543: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 00:25
>>539のツヅキ
それ以来、私はほんとに何にもやる気がおきなくて、
始終ぼんやりしていました。
仕事でも、単純なミスを連発し、
それを悪いとか、しっかりしなくては、とか思うことも
できなくなっていたんです。事情を知る友人達の
さりげないフォローや励ましで、
なんとか社会生活を営んでいるという状態でした。そして順調に見えた彼の方が、
より大きな問題に悩まされているようでした。(ツヅク
それ以来、私はほんとに何にもやる気がおきなくて、
始終ぼんやりしていました。
仕事でも、単純なミスを連発し、
それを悪いとか、しっかりしなくては、とか思うことも
できなくなっていたんです。事情を知る友人達の
さりげないフォローや励ましで、
なんとか社会生活を営んでいるという状態でした。そして順調に見えた彼の方が、
より大きな問題に悩まされているようでした。(ツヅク
551: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 01:09
>>543のツヅキ
彼は、人前では明るくふるまっていました。
妻のこと、子供のこと、問われるままに答え、
明るい冗談を言っていました。しかし、職場にいた友だちはみんな離れてしまい
(私に気をつかってのことだと思います。みんないい人だったから)
既婚男性/女性陣には毎日家庭のことを根掘り葉掘り尋ねられ、
それだけでも結構まいっているようでした。そして、1時間ごとに、携帯に、妻からの電話があったようです。
パチンコや、飲むことも大好きだった彼ですが、
終業時間と同時に鳴る携帯にせかされて、帰宅していました。付き合いの悪い、余裕のない彼は職場でも追い詰められていくようでした。(ツヅク
彼は、人前では明るくふるまっていました。
妻のこと、子供のこと、問われるままに答え、
明るい冗談を言っていました。しかし、職場にいた友だちはみんな離れてしまい
(私に気をつかってのことだと思います。みんないい人だったから)
既婚男性/女性陣には毎日家庭のことを根掘り葉掘り尋ねられ、
それだけでも結構まいっているようでした。そして、1時間ごとに、携帯に、妻からの電話があったようです。
パチンコや、飲むことも大好きだった彼ですが、
終業時間と同時に鳴る携帯にせかされて、帰宅していました。付き合いの悪い、余裕のない彼は職場でも追い詰められていくようでした。(ツヅク
559: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 01:21
>>551のツヅキそんな状態が半年ほど続いたでしょうか?
私は全く、立ち直る気さえなかったのですが
(いろんな人に迷惑かけました)
彼の方がダメになってしまいました。仕事中に、突然、しくしくと泣きはじめてしまったのです。
ある午後のことでした。みんな、びっくりして彼の方を見ています。
しかし彼は、涙を隠そうともせず、書類の上にぼたぼたと大粒の涙を
落とし続けるのでした。
「もういやだ…」子供みたいに、泣いています。(ツヅク
私は全く、立ち直る気さえなかったのですが
(いろんな人に迷惑かけました)
彼の方がダメになってしまいました。仕事中に、突然、しくしくと泣きはじめてしまったのです。
ある午後のことでした。みんな、びっくりして彼の方を見ています。
しかし彼は、涙を隠そうともせず、書類の上にぼたぼたと大粒の涙を
落とし続けるのでした。
「もういやだ…」子供みたいに、泣いています。(ツヅク
568: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 01:45
>>559
彼は友人に連れられてそのまま退社、心療内科かなにか
(すいません、あんまり詳しくないです)に行ったようです。彼は長期休暇をとることになり(期限を決めずに)
彼の仕事は完全に振り分けられました。私は、特に感情も持てずにそれを眺めていました。(ツヅク
彼は友人に連れられてそのまま退社、心療内科かなにか
(すいません、あんまり詳しくないです)に行ったようです。彼は長期休暇をとることになり(期限を決めずに)
彼の仕事は完全に振り分けられました。私は、特に感情も持てずにそれを眺めていました。(ツヅク
576: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 02:05
>>568のツヅキそれから2週間もたった頃でしょうか?
会社に彼妻から電話がありました。
上司が話した後、私に回してくるのです。出たくありませんでした。
逃げ出したいくらいでした。
ひどいことを言いそうで/言われそうで恐ろしかったのです。「彼を返しなさいよ」彼妻の第一声でした。(ツヅク
会社に彼妻から電話がありました。
上司が話した後、私に回してくるのです。出たくありませんでした。
逃げ出したいくらいでした。
ひどいことを言いそうで/言われそうで恐ろしかったのです。「彼を返しなさいよ」彼妻の第一声でした。(ツヅク
592: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 02:36
>>576のツヅキ「どういうことですか?」と尋ねると彼女は彼妻は黙っています。
わけがわかりません。職場ということもあり、こちらも大きな声は出せません。
黙っています。
電話を取り次いだ上司がこっちを見ています。
(彼妻が何か言ったのか気になりますが、わかるはずもありません)「こちらからかけ直しましょうか?」
言うと、彼妻は大声で叫ぶように言いました。
「彼をどこにやったのよ?彼はどこなのよ?」
昨日の夜から、彼が、家を出てしまったというのです。(ツヅク
わけがわかりません。職場ということもあり、こちらも大きな声は出せません。
黙っています。
電話を取り次いだ上司がこっちを見ています。
(彼妻が何か言ったのか気になりますが、わかるはずもありません)「こちらからかけ直しましょうか?」
言うと、彼妻は大声で叫ぶように言いました。
「彼をどこにやったのよ?彼はどこなのよ?」
昨日の夜から、彼が、家を出てしまったというのです。(ツヅク
611: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 02:58
>>592のツヅキ彼は財布と携帯だけを持って、いなくなったということでした。
「私は知りません。他をあたって下さい」
と言って電話を切りましたが、その後、彼の友人達の携帯が順番に鳴るのです。困った顔をしています。彼の携帯のメモリーはみんな控えているようでした。
彼妻は彼を探してほしいと言うことと、私が彼を隠している、
ということを喚き散らしていました。(ツヅクけど、長過ぎますか?
「私は知りません。他をあたって下さい」
と言って電話を切りましたが、その後、彼の友人達の携帯が順番に鳴るのです。困った顔をしています。彼の携帯のメモリーはみんな控えているようでした。
彼妻は彼を探してほしいと言うことと、私が彼を隠している、
ということを喚き散らしていました。(ツヅクけど、長過ぎますか?
610: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 02:57
今日は65さんペース遅いよね。もしかして眠い?
615: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 02:59
>>611
ちょっと短く書きすぎな感アリ
ちょっと短く書きすぎな感アリ
619: 65 2001/08/08(水) 03:05
630: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 03:22
>>611のツヅキぶつけどころのない怒りを抱えたまま仕事を終え、
誰とも口をきかずに家路につきました。
哀しいのと悔しいのと、不安でいっぱいでした。ほとんど泣きながら、歩いていました。
携帯が鳴りました。彼からでした。
「ごめんね」懐かしい声でした。
「なにが?」前から、近付いてくる人影が見えました。彼でした。
別人のような感じもしました。ぼんやりした印象でした。「駆け落ちしてくれないか」彼は言いました。
でも、たぶん本気ではなかったと今は思っています。
その時はわかりませんでした。
「いっしょに行こう」「ずいぶん無責任なことを言いますね」
私は、びっくりするくらい冷たい言葉を吐きました。
「今さら、なんですか?」(ツヅク…
誰とも口をきかずに家路につきました。
哀しいのと悔しいのと、不安でいっぱいでした。ほとんど泣きながら、歩いていました。
携帯が鳴りました。彼からでした。
「ごめんね」懐かしい声でした。
「なにが?」前から、近付いてくる人影が見えました。彼でした。
別人のような感じもしました。ぼんやりした印象でした。「駆け落ちしてくれないか」彼は言いました。
でも、たぶん本気ではなかったと今は思っています。
その時はわかりませんでした。
「いっしょに行こう」「ずいぶん無責任なことを言いますね」
私は、びっくりするくらい冷たい言葉を吐きました。
「今さら、なんですか?」(ツヅク…
655: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 03:46
>>630のツヅキ
彼のどこか卑屈な笑顔(だと思う)は余計に私をいらいらさせました。
好きなんだけど、そういうことはうまく言えそうにもなかったです。
止まりませんでした。「自分の言っていることがわかっているの?
結婚して、産ませておいて、それでもう無理ですなんて逃げるつもり?」彼は、自分はもうだめだと言いました。
よくわからないけどもうだめだ、という言い方が、恐ろしかったです。
もう話し合いをすることもできない、逃げることしかできない、と。実際のところ、彼についていきたいという気持ちもあったのです。
私も、仕事も何もかもやる気を持てませんでしたし、
彼を助けてあげたい、彼は私と一緒になった方が幸せだ、
というような考えまで浮かんでいたのです。(若かったので…)でも、私は彼を信用できなくなっていました。
彼は、もし一緒に逃げて、一緒に生活するようになっても、
それに疲れたらまた逃げると思いました。
私に何も告げず、家族のところにかえると思いました。
私は彼にそう言いました。「どうせ捨てられるんだったら、見知らぬ土地よりここの方がいいから」
私は泣いていました。彼は、やっぱり笑っているみたいでした。(ツヅクでいい?
彼のどこか卑屈な笑顔(だと思う)は余計に私をいらいらさせました。
好きなんだけど、そういうことはうまく言えそうにもなかったです。
止まりませんでした。「自分の言っていることがわかっているの?
結婚して、産ませておいて、それでもう無理ですなんて逃げるつもり?」彼は、自分はもうだめだと言いました。
よくわからないけどもうだめだ、という言い方が、恐ろしかったです。
もう話し合いをすることもできない、逃げることしかできない、と。実際のところ、彼についていきたいという気持ちもあったのです。
私も、仕事も何もかもやる気を持てませんでしたし、
彼を助けてあげたい、彼は私と一緒になった方が幸せだ、
というような考えまで浮かんでいたのです。(若かったので…)でも、私は彼を信用できなくなっていました。
彼は、もし一緒に逃げて、一緒に生活するようになっても、
それに疲れたらまた逃げると思いました。
私に何も告げず、家族のところにかえると思いました。
私は彼にそう言いました。「どうせ捨てられるんだったら、見知らぬ土地よりここの方がいいから」
私は泣いていました。彼は、やっぱり笑っているみたいでした。(ツヅクでいい?
678: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 04:12
>>655のツヅキこの日から、彼は姿を消しました。
(私は知りませんでしたが、友人の家にこもっていたそうです)
彼には多分、それしかできなかったのだと思います。
家庭で何があったのかまではわかりませんが。しかし翌日、職場に彼妻があらわれました。
私の席までやってきて、大声で、言いました。
「欲しいんだったら他の男にしなさいよ、泥棒!」彼妻は化粧も崩れたひどい顔をしていました。
昨日ずっと、彼を待っていたんだろうな、かわいそうにな、
と一瞬だけ思いました。でも一瞬だけでした。
「言い掛かりです」「言い掛かり?汚いこといってるんじゃないわよ」
「汚い?何のことですか?きちんと説明していただけますか?」
「よくいうわよ、ひとのダンナに勝手に惚れて、
ストーカーまがいのことをしているくせに!」
上司達の目が気になりましたが、会社を辞めてもいいな、と
思う気持ちもどこかにありました。
「ストーカーはどっちですか、こんなふうに言い掛かりをつけて
会社まで乗り込んできて、気持ち悪いんですよ!」
(て、ココマデ
(私は知りませんでしたが、友人の家にこもっていたそうです)
彼には多分、それしかできなかったのだと思います。
家庭で何があったのかまではわかりませんが。しかし翌日、職場に彼妻があらわれました。
私の席までやってきて、大声で、言いました。
「欲しいんだったら他の男にしなさいよ、泥棒!」彼妻は化粧も崩れたひどい顔をしていました。
昨日ずっと、彼を待っていたんだろうな、かわいそうにな、
と一瞬だけ思いました。でも一瞬だけでした。
「言い掛かりです」「言い掛かり?汚いこといってるんじゃないわよ」
「汚い?何のことですか?きちんと説明していただけますか?」
「よくいうわよ、ひとのダンナに勝手に惚れて、
ストーカーまがいのことをしているくせに!」
上司達の目が気になりましたが、会社を辞めてもいいな、と
思う気持ちもどこかにありました。
「ストーカーはどっちですか、こんなふうに言い掛かりをつけて
会社まで乗り込んできて、気持ち悪いんですよ!」
(て、ココマデ
679: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 04:13
地雷妻の本領発揮だね。ほんと恐すぎ。
709: 恋人は名無しさん 2001/08/08(水) 22:31
65さんの人生応援!
つらいことがあっても、次にはいいことが待ち受けている。
ガンバロー。
つらいことがあっても、次にはいいことが待ち受けている。
ガンバロー。
引用元: ・◇修羅場◇