573: 219 2001/08/22(水) 03:14
以前のファミレスに行くと、今度は貴子さんのほうが
先に着いていました。
この人のくせなのかもしれませんが、ずっと爪をいじっていたような
気がします。
うつむいて、爪の甘皮をおしているような行動が
何だか、とても恐ろしく見えました。私が席に着くと、相変わらず貴子さんはにっこりと笑いました。
でも、どことなく以前より目が虚ろに見えました。「どうして別れないの?」
そう貴子さんは聞きました。
「ちゃんと教えてあげたじゃない」
「そんなことより、どうしてうちの母親に変なこと言うんですか?」貴子さんは私の質問は耳に入ってないようでした。
「前の子は、ちゃんとすぐに別れたのよ」
「あなた素直そうに見えるのにねぇ」
「まだ、若いんだからほかにいい人いるわよ」段々、私は怖くなってきました。
会話が全く通じないのです。
先に着いていました。
この人のくせなのかもしれませんが、ずっと爪をいじっていたような
気がします。
うつむいて、爪の甘皮をおしているような行動が
何だか、とても恐ろしく見えました。私が席に着くと、相変わらず貴子さんはにっこりと笑いました。
でも、どことなく以前より目が虚ろに見えました。「どうして別れないの?」
そう貴子さんは聞きました。
「ちゃんと教えてあげたじゃない」
「そんなことより、どうしてうちの母親に変なこと言うんですか?」貴子さんは私の質問は耳に入ってないようでした。
「前の子は、ちゃんとすぐに別れたのよ」
「あなた素直そうに見えるのにねぇ」
「まだ、若いんだからほかにいい人いるわよ」段々、私は怖くなってきました。
会話が全く通じないのです。
575: 219 2001/08/22(水) 03:15
彼女があんまりにも
「どうして別れないのか」
ばかり言ってくるので、私は彼が言っていた台詞をそのまま
貴子さんに伝えました。私も必要だと、彼は言っているということ。
彼にとってどうやら貴子さんは癒しの存在だということ。しかし、全てを彼女に伝えることはできませんでした。
私と彼女は4人がけのソファに向かい合わせで座っていたのですが、
彼女が身を乗り出して、突然私の顔を殴ったのです。
「どうして別れないのか」
ばかり言ってくるので、私は彼が言っていた台詞をそのまま
貴子さんに伝えました。私も必要だと、彼は言っているということ。
彼にとってどうやら貴子さんは癒しの存在だということ。しかし、全てを彼女に伝えることはできませんでした。
私と彼女は4人がけのソファに向かい合わせで座っていたのですが、
彼女が身を乗り出して、突然私の顔を殴ったのです。
580: 219 2001/08/22(水) 03:16
貴子さんは何か訳のわからないことをわめいていました。「お前は淫売だ!」
「誰とでもすぐにやりやがって!」
「妊娠したら、すぐに中絶するのか!!」ここでもまた中絶の話をしていて、その話の飛び方が常軌を
逸していました。
お客さんがみんなこっちを見ています。
でも、恥ずかしいという気持ちより、恐ろしいという気持ちが
先でした。私は人に殴られるのは初めての経験でした。
とても怖く、そのまま逃げようと思い、バッグをつかむと、
貴子さんの横を通りすぎて逃げようとしました。
すると、貴子さんは横を通ろうとした私の髪をわしづかみにし、
その場に無理やり引き倒しました。そして、自分は立ちあがると、倒れた私のお腹を蹴り飛ばしました。
もう何が何だかわからない中、私は必死の思いで私は立ちあがり、
そこを逃げ出し、走りました。すぐに貴子さんが追ってくるのではないかと、とても怖く、
駅のトイレの個室にしばらく隠れていたのを覚えています。
「誰とでもすぐにやりやがって!」
「妊娠したら、すぐに中絶するのか!!」ここでもまた中絶の話をしていて、その話の飛び方が常軌を
逸していました。
お客さんがみんなこっちを見ています。
でも、恥ずかしいという気持ちより、恐ろしいという気持ちが
先でした。私は人に殴られるのは初めての経験でした。
とても怖く、そのまま逃げようと思い、バッグをつかむと、
貴子さんの横を通りすぎて逃げようとしました。
すると、貴子さんは横を通ろうとした私の髪をわしづかみにし、
その場に無理やり引き倒しました。そして、自分は立ちあがると、倒れた私のお腹を蹴り飛ばしました。
もう何が何だかわからない中、私は必死の思いで私は立ちあがり、
そこを逃げ出し、走りました。すぐに貴子さんが追ってくるのではないかと、とても怖く、
駅のトイレの個室にしばらく隠れていたのを覚えています。
587: 219 2001/08/22(水) 03:18
私はその夜、彼に電話をしました。
そして、その日起こった事実を彼に告げました。彼は、貴子さんがそんなに激情した姿を見たことがないらしく
最初は信じませんでしたが、彼女が「中絶」について
妙にこだわっている、ということを話すと、ちょっと反応が
変わりました。何と、彼女は一度彼の子供をおろしているそうなのです。そこから、なぜ私が中絶することに話が発展したのかは
わかりませんが、何か歪んだ感情が彼女の中にずっと
あるのかもしれません。ただ、彼のそんな話を聞きながら、私は彼と別れようと
ぼんやり思いました。もう、私がついていける状況ではない、と思ったのです。
そして、その日起こった事実を彼に告げました。彼は、貴子さんがそんなに激情した姿を見たことがないらしく
最初は信じませんでしたが、彼女が「中絶」について
妙にこだわっている、ということを話すと、ちょっと反応が
変わりました。何と、彼女は一度彼の子供をおろしているそうなのです。そこから、なぜ私が中絶することに話が発展したのかは
わかりませんが、何か歪んだ感情が彼女の中にずっと
あるのかもしれません。ただ、彼のそんな話を聞きながら、私は彼と別れようと
ぼんやり思いました。もう、私がついていける状況ではない、と思ったのです。
591: 219 2001/08/22(水) 03:20
その後、私は彼と別れました。
別れ話をすると、今度は彼が私の家の前まで来てしまったりと
ややこしいこともありましたが、無事に今では縁を切ることが
できました。彼は、貴子さんと結婚したようです。
これは、友人に聞きました。
私は、彼女の異常な一面を見てしまいましたが、彼の前では
物分りのいい女性を未だに演じているのかもしれません。私は・・・・。
新しい彼氏ができました。
とてもいい人です。
一時は男性不信になりそうだったのですが、その人のおかげで
人をまた信じることができるようになりました。
今は、幸せです。長々と話を書いてしまいました。
お付き合いいただいた方、どうもありがとうございました。(終)
別れ話をすると、今度は彼が私の家の前まで来てしまったりと
ややこしいこともありましたが、無事に今では縁を切ることが
できました。彼は、貴子さんと結婚したようです。
これは、友人に聞きました。
私は、彼女の異常な一面を見てしまいましたが、彼の前では
物分りのいい女性を未だに演じているのかもしれません。私は・・・・。
新しい彼氏ができました。
とてもいい人です。
一時は男性不信になりそうだったのですが、その人のおかげで
人をまた信じることができるようになりました。
今は、幸せです。長々と話を書いてしまいました。
お付き合いいただいた方、どうもありがとうございました。(終)
596: 355 2001/08/22(水) 03:21
219さん
本当勇気いりますよね。でも全部書き終えると達成感が湧いてきました。みなさんの温かい言葉大変うれしいです、ありがとうございます。
本当勇気いりますよね。でも全部書き終えると達成感が湧いてきました。みなさんの温かい言葉大変うれしいです、ありがとうございます。
606: 219 2001/08/22(水) 03:25
そうですね。>>355私もだいぶ眠いので、そろそろ寝ます。
私の男を見る目がなかったために出会ってしまった
変な事件でした。長いことお話を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
また名無しに戻ります。。。それでは・・。
私の男を見る目がなかったために出会ってしまった
変な事件でした。長いことお話を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
また名無しに戻ります。。。それでは・・。
引用元: ・◇修羅場◇ part4