491:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/26(月)23:25:57 ID: ID:iCZ9suT4P
ある部活の日
真面目先輩「ちょっとみんな聞いてくれるかな」
ゾロゾロ集まる部員達
真面目先輩「毎月、500円部費として集めていますが
今月まだ半分も過ぎていないのに部費がつきました」
64先輩「えーなんでーおかしくない?」
スポーツ先輩「なんか紙以外に買ったんですか?」
492:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/26(月)23:29:42 ID: ID:iCZ9suT4P
コソコソ抜けようとする1名
その人の耳を引っ張りながら
真面目先輩「まぁ犯人はもうわかると思いますが…
一応自首してもらおうと考えてます」
ガンマ先輩「誰がいったいなんのために
みんなから集めた大切な部費を
無駄な物に消費したんだー?
どこのおバカだー?(棒読み)」
64先輩「その犯人の事は
わかり次第
それ以降バカと呼びましょう(棒読み)」
493:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/26(月)23:35:44 ID: ID:iCZ9suT4P
ほらみんなさ部活中甘いもの欲しいじゃん?
お菓子とか欲しいかなーって考えてね!
ほら、みんなで食べていいんだよー!」
真面目先輩「で、半分以上自分で食べた事に関しては?」
ジャラジャラ先輩「あ、あはは、あははははははは」
真面目先輩、ジャラジャラ先輩の耳を離さず後ろから
膝の後ろあたりをローキック
ジャラジャラ先輩膝かっくん状態だけど
耳のせいで足ガタガタ
ジャラジャラ先輩「しゅみましぇんでひた」
真面目先輩「ぁあ?」
ジャラジャラ先輩「す、すみませんでしたー」
真面目先輩「と言うことで使われた部費は明日中に
返してくれるそうです」
495:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/26(月)23:36:49 ID: ID:iCZ9suT4P
ジャラジャラ先輩「こ、今月の小遣いが…」
その後いつものように
部室の隅で椅子の上で体育座りでいじける
ジャラジャラ先輩であった
503:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:15:34 ID: ID:4mBRT2aPp
俺が早退した日
俺「先生早退します」
先生「おー気をつけて帰れよ」
俺(美術部いきたかったなぁ)
504:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:17:49 ID: ID:4mBRT2aPp
家
俺「熱っぽいから早退してきた」
姉「おかえり」
母「兄弟揃ってサボりかコラ」
俺「俺はサボりじゃなく完全に風邪」
姉「私はなんかの病」
母「姉は学校行け」
505:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:18:56 ID: ID:4mBRT2aPp
俺「寝るんで、よろぴく」
母「薬飲んで寝な」
俺「あい」
爆睡
506:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:21:58 ID: ID:4mBRT2aPp
何時間か経って
俺(…なんか下うるさいなぁ…)
俺(うぅ、体だる)
下の階からやたら声が聞こえる
俺「水のも」
507:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:23:18 ID: ID:4mBRT2aPp
下の階
???「それで俺君がー」
俺(ん?だれ?)
ガチャ
ジャラジャラ先輩「よ!お邪魔してるぜ!」
俺「先輩なにしてんですか」
508:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:28:06 ID: ID:4mBRT2aPp
母「部活来ないの心配でわざわざ部長さんがお見舞い来てくれたのよ」
俺「なるほど」
ジャラジャラ先輩「まさか俺にこんな綺麗な美女二人が
家族にいたなんて」
姉「ジャラジャラ君、もう!」やたら上機嫌
母「ジャラジャラ君今日ご飯食べてく??」
俺(それにしてもこの三人、
ノリノリである)
509:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:30:11 ID: ID:4mBRT2aPp
ジャラジャラ先輩「良いんですかお母さん!」
母「いいわよ!」
姉「たべてきなよー!」
ジャラジャラ先輩「じゃあお世話になります!」
俺(なんだこの疎外感)
510:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)03:33:25 ID: ID:4mBRT2aPp
時がすっとび
ジャラジャラ先輩「じゃあ今日はありがとうございました!」
母「いーえ、息子をよろしくね」
ジャラジャラ先輩「勿論です!」
姉「またきなよー」
ジャラジャラ先輩「お姉さんに言われちゃ来るしかないっすね!!」
ジャラジャラ先輩「じゃあ俺!早く直せよ!また部活でなー!」
俺「はい!なんか来てくれてありがとうございましたー!」
ちょっと嬉しかった
511:名無しさん@おーぷん : 2014/05/27(火)07:20:25 ID: ID:8G7sRkYDd
515:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)19:42:39 ID: ID:otPNeHJ3R
516:名無しさん@おーぷん : 2014/05/27(火)19:44:44 ID: ID:u3eLbi2Rd
517:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)20:33:46 ID: ID:otPNeHJ3R
俺は結構朝に強い
が、それ以上に母親と姉貴は朝に強い
強いというか早起きすぎるのだ
姉貴はダイエットとか言って朝からランニングするのが日課だったし
母親も朝からよくこんな料理つくれるなって程料理を凝ってた
だから俺はいつも起こされる側だった
518:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)20:35:27 ID: ID:otPNeHJ3R
俺の家には父親がいない
姉貴がまだ小さい頃に別れたらしい
といっても別れただけで仲は良く
時々家に遊びにきたりもしてたし
お金も入れてくれていた
だから俺も学費とかそういうのに
悩まされる事も無く学校に通う事ができた
519:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)20:38:13 ID: ID:otPNeHJ3R
パックリいちゃって
大量に血を流した事があった
その時病院につれてってくれたのも父だったし
なぜ別れたのかわからない程
父と母は仲が良かった
だがまぁそれはまた別の話しで
ようは母と姉は父がいない事で
たくましくなりすぎたのだ
520:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)20:40:32 ID: ID:otPNeHJ3R
朝、俺が部屋で寝ていると
母か姉のどちらかがこっそり入ってくる
そして
電動ガンをぶっ放しながら
「おら起きろこらああああああいつまで寝てんだああああ」
と俺を起こす
ちなみに遅刻しそうな時間まで寝てた訳ではない
あの二人はこれがやりたいだけだった
521:俺◆ITIXAw3W9A : 2014/05/27(火)20:42:45 ID: ID:otPNeHJ3R
これは毎日のように行なわれた
俺に反抗期がなかったのは
たぶんこのせいだと思う
そして時代は流れる
世代は交代する…!!
次のぶっ放し要因は紅一点だった