707:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:29:15 ID: ID:6ZFmsKqD0
家で
「っていうかさ、お前だろあれ」
俺「あ、ばれました」
「ばれるに決まってんだろw」
俺「ばれちゃったなら仕方が無い」
俺「あ、そうだ何か書きます?」
「えーいいよー俺文苦手だし」
俺「バスケ幽霊も書きましたよ」
「嘘?」
俺「まじ」
「えーじゃあ…っていうか書いてよ」
俺「いいですよ」
708:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:31:48 ID: ID:6ZFmsKqD0
「えーなんだろ」
俺「なんかないんですか?」
「バスケ幽霊は何かいたの?」
俺「あいつ目線の入部した時ですよ」
「あーなるほどなぁ」
「じゃあ俺もそれやるわ」
俺「でも、あれですよ、部立ち上げの話しは書いちゃいましたよ」
「えーー?うそー?」
俺「どうします?」
「じゃあお前が入ってきた時の話しでもするか」
710:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:35:32 ID: ID:6ZFmsKqD0
部室
顧問「あ、そういえば入部希望者いたぞ」
俺「え!!!うそ!!まじで!!?
体験入部の子達は地味目でちょっとひかれた感じあったけど
入ってくれる子いたの!!?」
顧問「いや、体験入部に来てない」
俺「まじかー!でも書類は書いちゃったんだよね?」
顧問「あぁ」
俺「じゃあもう美術部なわけだ!!」
711:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:38:49 ID: ID:6ZFmsKqD0
俺「え、何時くるの!?」
顧問「来週の月曜の放課後って伝えた」
俺「そおかー、へぇーっていうか一人だけ?」
顧問「あぁ、まぁそりゃそうだろ
インク入り水鉄砲でパンツ一丁のお前を撃つ回なんてやって
入る方がどうかしてる」
俺「えー超楽しかったじゃん」
712:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:43:11 ID: ID:6ZFmsKqD0
俺「どんな奴だった?」
顧問「それは来てからのお楽しみだろ」
俺「うーーーーん!!!楽しみ!!!」
顧問「っていうわけでくれぐれも仲良くな
変な事教えるなよ!」
俺「それは無理がありますってお代官」
顧問「まぁ…そうか…」
713:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:45:24 ID: ID:6ZFmsKqD0
一同「なに?」
俺「来週から新しいお友達がふえるよー!!!」
一同「な、なんだってー!?」
俺「みんな仲良くしてあげてね!」
一同(よくあの体験入部で来る気になったな…)
俺「ちょーーーーたのしみだなーーー」
715:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:47:42 ID: ID:6ZFmsKqD0
64先輩「え、どの子?」
俺「んーとねぇー、体験入部来てない子なんだって」
64「え、それまずくね?」
真面目「あぁまずいな」
俺「え?なんで?」
パナイ「だってさ~うちの部活って~普通の美術部じゃないじゃん?」
真面目「体験入部に来てないなら普通の美術部だと思ってきてるんじゃないか?」
俺「あ、まじか」
716:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:50:42 ID: ID:6ZFmsKqD0
真面目「それってつまり、体験入部の子が一人も入らなかったの同様に
来なくなるんじゃないか?」
俺「う…」
64「そもそもあれなんだよ、水鉄砲でパンツ一丁のあんたを撃つって…」
パナイ「うちらにも内緒にするならマシな案考えてよ」
俺「え…でも、ほら楽しかったじゃん?」
真面目、パナイ、64「お前だけな」
俺「そんな…」
717:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)21:56:57 ID: ID:6ZFmsKqD0
真面目「来週からお前まじめにやれよ」
俺「は、はい」
64「でもどうしようねー」
パナイ「そうだね~どうしたもんかねぇ~」
ツンツン「真面目に部活やれば良いんじゃないか」
一同「真面目ってなんだっけ…」
真面目「初回が肝心だ。良いか、大声だしたり
変な事してひかれないようにな」
一同「はーい」
718:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:01:29 ID: ID:6ZFmsKqD0
俺「OK!!OK!!じゃあ来週暖かく迎えてあげようぜ!」
真面目「お前が言うな。お前部活動の説明とか
しっかりしてくれないと。
ひかれて部活に来なくなる原因は
お前が一番大きいんだから」
俺「だ、大丈夫っすよ、
俺だってやる時はやる男ですから」
真面目「ほぅ…そう言って今までお前は
何回俺の期待に裏切ってくれたっけ」
俺「こ、今度はちゃんとやるもん」
64「ぜってー無理だ、この人」
719:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:04:15 ID: ID:6ZFmsKqD0
月曜朝
俺「ふーーーー!!!ふぅーーーー!!!」
真面目「朝から騒がしい」
スポーツ「ソワソワしすぎですよ」
ガンマ「まぁでもわかる」
俺「あああああああ早く放課後こねぇえええかなあああああ」
ガラガラッ
一同「!!!!!!!!!?」
720:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:05:52 ID: ID:6ZFmsKqD0
顧問「あ、なに?」
俺「なんだよおおおおお顧問かよおおおおお」
ガンマ「今のはがっかりだよ!!!!」
ツンツン「焦った」
64「とりあえず一つわかったね」
俺「なにが?」
64「こういう出迎え方は良くないって事だよ」
真面目「確かに、これじゃあ入りにくいな」
721:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:12:37 ID: ID:6ZFmsKqD0
入ってきた時しっかり歓迎ムードじゃないとまずいな」
俺「そうだねそうだね」
64「まぁだからってあんたは大人しくしてなさいよ」
パナイ「ガンマとか64とか、そういう少し美術部っぽい人の方が良いんじゃない?」
真面目「そうだな、スポーツ、ガンマ、64が優しく出迎えるようにしよう」
俺「お、俺は」
真面目「お前は願わくば一生出てこない方が良い」
722:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:17:30 ID: ID:6ZFmsKqD0
真面目「でも、いったいどんな子なんだろうな」
64「意外とヤンキーだったりして」
パナイ「あ~そうだね。だって体験入部きてないしね」
64「ほら、部活絶対入らなきゃいけないしさ
ってなると、一番めんどくさくなさそうなのって美術部じゃん?」
パナイ「実際は一番めんどくさいんだけどな」
俺「そっかヤンキーかぁー」
64「ヤンキー説濃厚だな」
真面目「確かに大概そういう奴は不良だな…」
723:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:20:59 ID: ID:6ZFmsKqD0
俺「ちょっと!!休み時間の最中とか一年の教室前とか行ってヤンキーみてくる!!」
64「あ!俺も!!」
パナイ「俺も行く~!」
真面目「やれやれ」
スポーツ「止めないんですか?」
真面目「止めても無駄だ、無駄なんだ、無駄無駄…」
スポーツ「そうっすね…」
724:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:24:37 ID: ID:6ZFmsKqD0
休み時間
俺「うし!!!いくぞー!!」
64&パナイ「おー!!!」
一年の廊下
64「結構今年もやんちゃそうなの多いねー」
パナイ「一回しめときますか?兄貴?」
俺「馬鹿、そういう事言うともし美術部だった時に怯えちゃうだろ」
パナイ「うっかり★」
64「どの子だろうねー」
725:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:26:46 ID: ID:6ZFmsKqD0
64「あ!あの子体験入部来てた子だ!!」
パナイ「お!!本当だ!!」
俺「ついでに捕まえていこう!!!」
俺「やぁお嬢さん、ご機嫌いかが★」
女の子「あ…こ、こんにちは」
俺「美術部入らなくても何時でも美術部においで★」
女の子「あ…はい。ありがとうございます…」
64「逃げるように行ってしまったね」
パナイ「本当、逃げるようだったね」
726:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:30:25 ID: ID:6ZFmsKqD0
俺「あーーどの子なのかなぁーーー」
64「あ、そろそろ時間だし戻りますか」
パナイ「あの一年の金髪頭とかだったりして」
64「あーーそういう感じだったらどうしよっか」
俺「どうするも何も!!何時だって楽しそうに出迎えれば良いじゃないか!」
64&パナイ「あんたの楽しそうが一番まずいんだけどな」
俺「てへぺろ★」
728:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:34:12 ID: ID:6ZFmsKqD0
放課後
俺「ソワソワソワソワソワソワソワソワ」
64「一年に金髪頭いましたよ」
パナイ「俺は奴が美術部員とみてるね」
スポーツ「それはないだろ」
ツンツン「意外とありえる」
ガンマ「ヤンキーだったら俺が出迎えるのって…」
真面目「まぁ来てから対処するしかないな」
真面目「とりあえずジャラは静かにしてろよ」
俺「わ、わかった
あ!!俺じゃあちょっと外見てくるわ!!」
64&パナイ「俺らも!!!」
729:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:38:05 ID: ID:6ZFmsKqD0
廊下
俺「ふーーーー!!走り回ったけどいねぇーなぁー」
64「わかるわけないでしょ。
もう来てるんじゃない?」
パナイ「あーもう来ててもおかしくないねぇ」
俺「いるかないるかなー!!」
64「いやあああどんなやつなんだろおおお」
パナイ「すっげーーなんか超ドキドキする!」
ガラガラ(部室を開ける音)
三人「来た!!!!????」
真面目「まだだ」
730:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:39:43 ID: ID:6ZFmsKqD0
俺「まだかよおおおおおおおお!!!!!」
64「おせーー!!!おせーーーーよ!!!!」
パナイ「ちくしょおおおおおドキドキかえせよおおおおお!!!!」
ガラガラ
「あの…」
俺「お前か!!!!!!新入部員は!!!!!!!!!!」
731:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:44:31 ID: ID:6ZFmsKqD0
「ひゃ、あひゃああああい」
真面目「…可哀想だろ、大声だすなよ」
真面目「ここが美術部だよ、名前は?」
俺(なんかドロロっぽい)
「あ、えぇと、あ、ど、ドロロです」
真面目「ドロロ君!美術部へようこそ」
ドロロ「は、、hじうぇ はい…!」
64「ちょうきょどってるじゃない」(小声)
パナイ「ジャラジャラ先輩のせいだよ」(小声)
俺「いや、つい不意をつかれてしまって」(小声)
732:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:50:42 ID: ID:6ZFmsKqD0
64「まっ、とりあえずは…」
パナイ「ドロロ君、よろしく。彼女いる?」
スポーツ「あ、よろしく。」
ドロロ「あえっといにゃにっす」
スポーツ「音楽とか聞く?」
64「よろしくね!ドロロ君!俺は64だ。」
ドロロ「あ、はい、ええ、えっと」
スポーツ「あ、俺スポーツっていうんだ」
パナイ「パナイだよろしく」
ガンマ「漫画何すき?」
ドロロ「はひゃいい」
真面目「まぁとりあえず体験入部も来ていないし
君が想像している美術部とは少し違うと思うから
部活の説明をしようか」
真面目「部長、説明」
俺「うっっっす!!!」
733:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:54:25 ID: ID:6ZFmsKqD0
部室
真面目「っで、」
俺「え?」
真面目「お前、俺の言った事一つも守れてないが」
俺「あ…」
真面目「明日から来るかわかんないぞ、あの様子だと」
64「いや、来るね、きっと」
64「だっていかにも友達いないって感じじゃん?」
真面目「だから来ないんだろ」
735:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)22:57:37 ID: ID:6ZFmsKqD0
64「いや、どっちかっていうと俺たちと友達になろうって思うんじゃない?」
パナイ「なるほどねー」
俺「なんかドロロに似てるな」
64&パナイ「ほ、ほんとだ!!!!」
パナイ「元気の無いドロロ」
64「生意気じゃないドロロ」
真面目「なんとなく似てる…」
734:名無しさん@おーぷん : 2014/06/04(水)22:56:47 ID: ID:pKiCaH9tb
736:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)23:01:20 ID: ID:6ZFmsKqD0
>>734 えーありがとう。
真面目「明日、ドロロ君が朝とか来たらツンツンお前よろしくな」
俺「え!!?俺は????」
真面目「ツンツン、よろしくな」
ツンツン「わかった」
俺「無視すんなよ!!」
俺「俺も面倒みたいー!!!」
真面目「ツンツン、よろしくな」
ツンツン「あぁ。」
俺「DA★KA★RA★」
737:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)23:06:06 ID: ID:6ZFmsKqD0
「って感じだった」
俺「俺ドロロに似てますか?」
「昔は特にね」
俺「っていうかボロクソ書いてませんか?」
「まぁ最初お前本当友達いない感じすごかったもん」
俺「えー?まぁそうだったけど」
「まぁよかったじゃんよ、美術部はいって」
俺「うん」
嫁「何二人でこそこそネットやってんのよってまた2chかよ」(結構前に帰ってきてた)
俺とジャラ「じゃあ飲むか」
ってことでじゃあの
738:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/06/04(水)23:07:25 ID: ID:6ZFmsKqD0
ビール!!それは俺たちの文章力の欠如
そして最後何かこうとか
まぁもういいか
っていう気分にさせた!!!!