62:名無しさん : 2014/03/22(土)17:38:43 ID: ID:d61xjWBrC
ある時突然子供の頃の祖母の話を思い出した。
「うちは昔は名古屋の方に城があって、戦で負けて逃げてきたんだよ。名前も○□って名乗ることもあったんだよ(漢字が違うがよみが非常に似ている。)」と言っていたのを思い出し、さっそくググってみたら一撃で結果が出た。
しかも歴女がはやっていた頃だったから、○□城跡と書かれた石碑の横で女性が記念撮影をしている写真まであった。
63:名無しさん : 2014/03/22(土)17:40:42 ID: ID:d61xjWBrC
「大丈夫、そのうち行かされます」と言われた。
64:名無しさん : 2014/03/22(土)17:41:03 ID: ID:d61xjWBrC
友人達にその話をしたら「えっ!それでいくら?」と聞くから「1時間950円」と言ったところ「マジ?安いな!オレも行きたい」と訳の分からない勘違いをしていた。
自分が払う金額だと思ったらしい。
65:名無しさん : 2014/03/22(土)17:41:46 ID: ID:d61xjWBrC
アメリカの元いた会社から一件の依頼があった。
数年前にアメリカで犯罪被害にあった日本人へ、インタビューをしてくれというもの。
そして場所は東北。
親父の実家のある町から新幹線で一駅。
仕事を終え、帰りに経費で墓参りを済ませ、横浜のマンションへ帰り、翌日お姉さんに墓参りに行かされた事を報告すると、数日前にその街に居たらしい。
そして近いうちに名古屋の方にも行かされますよと言われた。
66:名無しさん : 2014/03/22(土)17:42:20 ID: ID:d61xjWBrC
またアメリカの会社から、今度は宝塚に張り込みに行って欲しいと、1週間を明けずに依頼が来た。
67:名無しさん : 2014/03/22(土)17:42:43 ID: ID:d61xjWBrC
そこは別段観光地になっている訳でもなく、公民館の横に石碑があり、そのとなりに城跡があるだけだった。
城と言っても天守閣のあるような城ではなく、荘園の防壁の跡で、土がもられているだけだ
68:名無しさん : 2014/03/22(土)17:43:33 ID: ID:d61xjWBrC
本当は一目見て帰るつもりだったが、歩いて20分位の所に資料館があると教えてくれたので、行ってみる事にした。
69:名無しさん : 2014/03/22(土)17:44:14 ID: ID:d61xjWBrC
そこで資料を漁っていると、資料館職員がが興奮した声で声を掛けてきた。
資料室には別の閲覧者も居たんだが、全くもってお構いなし。
テーブルに『○○市史 下巻』と書かれた分厚い本を広げ、荘園だった城跡の城主だったご先祖様から、じいちゃんと親父の兄までの家系図が載っているページを見せてくれた。
それから福島にある先祖代々の墓の写真も載っていたが、古いもので、今はそこにじいちゃんとばあちゃんの墓が新しく建てられている事を教えると、一同「おお!」っと何故か沸いていた。
70:名無しさん : 2014/03/22(土)17:44:50 ID: ID:d61xjWBrC
出る時にオレが出したいくつかの資料を、自分で仕舞おうと思ったら、職員の一人が「こちらで仕舞っておきますのでそのまま!そのまま!」と大きな声で言うもんだから、また閲覧者に睨まれた。
階下に降りて本を買おうと値段を見たら、一冊6000円近くもする。
71:名無しさん : 2014/03/22(土)17:46:16 ID: ID:d61xjWBrC
バイト暮らしのオレには痛い出費だったので、本の大きさを理由に下巻だけを買って帰った。
帰り際に奥の資料室を見たら、学芸員らしき男性が慌てて白い手袋を嵌めながらガラス越しにこちらを見ていたので、慌てて支払を済ませ「新幹線の時間が有りますから」と言って急いで逃げて来た。
何か見せる気満々だったのだろうけど、それほど正直興味が無い。
時間には余裕があったので、味噌カツを食べてから横浜に帰った。
72:名無しさん : 2014/03/22(土)17:46:41 ID: ID:d61xjWBrC
晩年自力で歩けなくなっていたじいちゃんの、ベッドの横の本棚中央に鎮座していた二冊の内の一冊だ。
もう一冊は当然上巻。
無理してでも買ってくるべきだったかとも思ったが、やはり金が無い。
73:名無しさん : 2014/03/22(土)17:47:08 ID: ID:d61xjWBrC
「行く先を清めさせられたかもw」と言っていた。
本の事も言うと「下巻だけしか必要無かったんでしょう。必要なら手に入りますよ」との事だった。
74:名無しさん : 2014/03/22(土)17:50:25 ID: ID:d61xjWBrC
ご先祖様は、その地で守護大名をやっていて、800年ほど前の戦で負け、その後二つに別れた後、片方は北に向かい、数百年かけて福島にたどり着き、その後商人になった。
一時は江戸で道場をやっていたこともあったらしい。多分催眠で観たオレの前世は、この道場が無くなった後で、北へ向かわずに江戸に残った父親とオレだったんだろうと思う。
75:名無しさん : 2014/03/22(土)17:50:50 ID: ID:d61xjWBrC
そしてそのもう一つの片方が、戦に負けた後に出家していた。
以前2人の霊能者に「同じ家系で輪廻していた」と言われたのが、あながち間違いでは無い事が判明した。
76:名無しさん : 2014/03/22(土)17:51:40 ID: ID:d61xjWBrC
77:名無しさん : 2014/03/22(土)17:52:22 ID: ID:d61xjWBrC
またBの嫁であるCの苗字もかなり変わっており、彼女の姉である『お姉さん』によれば、大陸から渡って来た巫女の家系だそうだ。
多分全員のご先祖様が、過去に何らかの関わりがあったのかもしれない。それが6歳になった時に、何か訳があって同じ学校の同じクラスに集められたのだろう。
78:名無しさん : 2014/03/22(土)17:52:49 ID: ID:d61xjWBrC
79:名無しさん : 2014/03/22(土)17:53:31 ID: ID:d61xjWBrC
「次の誕生日頃に経験の生かせる仕事が見付かります。でも長くは続きません。2年以内に辞める事になるでしょう。でも次もちゃんとあります。」と告げられた。
その時に、先祖代々の氏神様がニギハヤヒの尊であり、行くべき神社は埼玉の小手指にある北野天神社だと教えられた。
80:名無しさん : 2014/03/22(土)17:54:19 ID: ID:d61xjWBrC
因みに催眠の話はここで初めて話した。
結婚中、オレが何を言っても信用してもらえなかったのは、前世で黙って旅館においていって、挙句に戻らなかった事を相当怒っていたからだろうと言われ納得した。
81:名無しさん : 2014/03/22(土)17:55:24 ID: ID:d61xjWBrC
あれば望ましい資格に、多分全部揃って持っているのは、日本ではオレだけだろうと思われる資格が並んでいた。
履歴書を送り、返事を待っていたが、誕生月になっても連絡が無く、ダメだったかと思っていたら、なんと誕生日当日に人事課から連絡があり、翌月1日から働けないかと打診された。
都合が悪ければ15日でも構わないと言われたが、なんの都合も無いので1日から働く事にした。
82:名無しさん : 2014/03/22(土)17:55:59 ID: ID:d61xjWBrC
自分の権限の及ばないところで、自分の仕事に関する色々なものが邪魔されている。
別に嫌がらせでされているわけではなく、ただ単に勘違いとだらしなさからで、結局そこは本当に1年後の入職したのと同じ月の1日に辞めた。
5年以上もの間できなかったプロジェクトを、1つ完了させたとあって、上司からは感謝状をもらっての退職となった。