463:4 : 2009/08/25(火) 04:17:56 ID: ID:sq+G4d6N0
家に到着すると外まで聞こえるんじゃないかと言うくらいにA子と間男が騒いでた。
A子「俺男!いるんでしょ!ここ開けて!話を聞いて!」
間男「おい!こんな事してタダで済むと思ってるのか!今なら許してやるから、ここ開けろ!」
熱でおかしくなってたかもしれんけど、何だかその光景が面白くて声を出して笑ってしまった。
A子「何笑ってるのよ!いい加減にして!誤解なの!」
間男「お前何笑ってんだ!早くここを開けろ!」
このままじゃ部屋までいけないなと思ってテーブルをどかして、先に俺がソファーを越えた後、B子の手を取ってソファーを乗り越えた。
その時、我慢できなくなったのか、B子が風呂場に向かって静かに、でも迫力のある声で話しかけた。
B子「間男。」
間男「B、B子!?何でお前がいるんだ?」
B子「俺男さんに連絡してもらってきたの。初めは信じられなかったけど、部屋に散らかった洋服とか見ると事実みたいね。」
間男「待って!違うんだ!誤解だ!」
B子「何が違うの?誤解って何?まさか他人の家で洋服脱いで女の人とお風呂に入る理由が他にあるの?」
それだけ言うとB子は部屋に戻ってきた。
風呂場ではまだまだ騒がしいが、放置しておく事にした。
468:5 : 2009/08/25(火) 04:19:42 ID: ID:sq+G4d6N0
B子「あの、差し支えなければ私と間男の両親も呼びたいのですが、構いませんか?」
俺「ああ、状況を知ってもらわないといけませんね、二人とも裸のはずですけど、それでいいなら私は構いませんよ。」今考えると、俺が二人の裸が何だと言う必要もなかったと思う。
というよりも、B子の話では間男の家も近いような言い方だったのに驚いた。
初めに間男の家にかけたのか、落ち着いて話をしていたB子だったけど、次にかけた自分の両親であろう電話には涙ながらに事情を説明してた。
傍で聞いてる俺ですら聞き取れないので、電話を代わる事にした。俺「もしもし、お電話代わりました、俺男と申します。」
B母「え、あ、はい。B子の母でございます。」
俺「B子さんが話せる状態ではなさそうなので、私が代わりに説明させていただきます。B子さんのお父様はご在宅ですか?」
B母「えぇ、家におります。それで、どういった事なのでしょう?」
俺「簡潔に申し上げれば、私の家で私の彼女とB子さんの婚約者の間男さんが一緒にお風呂に入っておりました。」
B母「え?誰と?」
俺「私の彼女のA子です。洋服が部屋に散らばってますので、二人とも裸であると思われます。現在、二人は風呂場に隔離しておりまして、A子両親を私の家に呼んでいるところとなっています。」
B母「そんな・・・」
俺「B子さんと間男さんはご婚約されていたと言う事ですので、出来ればご足労ですが、私の自宅までお越しいただければと思ってご連絡差し上げました。」
俺「ああ、状況を知ってもらわないといけませんね、二人とも裸のはずですけど、それでいいなら私は構いませんよ。」今考えると、俺が二人の裸が何だと言う必要もなかったと思う。
というよりも、B子の話では間男の家も近いような言い方だったのに驚いた。
初めに間男の家にかけたのか、落ち着いて話をしていたB子だったけど、次にかけた自分の両親であろう電話には涙ながらに事情を説明してた。
傍で聞いてる俺ですら聞き取れないので、電話を代わる事にした。俺「もしもし、お電話代わりました、俺男と申します。」
B母「え、あ、はい。B子の母でございます。」
俺「B子さんが話せる状態ではなさそうなので、私が代わりに説明させていただきます。B子さんのお父様はご在宅ですか?」
B母「えぇ、家におります。それで、どういった事なのでしょう?」
俺「簡潔に申し上げれば、私の家で私の彼女とB子さんの婚約者の間男さんが一緒にお風呂に入っておりました。」
B母「え?誰と?」
俺「私の彼女のA子です。洋服が部屋に散らばってますので、二人とも裸であると思われます。現在、二人は風呂場に隔離しておりまして、A子両親を私の家に呼んでいるところとなっています。」
B母「そんな・・・」
俺「B子さんと間男さんはご婚約されていたと言う事ですので、出来ればご足労ですが、私の自宅までお越しいただければと思ってご連絡差し上げました。」
471:6 : 2009/08/25(火) 04:24:31 ID: ID:sq+G4d6N0
そこまで言うと自宅の住所を教えて、近くまで来ればB子が迎えにいくと伝えて電話を切った。
そこまで連絡して自分の両親に電話してないのに気がついたので、自分の両親にも連絡をした。
気取って話す必要もないので、簡単に状況の説明をして、これから狭い俺の家で鮨詰めになって話し合いになると伝えた。
俺の家は基本的には放任なので、落ち着いたらまた連絡しろと言われて電話を切った。
ただし、親父が敬語になってたので、相当怒っていると言う事は容易に想像できた。少しすると、A子両親、間男両親、B子両親から連絡が来たので、二人で迎えに行った。
もちろんテーブルは設置した。
アパートに着くなり、風呂場の前の惨状を見た3組の両親絶句。
とりあえずテーブルをどかして、何とか通れる隙間を作ると部屋まで案内する。
やはり心配なのか、A子両親と間男両親が扉に向かって声をかけた。
その頃には風呂場も静かになっていたのだけど、まさか両親まで来てるとは思ってなかったらしく、「ひ!」と言う声も聞こえた。
そこまで連絡して自分の両親に電話してないのに気がついたので、自分の両親にも連絡をした。
気取って話す必要もないので、簡単に状況の説明をして、これから狭い俺の家で鮨詰めになって話し合いになると伝えた。
俺の家は基本的には放任なので、落ち着いたらまた連絡しろと言われて電話を切った。
ただし、親父が敬語になってたので、相当怒っていると言う事は容易に想像できた。少しすると、A子両親、間男両親、B子両親から連絡が来たので、二人で迎えに行った。
もちろんテーブルは設置した。
アパートに着くなり、風呂場の前の惨状を見た3組の両親絶句。
とりあえずテーブルをどかして、何とか通れる隙間を作ると部屋まで案内する。
やはり心配なのか、A子両親と間男両親が扉に向かって声をかけた。
その頃には風呂場も静かになっていたのだけど、まさか両親まで来てるとは思ってなかったらしく、「ひ!」と言う声も聞こえた。
475:7 : 2009/08/25(火) 04:29:41 ID: ID:sq+G4d6N0
両親を部屋まで案内した後、録音しなきゃと思って、パソコンをつけてマイクからPCに録音する事にした。
そこまで準備が出来たところで、風呂場のバリケード開放。
ゆっくりと扉を開けると座り込んで泣いてるA子と呆然とした間男がいた。もちろん二人とも裸だった。
二人に下着とタオルを渡して部屋まで来るように伝えるとモソモソと動いて部屋まで歩き始める。
そこで初めに動いたのが間男父。
部屋に戻ろうと後ろを向いた瞬間、物凄い勢いで横を抜けて鈍い音と共に振り返ると間男が崩れ落ちてた。
吹き飛ぶとかそんなではなく、文字通り崩れ落ちた。
その様子を見てA子は「ひぃ!」と小さく悲鳴を上げて固まっていたが、A子両親の声で恐る恐るという感じで部屋に入る。
間男父は間男の髪を掴んで引き摺って部屋までつれてきた。ここからは簡単だった。
録音をしてる事を伝えて、観念したようなA子に経緯の説明をさせた。
A子曰く、俺男派良い人だけど、最近マンネリ気味で何か今ひとつ物足りなさを感じてた。
そこに同じ会社の間男から言い寄られて、悪いと思いつつも関係を持ってしまった。
間男に婚約者がいる事も知っていたが、バレないと思っていた。
間男との関係は2ヶ月ほど前から。
間男は体だけの関係、心は俺男にある。
そこまで準備が出来たところで、風呂場のバリケード開放。
ゆっくりと扉を開けると座り込んで泣いてるA子と呆然とした間男がいた。もちろん二人とも裸だった。
二人に下着とタオルを渡して部屋まで来るように伝えるとモソモソと動いて部屋まで歩き始める。
そこで初めに動いたのが間男父。
部屋に戻ろうと後ろを向いた瞬間、物凄い勢いで横を抜けて鈍い音と共に振り返ると間男が崩れ落ちてた。
吹き飛ぶとかそんなではなく、文字通り崩れ落ちた。
その様子を見てA子は「ひぃ!」と小さく悲鳴を上げて固まっていたが、A子両親の声で恐る恐るという感じで部屋に入る。
間男父は間男の髪を掴んで引き摺って部屋までつれてきた。ここからは簡単だった。
録音をしてる事を伝えて、観念したようなA子に経緯の説明をさせた。
A子曰く、俺男派良い人だけど、最近マンネリ気味で何か今ひとつ物足りなさを感じてた。
そこに同じ会社の間男から言い寄られて、悪いと思いつつも関係を持ってしまった。
間男に婚約者がいる事も知っていたが、バレないと思っていた。
間男との関係は2ヶ月ほど前から。
間男は体だけの関係、心は俺男にある。
477:8 : 2009/08/25(火) 04:33:09 ID: ID:sq+G4d6N0
具合が悪いからかA子の話が気持ち悪いのか、吐き気がしてトイレに駆け込んで思いっきり吐いた。
戻ってきて心配そうな顔をしてるA子が更に気持ち悪く感じた。その頃、間男が気がついたのか、大人しく正座してA子の横に座っていた。
同じように間男にも経緯の説明をさせると、やはりというか言い分が食い違った。
誘ったのはA子、今回が初めて。
結婚が決まって不安になっていたところに誘われて、悪いと思ったがついつい関係をもってしまった。
A子は信じられないと言う顔で間男を見る。
ここで仁王が再度立ち上がるが、A子B子父に止められ湯気が出そうな顔で座る。二人の話が終わると俺はA子に別れる旨伝え、A子両親も仕方ないと納得した。
納得しないのはA子。A子「いや!別れたくない!心は俺男にあったんだからこれは浮気じゃない!」
俺「心が動いたら浮気とは言わないんだよ、それは本気と言うんだ。体だけの関係でも十分過ぎるほどの裏切りだろ。」
A子「出来心なの!俺男と別れるなんて出来ない!それなら死んだほうがマシ!」
俺「知らん、死ぬなら俺の知らんとこで死ぬと良い。ただ、そうする事で今回迷惑をかけたお前の両親に更に深い傷を残す事になるのは忘れるな。」
戻ってきて心配そうな顔をしてるA子が更に気持ち悪く感じた。その頃、間男が気がついたのか、大人しく正座してA子の横に座っていた。
同じように間男にも経緯の説明をさせると、やはりというか言い分が食い違った。
誘ったのはA子、今回が初めて。
結婚が決まって不安になっていたところに誘われて、悪いと思ったがついつい関係をもってしまった。
A子は信じられないと言う顔で間男を見る。
ここで仁王が再度立ち上がるが、A子B子父に止められ湯気が出そうな顔で座る。二人の話が終わると俺はA子に別れる旨伝え、A子両親も仕方ないと納得した。
納得しないのはA子。A子「いや!別れたくない!心は俺男にあったんだからこれは浮気じゃない!」
俺「心が動いたら浮気とは言わないんだよ、それは本気と言うんだ。体だけの関係でも十分過ぎるほどの裏切りだろ。」
A子「出来心なの!俺男と別れるなんて出来ない!それなら死んだほうがマシ!」
俺「知らん、死ぬなら俺の知らんとこで死ぬと良い。ただ、そうする事で今回迷惑をかけたお前の両親に更に深い傷を残す事になるのは忘れるな。」