え、みんなあああどこおおおおお」
818:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:37:42 ID: ID:nIOCNIbPp
ひたすら困惑するジャラ
それをしばらくみている4人
20分後
ツンツン「帰るか」
64「そうだね」
紅「あ、おいてく」
ツンツン&64「そりゃあもう」
俺「なるほどぉー」
817:名無しさん@おーぷん : 2014/06/13(金)22:37:27 ID: ID:Tb7vZ8FQv
819:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:38:25 ID: ID:nIOCNIbPp
821:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:49:40 ID: ID:nIOCNIbPp
それから一時間くらいした9時くらい
テントも張り終えた4人
64「コーヒーいれるよー」
ツンツン「助かる」
俺&紅「わーい」
一方
ジャラ「え、あ、どうしよう…」
ジャラ「と、とりあえずドロロのテントしまっとくか…」
ジャラ「探しにいかなくちゃ」
822:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:53:39 ID: ID:nIOCNIbPp
俺「あ、とりあえずジャラジャラ先輩迎えに行ってきますね」
64&紅&ツンツン「いってら」
一方
ジャラ「み、みんなどこいったんだろ…」
元キャンプ地
俺「あれ?いない。あ、俺のテント片付いてる」
俺「まぁいっか、ジャラのテントあるみたいだし」
俺「また後で来よう、とりあえず俺のテントだけ回収しとくか」
823:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/13(金)22:57:55 ID: ID:nIOCNIbPp
俺「ただいまぁ」
紅「あれジャラは?」
俺「いなかった」
64「あぁまぁいいか」
ツンツン「飯できたぞ」
俺「わーい」
一方
ジャラ「あれ、ドロロのテントがない…」
ジャラ「みんなぁああああああああああ」