どうして別れたの?
3行で頼む。
駄目だ、うまく修正できない。
長いけどごめん。
あとヘタレでごめん、
ちょっと前置きから。
S子と俺、2号君で付き合うことになったけど
何故か一人暮らしの彼女の家にどちらかが転がり込むってのは最初無かったです。
俺は俺の時間が空いた時に家に行くし、2号君も同じだったと思う。
なので基本的に俺と2号君が鉢合わせることもほとんどなく
「こんなんでいいのか?公認の浮気だよなこれ」
って状態が2週間~3週間ほど続いてました。
彼女も最初は自分の決断に戸惑っていたようで、少なくとも俺が行った時は必ず
「こんな状況が許されるわけが無いのはわかってる。
気持ちの整理つけるまで待って。本当にごめんなさい。」
と言ってました。
まあ普通に考えてS子の都合良過ぎ、ってのはわかってました。
それでもそんな状況が数週間続くと、俺も慣れてしまって「まあいいや」みたいな気持ちになってた。
こんな感じなので浮気がばれる前ほどS子のことが好きではなかったのかもしれません。
が、気にせず付き合いを続ける俺ら。
でもね、SEXに関して嫌じゃなかったわけじゃない。
だって「昨日の夜2号君来たよ」とか言われたら、正直「なめんな」とか思ってたから。
それでも彼女である以上したけど、頻度は多くなかった。
そんな関係を崩したのは俺。
当時バイトを3つかけもっていて、その中のメインのビデオレンタルの店に新店ができた。
そっちに飛ばされた・・・orz
実家よりもS子の家のほうが近かったので頻繁に出入りするようになった。
それを知った2号君も何故か頻繁に来るようになり、1週間の内4日は三人で暮らすようになった。
もっとも俺が他のバイトしてるときも2号君は居たようなので、彼は完全にS子の家に転がり込んだんだと思う。
そうすると困るのが夜の生活。
男2人で女1人の3Pなんぞしたことがない。
それは三人とも同じで最初数日は
寝る準備>布団に入る>雑談>おやすみ
って感じだった。
気まずい。
理由はわかってるけど本当に気まずい。
寝静まった感じだけどお互い遠慮してる感じがまじで嫌だ。
夜、寝る直前でもハイテンションな俺なので、その温度差が嫌だった。
しかし・・・3Pか。
と悩んだ。
悩んだけど三日目で挫折した。
三人でまた寝ることになり、雑談が始まったが
「なんでこんな修学旅行みたいなこと続けにゃならんのだ」
と思い、普通に意見を言ってみた。
思えば2号君に遠慮していて自分の意思を伝えることが少なかった俺。
「なあ、2号君もS子もさ?」
S子「どうしたの?」
俺「気まずくね?このなんちゃって修学旅行。」
S子「どうして?面白いよ?」
既にこの時点であんまり反省していない感じのS子。
まあいい、放置。
2号君「ああ、SEXのことでしょ?気まずいよねw」
S子「だってしょうがないでしょ?」
俺「しょうがなくない。もう3Pでよくね?」
2号君「いいね!それいい!」
即答するなよ。
数日悩んだ俺が馬鹿みたいじゃないか。
馬鹿だけど。
当然S子は嫌がる。
「無理無理!恥ずかしすぎる!それに二人共お互い恥ずかしいでしょ?」
俺「修学旅行の風呂みたいなもんだ、もう気にならない。」
2号君「そだね、それにこの状況を作ったS子に否定する権利ないよねw」
2号君はかなり楽しそうだ。
S子は不満気だったけど、自分のせいでこの状況が作られてるのもわかってたらしくOKした。
順番はどうするか、とかくだらないことも決めた。
格闘ゲームの勝敗とかの景品にして。
S子は横でゲームを見ながら微妙そうだった。
んで3Pすることになったんだけど割と興奮した。
てか普通に楽しかった。
結局S子も慣れていったし。
前置き長いな、マジすまない。
何故か喧嘩する事は一切なく2ヵ月半くらい経過しました。
が、この頃からどうも2号君の様子がおかしくなりだした。
前は俺のバイト中にS子と出かけたりすると、必ず連絡をよこした2号君。
「今日ちょっと2人で買い物行って来るね」とか。
それは俺も同じだったし、それでいいと思ってた。
でも俺がバイトに行って帰って来ても誰も居なかったり、2号君とS子が居ても
2号君は「おかえり」も言ってくれないようになった。
S子は言ってくれるんだが。
おかしい、というかなんとなく検討がついていたけどS子に聞いてみた。
俺「なんで最近2号君は俺に余所余所しいの?」
S子「そんなことないよ」
と否定するがそんなことある。
追求するとS子は教えてくれた。
「最近2号君ね、1号君に嫉妬してるみたい。」
俺「やっぱな」
S子「知ってたの?」
俺「知ってたわけじゃないけどさ、ずっと三人で生活は無理でしょ。誰かがそう言い出すと思ってたし。」
S子「うん、そうだよね。2号君に言うなって言われてたんだけどね・・・」
と、あっさり口止めされてたのを話すS子。
しかも自分から。
S子「なんか1号君は何も考えてないだろうけど、俺はこの状況限界って言ってたよ。
このままでいたら何をするかわからないって。」
何も考えてないとは失礼な。
それにこの状況でいいって言ったのは2号君の方だ。
俺も否定しなかったけど。
俺「なにをするかわからないって・・・なあ?」
S子「うん、カッターナイフのこともあるし、2号君切れるとなにするかわからなそうだよ・・・」
俺「まあいいや、そうなったらなったで。その時考えるよ」
S子「お願いだから危ないことしないでね?嫌だよ?1号君居なくなるのは」
居なくなるって・・・。
俺死ぬんですか?
まず2号君が
・挨拶一切しない。
・そもそも俺の話を聞かない。
・夜、寝るときに自分の方にS子を持って行き話さない。
・俺の服が破かれてる。
・格闘ゲームしてくれない。
などなど。
小学生のいじめですか?ってくらい些細なことをするようになった。
決定的だったのは三人で撮った写真の俺の顔だけが切り抜かれたことだった。
いい加減頭にきて文句を言おうとした。
だけど写真を見て先に切れたのはS子だった。
「2号君、いい加減にしなよ!そんな影でわかりやすい嫌がらせするなんて最悪だよ?!
三人で楽しく撮った写真なのになんでこんなことするの?!」
それを聞いてガンダムの雑誌みたいのを見てた2号君が止まった。
そして立ち上がる2号君。
ちなみに俺の身長181cm、2号君の身長180cm、ついでにS子の身長158くらい。
俺ら2人が立つとS子がはかなり小さい。
「・・・ふざけんなよ」
あ、やばい。
絶対切れてる。
「お前ふざけんなよ!お前が結論出さないからこうなったんじゃねえか!
最悪?最悪なのはこいつだよ!」
と俺を睨む。
S子に怒っているのか、それとも俺に怒っているのか。
俺「2号君、落ち着けって。何か悪いことしたなら理由をおs「うるせえ!!」」
遮られました。
2号君「なんでお前ら2人してそうなの?俺が何したっていうの?!」
S子は泣きながら「写真切り抜いたり無視したりしてたでしょ?!」
2号君「したよ!なに?それ!俺が悪いの?謝ればいいの?はいはいごめんなさい」
なんか錯乱してて2号君は話を聞いてくれる状況じゃなかった。
俺が何を言っても「うるせえ!」しか返ってこなかったから。
だけどS子が泣きながら床に座り込んだとき、2号君は「あ・・・ごめん。」と落ち着いてくれた。
俺が「とりあえず話そう?話はちゃんと聞くし、理解できることなら謝るから。」
となるべく優しい口調で言ったんだけど、俺の話は無視する2号君。
S子に向かって「ごめんね、ちょっと落ち着くから泣きやんで?」
と言い優しくなだめる。
その後2号君は自分の荷物から彫刻刀らしきものを取り出した。
そして俺が止める間もなく自分の手の甲に突き刺した。
俺「ちょっと!なにやってんだよ!」
まじでびびった。