都合のいい女を何年もやっていた事に気付いて逆上した私!

B!

781: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:23
数年前の話で、皆さんが期待するほどの修羅場ではないかもしれないんですが……。私と充は、高校時代からずっとつきあってました。途中一時別れたりもしてた
けど、結局戻って来て、もう一生このまま隣にいるんだろうと思ってたんです。
で、就職して3年ほどたった頃、私が仕事で身体を壊し、仕事を辞めて、
一時充の家に転がり込んでいたんですね。一緒に住む事を私は楽しみにしていたし、
充も嬉しそうだったんですが。
しばらくして、喧嘩して気まずいなんて事は何も起こっていないのに、なんだか
空気が今までと違うなあ、何が違うのかな~と思い始めて。なんとなくよそよそしい、
充の気持ちがどこを向いているのかわからなくて不安に感じ始めていた頃、
その電話がなりました。

 

784: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:27
それは、平日の昼間だったと記憶してます。
部屋の電話が鳴るんです。でも、充は当然仕事中なので、留守電が
応答します(私あての電話は携帯にかかってくるので、部屋の電話には
出ないようにしていた)。
「あの~、曜子ですけど」
知らない女でした。まあ、彼には女友達もいる事を知っていたので、
第一声にはびびらなかったんですね。でも
「この間、そっちに行った時に言っていた温泉の話なんだけど、
日程を決めたいから電話ください。この間はごめんね、なんだか
いろいろ。電話待ってます」
‥‥‥。声音を再現するのは難しいんですが、曜子という人が、
明らかに充に気があるのはわかる声でした。
気を惹く為にこびた声だったというか。
よっぽど受話器を取って「あんただれ?」と言おうかと
思ったんですが、でも驚きのあまり立ちすくむうちに、
電話が切れました。
(コピぺがうまくいかなくて、改行がおかしいんですが、お許しを)

 

785: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:28
充が帰宅した後で、私はできるだけさりげなく
「あ、なんか留守電入ってたよ」
と持ちかけました。再生ボタンを押した彼は、メッセージを聞き終えても顔色ひとつ変えません。しびれをきらした私が
「だれ?」
と聞いたら、私の知らない友人との事。
「こっちに来てた、ってどういうこと?」
「いや、皆で飲んだ事があってさ」
その時、私はそれ以上突っ込みませんでした。
本当は、温泉って何のことよ、私と旅行に行こうなんて言わないくせに
一体何なのよ、とキレかかっていたんですが。ただ、ぼそっと。
「この曜子って人は充が好きなんだね……」と。
「はあ? 何言ってんの?」とかわされましたが。翌日になって、疑問がわいてきました。大体、留守電に思わせぶりに
伝言を残すってどういうことなんでしょう。充から電話するように
仕向けているとしか思えません。
帰宅した充を、今度はいろいろ問いただしました。
あくまでも友人だと言い張り、譲りません。ただの友人だから、
たまに連絡したり、仲間で遊ぶ時に会うだけだというのです。
充がそのつもりでも、彼女はそうではない、全然問題ないと
いうのなら、彼女にここで電話して、私と話をさせろ、と迫りました。
充はしぶしぶ電話しました。

 

787: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:31
電話をかけた時点ですでに夜中の1時半だったんです。
そんな時間なのに関わらず、充は
「こんな夜中に電話してごめん、実はさあ」というような話し方はしませんでした。
まるで、いつもその時間にかけているかのように自然に
「この間のあれなんだけど」というような世間話を始めるのです。
これは絶対「ただの友人」なんかじゃない、普段からよく電話しあっている仲だ、
と私は悟りました。
私に受話器を渡してくれるまで、どんな日本酒が美味しいのかといったような、
どうでもいい話を30分くらいしてました。しびれをきらした私が、
受話器を奪い取ったくらいです。
そこで曜子とどんな会話をしたか、実はちゃんと覚えていません。
ただ、私は充の彼女であり、御両親も公認で結婚する気もある事、そういう私が
あの留守電を聞いて不信感を持っても仕方ないと思うんだけど、
同じ女としてどう思うか、等と言い放った記憶があります。
とにかく、あんたの入る隙間はないからそこをよくわきまえとけ、
というような事を言って、納得させたんです。
その晩はそれでおしまいにしました。
789: 781 01/10/04 22:34
私の中で納得できていない部分が無かったとはいいませんが、
特にそれ以上この件に触れずにいたら、その週の終わりに
「部屋に友人が何人も飲みに来るから、一度実家へ帰れ」と言われ
(実家までは電車で1時間くらいだった)、私は友人と飲みに出かけました。
飲み終えて充に電話すると、友人達を泊めるから明日も遅い時間まで
こっちには来るな、といいます。
しかも、女友達も一緒だし、例の電話の曜子と共通の友人たちだ、というのです。
曜子自体は来ていなかったようですが。
女友達まで泊めるなんて聞いていなかった私は完璧に逆上し、
充の部屋に帰ると言ったのですが、充に「絶対ダメだ」と押し切られ、
実家に戻るしかありませんでした。
でも、その晩、充がその女友達を抱いているに違いないと思って、
眠れない夜を過ごしました。すけべな男なので、酔いつぶれた友達が
隣の部屋にいようと構わずにそういう事ができるだろうと思ったからです。
実際、私たちの共通の友人が眠る隣でsexした事もあったし。
それまで、一度も浮気を疑った事がなかったのに、私の中には
「絶対ヤっている」という確信があったんです。なんでかわからないけど。

 

790: 781 01/10/04 22:37
次の日戻った私は、充の隙を見て、携帯電話の通話記録を見ました。
曜子との頻繁なやり取りがわかり、更に逆上しました。
やはり「たまに連絡する程度の友達」だというのは嘘だったんです。
まめに電話するタイプの男でもなかったし。
考えているうちに、他にも嘘が見えて来て、それまで彼を信頼し、
友人と会うから今週はデートできない、というような話を全て受け入れて
きた自分が哀しくなってきました。寂しくても我慢していたから、
積もり積もった鬱憤が爆発しちゃったんですね。
その夜、私は充を「私の信頼をなんだと思ってたの? ふざけんな!」と
平手打ちし、しばらく距離を置いてお互いを考え直す事にしました。
平手打ちしたらすっきりしたんですが、やはり溝は残り、結局別れました。
凄く相手を信頼していたし、長くつきあっていたので、失恋の痛手から
立ち直るのにたっぷり半年かかりましたが(その間ほとんど廃人で再就職もできなかった)、
そんな私も今は全く違うタイプの人と結婚して幸せにしてます。
充も結婚したらしいんですが、曜子とは違う相手らしいです。
今となっては、曜子がただの友人だったのかどうかわかりませんが、少なくとも
曜子が充に片思いしていた事は断言できます。‥‥でも、今こうやって書いてみると、私がただの嫌な女ですかね?
都合のいい女を何年もやっていた事に気付いて逆上した、という話
なんですけど、私の中では(^^;)

 

792: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:45
>>781
全然嫌な女なんかじゃないよ。
そして、>>781の今が幸せでよかったと思う。

 

793: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:48
どんな日本酒が美味しいのか気になるところです。

 

794: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:50
曜子がなんて答えたのか知りたかったなあ。

 

796: 781 01/10/04 22:56
>>792 そういっていただけると嬉しいです。ありがとう。>>793 う~ん。覚えてないです~~。
そういう話をしている間に私の怒りが治まると思ってたんでしょうが、
私はその話の間に怒りを増加させていたんで、耳に入ってなかったもんで(^^;)>>794 う~ん。なんか「私が留守電を聞いたらやっぱり気にするかも、
ごめんなさい」みたいな事を言ってましたが……。

 

797: 恋人は名無しさん 01/10/04 22:58
充は、曜子と共通の友達と結婚したのかな・・・?

 

798: 恋人は名無しさん 01/10/04 23:00
充はたぶん
「できちゃった」んだよ

 

799: 恋人は名無しさん 01/10/04 23:04
曜子のその後が気になるところです。

 

801: 781 01/10/04 23:30

>797 いや、結構年下の相手らしかったから別のルート(?)の知人かと。>798 できちゃったんじゃないみたいでしたよ~。風聞ですが。

>799 それは全然わかりません。どうなったんでしょうね。

 

802: 恋人は名無しさん 01/10/04 23:33
平手打ちしたとき逆切れされなかったですか?

 

803: 781 01/10/04 23:36
>802 まさか殴るなんて思って無かったらしく、呆然としてました。
でもそれだけでしたね。
逆切れするようなタイプじゃなくて良かったかも(^^;)

 

引用元: ・◇修羅場◇ part6

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