よし、これからパソコン起動する
理由は聞かないでほしい
その代わり書き込み早くします
もうちょっと…もうちょっとだ…
質問は最後に全部答えます
速攻で書きます。
まずは俺の意見を言った
僧侶を辞めたい事
自分の人生は自分で決めたい事
俺はあなたのおもちゃでも体裁取りの道具でもない事
母はすでに発狂してた
電話の向こうで帰ってきたら殺すだとか聞こえた気がした
本当に話にならなかった
見かねたHが電話を変わる
俺はもう部屋に戻りなさい、と言われた。
あのどうしようもない感覚に襲われ
とりあえず廊下の掲示板殴っといた
以後俺が電話する事はなかった
Hにもなにも言われなかった
その後Hが電話で母をなだめて説得してくれたそうだ
そう、帰れることになったのだ
正直なところ、嬉しさ8割寂しさ2割だった
せっかくTと仲直りできて彼女もできた
これからだったことがたくさんある
色々考えたが、結局、決めた
帰ろう。
まず還俗願いを書いた
筆で書くんだが同期に何してんのと訊かれて返答に困った
とりあえず提出までは黙っといた
そして真のチート状態となる
寺の規則がすべて解除された
簡単に言うと
何時起床でも不問
いつ飯食っても不問
ずっと部屋にいても不問
って感じ。
それでも同期はいつもの同期だった
もういじめはない。
書く。
ある日の夜中にこっそり、というか大胆に寺を抜け出した
目的地は天然の家。
あらかじめ連絡をしていた俺は窓に近づいて二回叩いた
彼女が顔を出す。
そして言った。
俺、広島帰るから、だから・・・。
別れよう、とは言えなかった
天然は無言で窓から出てきて
「歩こう」
と言う
深夜に二人は散歩にでかけた
左手が暖かい。
無言で歩いて歩いて、公園に着いた
ベンチに座り彼女が呟く
「もっとはやく言ってほしかった」
「ごめん・・・」
何言っていいかわかんないから黙ってた
まだ手は繋いでる
でも俺くんが決めた事だから、しょうがないね。
天然は笑って言ってくれた
申し訳なさと不甲斐なさで心がいっぱいで、ごめん、しか言えなかった
それからゆっくり歩いて家に向かった
最後の散歩ももうすぐ終わる
別れ際に、帰っても連絡して、と住所が書いてある紙をくれた
ポッケに入れたその紙は、いつかの名刺みたいだった
1人で帰りながらなんとなくこれからの人生考えてみた
ぼやけた未来像だったけど、自分の足で進んでる気がしてた
走りに走った通学路はどっか寂しかった
本当にまずい話は端折って書きましたが彼女の話はここまでです
チート期間は一週間ぐらいだったと思う
そのラスト二日前、寮の中庭で同期全員で写真を撮った
高卒の坊さんも入って総勢18人。
笑って写真を撮った。
くっそこの写真なんでねぇんだよ
ついにきた。ついにきてしまったこの日が。
長い三年間に終止符を打つ日だ。
荷物は既に実家へ発送済みで俺は手ぶらで母との集合場所に行った
そこは受け付けみたいなとこで、つまり最後の門なんだ。
時間は昼過ぎで、顔の死んだ母が立ってた
俺はHに連れられその場所に行ったんだが、母の顔を見て
あーこの人だめだ・・・って実感した
三年ぶりに息子と生活する親の顔じゃなかったな、あれは。
Hが母となんか話してる間、俺は同期のこと考えてた
その時間同期はちょうど仕事があって来れなかったから
昨日の写真とる時のこと思い出してた。
思い出してたんだよ。そしたらさ・・・
きてくれたんだ、同期が。
仕事中でこれないはずだし何より還俗者にあっていいわけないんだが
どういうわけかみんな来た
一人ひとりが一言ずつ思い出を話してくれた
Tに言われた時はあと少しで泣くとこだった
あのビルでみんなに言われた言葉なんて忘れてしまった
Hの計らいか、それとも同期の行動か。
多分どっちもだと思う。
そして青いコップをもらった
プーさんの安いプラスチックのコップ。
そこにはぐるりと文字が書いてあった
負けんなよ、とか絶対幸せになれよ、大統領になれ!とか書いてあった
これは実物があるから後で写真うpする
そうして門を出た俺は母について歩く。
振り返りはしなかった
うそごめん何回も振り返った
同期の姿が見えなくなるまで振り返った
商店街をぬけてバス停に着く
タクシーで来たあの時と同じ場所にバスは止まってた
母はといえば、見なくてもどんな顔してるかわかった
ゆっくりと離れてく寺を見つめてると思いでも遠くに行きそうだったから
前だけを向いていた
青いコップを握って。
これで坊さん話は終わりです。
みんなほんとありがとう。
保守してくれた人もありがとう。
あくまで個人の体験談として心の隅っこに置いといてください。
帰った家が修羅場になったのはまた別の話である
修羅場っていうか今も現在進行形で修羅場だ。
帰ってきた当初はなんども殴り合った。
母は骨も折った。
警察も来た。
そんな感じだ。
ちなみにもう三年間口をきいてない。
姉は大学4年生で家にいないから俺んちで会話は一切ないよ。
友人も俺の家は空気が恐いって言ってたな。
俺は何の縁か塗装屋やってる。
あと笑うなよ、中卒だ。
さぁ、どんどん質問してくれ!!!
家は出る気無いの?
結局連絡は途切れた
>>695
できれば高認とって大学行きたい。笑うなよ。
>>696
父さんとはめっちゃ仲良い。
後で知ったがなんとか俺を取り戻そうと動いてたのは父さんとばあちゃんだった
ただ単に母が発狂して怖かったからだと思う。
>>698
撮ってくる
>>699
なかなかの高校行ったが一年で中退だ。
>>700
遠距離って結局最後は・・・
>>701
もちろん広島の友人だ。みんなで馬鹿やってる。
コップ
http://imepic.jp/20110904/148620
霊は見たことない。てか多分いない。
できれば父さんちに行きたいが、再婚してて二世帯住宅だから
いろいろ考えるとこがあって・・・
再婚相手とは仲良いよ。
俺の近況ってもあんまおもしろくないよ?
あと宗教は大嫌いだ。
まて、思い出した。
潜 入 計 画
こんな話もあったが書こうか?
ちなみに帰ってからの後日談な